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パワーシフト! アメリカのグリーン・ニューディール。ヴァン・ジョーンズ The Green Collar Economy

 アメリカのグリーン・ニューディールは、国や企業のための大規模な経済振興策と雇用促進だけでなく、まるで70年代の熱狂、グラスルーツ、スチューデントパワーといった動きをもっと”グリーン”にした力強いパワーをもっているという人がいます。そうした話をしてくれる人が必ず触れるのは、Van Jonesさんが書いた「The Green Collar Economy」という本です。まだ読んでませんが、とても今の時代に強いメッセージをおくるもののようです。

Greencollareconomy
-----image : vanjones.netキャプチャー画像

 ここにパワーシフト2009というイベントでのヴァン・ジョーンズさんの声明があります。以前、最初にみた演説にも増してパワフルな内容だと思います。

Van Jones Keynote at Powershift 09

(energyaction,2009年03月10日)

 パワーシフトは、運動ムーブメントと呼ぶべきものになりつつあるようです。

The Global Power Shift

(energyaction,2009年03月06日)

Greenforall-----image : Green for Allサイトキャプチャー画像

Green for All : about

 気候変動とエネルギー問題への答えは面的な動きを必要とします。国家、企業だけでは解決不能です。多くの国民が参加する、できる、そしてそれによって貧困から抜け出し、人間らしい暮らしを得ることができるためのものである必要があるという強烈なメッセージには、びっくりするとともに、アメリカの多面的な社会を強烈に印象付けるものです。

 ともすると、グリーン・ニューディールは国、企業にまずてこ入れをし、その結果国民に益をもたらすということで、大規模発電所、送電網などの大型プロジェクトに目が行きがちです。しかし、再生可能エネルギーの可能性は、小規模分散型のシステムの可能性でもあります。大きなシステムより、有効地域の状況を生かして、地域の人の暮らしに益する等身大のビジネスが活性化するものであるというヴィジョンです。

 この動きに賛意を感じるとともに、豊かな国の地方、貧しい国での再生可能エネルギービジネスの展開に大きなヒントを見出した気がします。(t_t)

関連記事
Van Jones Q&A About His New Book "The Green Collar Economy"-----Huffingtonpost,October 20, 2008

VIDEO: "America's Youth is Getting Angry"-----watthead,APRIL 10, 2009

Power Shift on Focus Earth

(campusprogress,2009年04月08日)

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