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三井造船が焼酎粕の処理、再利用化を可能にするバイオマス飼料化施設を大分で完成

 三井造船の焼酎粕バイオマス設備としては10基目の施設が大分県の焼酎工場に完成したということです。焼酎の製造過程で不要となるバイオマス資源である麦・米の粕をメタン発酵させ、バイオガスを作り、その燃焼熱により蒸気作り、焼酎粕を濃縮・乾燥し、さらに飼料原料として再利用するということです。大分の三和酒類といえば、”いいちこ”じゃないですか! 愛飲させていただいております。

プレスリリース / 三井造船、2009年04月08日
「三和酒類向けバイオマス飼料化設備」竣工 地球温暖化防止、国内飼料自給率向上に寄与 九州地区に10基目の施設
20090408_ph01-----image : 同リリースより

" 三井造船株式会社(社長:加藤 泰彦)は、三和酒類株式会社(大分県宇佐市、赤松 健一郎代表取締役社長)向け焼酎粕バイオマス飼料化施設建設工事が完了し、このほど竣工しました。

本設備は、農林水産省のバイオマス利活用交付金を活用して建設され、麦焼酎の製造過程で発生する焼酎粕の一部をメタン発酵し、発生するバイオガスにより得られる蒸気を利用して焼酎粕を濃縮・乾燥し、飼料原料として再利用するものです。
..........

三井造船の焼酎粕バイオマス設備の実績
顧客名 完成年月 規模(t/d) 成分
三和酒類 1997年12月 120t 麦
川内酒造協同組合 2003年3月 130t 麦・米
三和酒類 2003年12月 120t 麦
球磨焼酎リサイクリーン 2004年7月 70t 米
西薩クリーンサンセット事業共同組合 2004年10月 200t 麦・米
宝酒造 2006年3月 100t 芋・麦
霧島酒造 2006年10月 60t 芋(脱水ケーキ)
大隅酒造事業協同組合 2007年2月 130t 芋・麦
西都リサイクル協同組合 2007年3月 100t 芋・麦 "

関連記事
九州で10基目の焼酎粕バイオマス飼料化施設が竣工 - 三井造船-----マイコミジャーナル、2009/04/08

コメント続き
 ポリフェノールもできるらしいです。(t_t)

焼酎かす活用 三和酒類にバイオマス施設-----Oita-press,2009年04月09日

" .....年間で約四万五千トンの焼酎かすを受け入れる能力があり、家畜飼料は約八千トンを製造、販売できる。食品棟は焼酎かすのポリフェノールやギャバなどの成分を精製し濃縮。食品素材としてメーカーに販売する。...... "



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