東大がチリで天体観測施設と地域にも貢献できる大型太陽光発電所を建設プランを発表
東京大学が南米のチリの赤外線透明度が高いアタカマ砂漠の高山で計画している先端の大口径望遠鏡への電力供給を主眼に、大型光発電と送電の研究にまで取り組むSolar-TAOプロジェクトが動きだしたそうです。さらに、そして温暖化ガス測定までを含めた研究施設と地域への配電のために必要な技術の研究という異分野の複合的な研究のために建設される太陽光発電所の規模は、なんと約20ヘクタールの土地に2万キロワット程度の太陽光発電所と以下の報道は告げています。びっくりするぐらいの規模です。20MWの太陽光発電所を赤道から2000km程度の場所で高地で温度も低い土地で運用するということとですから、日本とはまったくことなる発電量が期待できそうですね。
-----image : GoogleEarthキャプチャー画像。[Google MapでMt.chajnantor山麓]-----
・ソーラーパワー、動け大望遠鏡 東大がチリで発電計画-----asahi.com,2009年4月12日
" 東京大が、南米チリ北部のアタカマ砂漠で世界最大級の太陽光発電を始める。14年ごろの観測開始を目指す赤外線望遠鏡の電力をまかなうほか、近くの市にも供給する計画だ。 "
関連
・Solar-TAOプロジェクト
コメント続き
チリのこの地域、アタカマ砂漠にあるチャナントール高原には、国際的な協力の下に大型の天体観測プロジェクトが行われてきたのですね。
上のサイトのパノラマ写真では、10kWp程度の太陽電池も映像に収まっています。まるで月のような土地で空気も澄んでいるのが写真でもわかります。(t_t)
参考
ALMA - General Info
(almaobservatory,2008年07月08日)
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・砂漠で太陽光発電、超電導で効率送電 東大、チリで試験計画 / クリッピング NIKKEI NET-----自然エネルギー、2009/04/16
https://greenpost.way-nifty.com/k/2009/04/nikkei-net-31cd.html
投稿: 追加情報 砂漠で太陽光発電、超電導で効率送電 東大、チリで試験計画 | 2009/04/16 23:43