ほくでんのメガソーラー&電気自動車導入計画
メガソーラー、この言葉も日本ではだいぶおなじみになってきました。ほくでん(北海道電力)が、北海道伊達市の同社敷地内に1MWの太陽光発電所、メガソーラーの建設と2009年度には電気自動車7台を導入2020年までに100台程度を導入する計画を発表しました。
プレスリリース / ほくでん、2009年3月 26日
-----image : 添付資料「伊達メガソーラー発電所(仮称)」の概要[PDF:204KB]よりキャプチャー画像、[Google マップ]
・ほくでんグループの新エネルギーへの取り組み体制とメガソーラー発電の導入、電気自動車の導入について
" ほくでんグループの新エネルギーへの取り組み体制
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具体的には、水力発電事業で豊富な経験と実績を有するグループ会社の「北海水力発電株式会社(以下、北海水力発電という)」の事業に、新たに太陽光・風力発電に関する事業を加え、北海水力発電をほくでんグループにおける再生可能エネルギーの中心会社と位置付けます。
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メガソーラー発電の導入メガソーラー発電については、当社は、2020年度までに5千kW程度の導入を目指し検討を進めていますが、このたび、1千kWを当社伊達発電所構内へ設置することとしました。
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ほくでんグループは、この1千kWのメガソーラー発電の建設・運転などの経験を通じて、知見を高めながら、残りの4千kW程度についても検討を進めていきます。電気自動車の導入
電気自動車(プラグインハイブリッド車を含む)の導入については、当社の業務用車両のうち、小型乗用車と軽自動車の約300台を対象に検討を進めてきましたが、積雪寒冷、山間部が多いといった北海道の地域特性を勘案し、検討対象の1/3にあたる100台程度を、2020年度までに順次導入していくこととしました。
2009年度には電気自動車7台を、一般の事業所の他にとまりん館などのPR施設に1台ずつ導入し、お客さま訪問などの業務や各種イベントで活用する予定です。その後は、車両の更新時期にあわせて順次導入していきますが、自動車メーカーの開発や販売状況などを踏まえ、適宜計画を見直しながら、導入拡大を目指していきます。
なお、電気自動車100台程度を導入することによるCO2排出量削減効果は、年間約50tとなる見込みです。【添付資料】
「伊達メガソーラー発電所(仮称)」の概要[PDF:204KB]
「ほくでんエコエナジー株式会社」の概要[PDF:12KB] "
コメント続き
太陽光発電などの再生可能エネルギーの利用と電気自動車やプラグインハイブリッド車の導入が今後進んでいくなかで、地域の電力利用と消費の中で、エネルギーの地産地消という文脈もでてくるに違いありません。日本型スマートグリッドも消極的にではあるようですが検討されているようです。世界が再生可能エネルギーも含めたエネルギー再編に動くなかで、スマートグリッドは大きな位置を占めるようになってきました。日本の積極的な研究がのぞまれ、それが行われない時、またしても日本は、エネルギーの世界で消費者という立場(一次エネルギーとエネルギー関連技術の輸入国)にとどまり、結果大きなビジネスチャンスも失いかねません。
そんななかで、アメリカが、原子力発電所の使用済み核燃料の商業用再処理施設や高速炉の建設計画を取りやめる方針を明らかにしたことは、大きなニュースとなっています。
・アメリカは、核推進を撤回。効率化、再生可能エネルギーなどへの傾注を強化-----自然エネルギー、2009/04/22
そして、アメリカはスマートグリッドと再生可能エネルギーなどへの本格的なコミットを次々と打ち出しそうです。ブッシュからオバマへ、エネルギーの世界でも大きな流れが生まれています。(t_t)
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