環境省 小水力発電も含む平成21年度地球温暖化対策技術開発事業支援先内定
環境省は、再生可能エネルギー導入技術実用化開発分野に小水力発電を含む各分野での内定、採択案件を発表しました。日本が目指す環境技術の方向性は気になるところです。
プレスリリース / 環境省、平成21年3月31日
・平成21年度地球温暖化対策技術開発事業の採択案件の内定について(お知らせ)
" 環境省では、エネルギー起源二酸化炭素の排出を抑制する、早期かつ広く普及が見込まれる技術の開発(省エネルギー対策又は石油代替エネルギー導入に係るものに限る。)について、民間企業、公的機関、大学等の研究機関から提案を募集し、優れた内容の取組を支援することとしています。
このたび、平成21年度の地球温暖化対策技術開発事業(競争的資金)の新規採択案件を内定しました。これは、平成21年1月21日から2月20日までの公募期間中に応募のあった事業について、専門家・有識者からなる評価委員会(地球温暖化対策技術検討会技術開発小委員会)の評価及び審査を経て決定したものです。(1)
事業の目的
京都議定書目標達成計画においては、地球温暖化対策技術の開発を基盤的施策とし、実用化を促進する技術の開発・実証を進めることとしています。
このため、基盤的な省エネ・代エネに係る、効果的な地球温暖化対策技術の実用化・製品化について、民間企業、公的機関、大学等の研究機関から提案を募り、優れた提案と確実な実施体制を有する民間企業等に対して支援を行うものです。
(2)
採択を内定した事業
下記の5分野について公募し、応募のあった70件の事業について、専門家・有識者からなる評価委員会(地球温暖化対策技術検討会技術開発小委員会、別紙3)の評価及び審査を経て、9件の採択を内定しました。
特に「バイオマス利活用分野」と「水素/燃料電池分野」に該当する課題については、各分野における専門家(技術アドバイザー、別紙3)による事前評価を行うことにより、体制の充実を図りました。
採択を内定した事業の事業名、代表者の氏名等については別紙1、事業概要等については別紙2のとおりです。
【公募対象分野及び採択件数】[1]
省エネ対策技術実用化開発分野
(応募件数22件、採択2件)
[2]
再生可能エネルギー導入技術実用化開発分野
(応募件数32件、採択4件)
[3]
都市再生環境モデル技術開発分野
(応募件数 5件、採択1件)
[4]
循環資源由来エネルギー利用技術実用化開発分野
(応募件数 0件、採択0件)
[5]
製品化技術開発分野
(応募件数11件、採択2件)
添付資料
[添付資料] (別紙1)採択内定事業一覧 [PDFファイル 77.5KB]
[添付資料] (別紙2)採択案件の概要 [PDFファイル 140KB]
[添付資料] (別紙3)委員名簿 [PDFファイル114KB] "
コメント続き
再生可能エネルギー導入技術実用化開発分野に内定した「開放水路用低落差規格化上掛け水車発電システムの開発」は、このところ昔ながらの上掛け水車について興味をもっているので、特に期待したい内容です。(t_t)
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