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東大先端科学技術研究センターが泥を使った色素増感太陽電池で変換効率10.3%を達成

 NIKKEI Tech-On!で30日に報道された東京大学先端科学技術研究センターが泥を使った色素増感太陽電池で変換効率10.3%を達成したというニュース。10%越えということで、注目してみました。

【化学学会】東大が粘土を使う色素増感型太陽電池,効率10.3%-----Tech-On!,2009/03/30

" 東京大学の研究グループは,クレイ(粘土)を電界質の媒質に利用する色素増感型太陽電池を作製し,10.3%という高い変換効率を確認した。「日本化学会第89春季年会」(日本大学,2009年3月27~30日)で発表した。 "

関連
東京大学 : 瀬川研究室

東京大学 先端科学技術研究センター / 先端をゆく #013 エコエネルギー:次世代太陽電池を研究する

 Tech-On!の記事によれば、泥に似た化学物質は、ゲル化することで液漏れが起こりやすいという色素増感型太陽電池につきまとっていた課題を解決するための電解質を得るために利用されたという。変換効率10%越えを果たすことも珍しくなくなった色素増感太陽電池、世界がしのぎを削るこの技術の明日に期待しましょう。(t_t)

関連エントリー
コスト半分の太陽電池開発へ 新日石が先端研と / クリッピング MSN産経ニュース-----ソフトエネルギー、2008/04/16

革新型太陽電池国際研究拠点について / プレスリリース 経済産業省-----ソフトエネルギー、2008/07/09

参考エントリー

新しい高効率色素増感太陽電池の開発 / プレスリリース 産総研-----ソフトエネルギー、2008/03/06

東レ、世界最高レベルの変換効率5.5%の有機薄膜太陽電池を開発 続報-----自然エネルギー、2009/03/26

光で電気流す極細チューブ 次世代太陽電池に応用か / クリッピング 東京新聞-----ソフトエネルギー、2006/12/18



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