沖パワーテック、太陽光発電用パワーコンディショナー分野に新規参入
沖電気グループの沖パワーテック社が10kWの設備、施設用の太陽光発電用のインバーターをもって、新規参入するということです。10kWのインバーターを複数並列(最大6台まで)運転することでさらに大型のシステムにも対応できるということです。
・太陽光発電普及へ新制度、家庭からの電力購入価格を倍に!? 固定価格買取制がスタートするのか-----自然エネルギー、2009/02/24
プレスリリース / 沖電気工業、沖パワーテック、2009年2月23日
-----image(”OPTの太陽光発電用パワーコンディショナー”) : 同リリースより
・太陽光発電用パワーコンディショナー分野に新規参入
" 業界初、DSP制御による高効率絶縁型パワーコンディショナーの営業開始
OKIのグループ企業で電源装置の開発・製造を行っているOKIパワーテック(社長:宇川 彰、本社:福島県福島市、以下OPT)は、このたび太陽光発電用パワーコンディショナーをJFE電制株式会社(社長:山内 豊、本社:東京都港区、以下JFE電制)と共同開発しました。業界初のDSP(Digital Signal Processing; デジタル信号処理)制御を絶縁型DCDCコンバータ(注1)に採用することにより、これまで電力変換効率に課題があった絶縁型でも高効率発電を実現することに成功しました。
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回、新たに開発した太陽光発電システム用10kWパワーコンディショナーは、屋外仕様でコンパクト化を図るとともに放熱・保守性を重視した高周波絶縁型です。OPTが得意とするDSP制御技術を用い、広範囲の入力電力に対し高効率を維持し省エネを実現します。複数のDCDCコンバータをDSP制御により、最適な稼働数および変換効率に制御する「マルチフェーズ制御(注2)」方式を採用することで、入出力の電圧や電流を柔軟にコントロールすることが可能となりました。
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製品の特長高周波絶縁型 10kW
屋外仕様でコンパクト、放熱・保守性を重視
広範囲の入力に対し高効率を維持
複数コンバータを搭載し、DSP制御によるマルチフェーズ(分割)制御
並列運転、ネットワーク接続機能搭載可能
主な仕様入力電圧:DC200~450V
出力電圧:AC202V 3φ 50/60Hz(系統連係時)
出力電力:10kW
電気方式:三相3線(V接地Δ結線)
絶縁方式:高周波絶縁
形状:600×600×280mm
重量:65Kg "
コメント続き
太陽光発電の普及に経済産業省が乗り出すことになり、太陽電池関連の事業者の間には、明るいニュースとなって広がりました。
・太陽光発電普及へ新制度、家庭からの電力購入価格を倍に!? 固定価格買取制がスタートするのか-----自然エネルギー、2009/02/24
これをきっかけに、他の再生可能エネルギーの分野も、同様の導入促進策がとられ、資源のないわが国の将来に、再生可能エネルギーがそれこそ、10%を越え2030年には30%、2050年には50%を越えるような数字でわが国のエネルギーの供給を担う存在になることを希望しています。(t_t)
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