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豪Oceanlinx社、シドニーで波力発電所建設計画が本決まり、波力利用の実用化に向けて動きだした

 オーストラリアのOceanlinxが2005年からテスト運用していた波力発電所が無事に試験を終了し、シドニーで正式に運用が開始されることが決まったと発表がありました。オーシャンリンクス社のシステムも最近塩害から発電部分の機器を守ることができるということで世界中で開発競争が繰り広げられているOWC(oscillating water column)方式です。同社のユニークな点は、フロート(人工浮島)と沿岸部にすえつける二つのタイプを用意している点です。また、油井リグのような構造体にも取り付けることができ、将来的には上部で風力発電、基部で波力発電という複合発電の開発も視野にいれての研究も行う方針のようです。

プレスリリース / Oceanlinx,26 February 2009
Oceanlinx_mk_1_devicesOceanlinx_mk_1_devicel
-----image(MK 1) : Google Earthキャプチャー画像。[Google マップ : MK 1 device can be viewed at 34- 27' 07.6” S、150- 54'06.8” E]

" Oceanlinx, a leading renewable energy company, based in Australia with a unique and commercially efficient
system for extracting energy from ocean waves, is pleased to announce that it successfully re-deployed its fullscale
wave energy conversion unit at Port Kembla (south of Sydney) in early February 2009.
First deployed in 2005, the unit has been undergoing planned refurbishment and modifications over the past
few months. Work is now in progress to re-commission the unit and continue the test and trial program.
Oceanlinx’s Chief Executive, Stuart Bensley, said “The modifications to the Port Kembla unit while it was in port
was part of a structured program to apply continuous improvement to our technology. The re-deployment of
this unit is a key step in the Company’s technology development and commercialisation program.” "

Oceanlinx_floating_mk_2s
-----image(MK 1) : Google Earthキャプチャー画像。[Google マップ : floating MK 2 device is positioned at 34- 28'16.7” S, 150- 54' 56.5” E]

関連記事
Australian Academy of Science : PUBLIC LECTURES Australia's renewable energy future Wave energy: The industry now and in the future(5 November 2008)

Sucking up Wave Energy Off Rhode Island-----POPSCI.com,December 10, 2007

Australian company to make electricity in R.I. waters-----Rhode Island news,December 5, 2007

コメント続き
 同社の進行中のプロジェクトを紹介するページに紹介されていた緯度と経度でGoogle Earthに同波力発電所を表示させたのが上で紹介した地図の画像です。実際に設置されている様子がGoogle マップでも確認できますので臨場感があり、かしこいシステムの紹介の方法ですね。また何年かしたら、画像が更新されるかもしれませんね。

 さて、同社のシステムは、シドニー以外では、アメリカでハワイで2.7MWとロードアイランドで1.5MW、イングランドのサウスウエストで5MWの発電ユニット、さらにはメキシコ、オーストラリアなどで波力発電所開発計画に採用されるということです。

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沖パワーテック、太陽光発電用パワーコンディショナー分野に新規参入

 沖電気グループの沖パワーテック社が10kWの設備、施設用の太陽光発電用のインバーターをもって、新規参入するということです。10kWのインバーターを複数並列(最大6台まで)運転することでさらに大型のシステムにも対応できるということです。

太陽光発電普及へ新制度、家庭からの電力購入価格を倍に!? 固定価格買取制がスタートするのか-----自然エネルギー、2009/02/24

プレスリリース / 沖電気工業、沖パワーテック、2009年2月23日
Z08132
-----image(”OPTの太陽光発電用パワーコンディショナー”) : 同リリースより
太陽光発電用パワーコンディショナー分野に新規参入

" 業界初、DSP制御による高効率絶縁型パワーコンディショナーの営業開始
OKIのグループ企業で電源装置の開発・製造を行っているOKIパワーテック(社長:宇川 彰、本社:福島県福島市、以下OPT)は、このたび太陽光発電用パワーコンディショナーをJFE電制株式会社(社長:山内 豊、本社:東京都港区、以下JFE電制)と共同開発しました。業界初のDSP(Digital Signal Processing; デジタル信号処理)制御を絶縁型DCDCコンバータ(注1)に採用することにより、これまで電力変換効率に課題があった絶縁型でも高効率発電を実現することに成功しました。
..........
回、新たに開発した太陽光発電システム用10kWパワーコンディショナーは、屋外仕様でコンパクト化を図るとともに放熱・保守性を重視した高周波絶縁型です。OPTが得意とするDSP制御技術を用い、広範囲の入力電力に対し高効率を維持し省エネを実現します。複数のDCDCコンバータをDSP制御により、最適な稼働数および変換効率に制御する「マルチフェーズ制御(注2)」方式を採用することで、入出力の電圧や電流を柔軟にコントロールすることが可能となりました。
..........
製品の特長

高周波絶縁型 10kW
屋外仕様でコンパクト、放熱・保守性を重視
広範囲の入力に対し高効率を維持
複数コンバータを搭載し、DSP制御によるマルチフェーズ(分割)制御
並列運転、ネットワーク接続機能搭載可能
主な仕様

入力電圧:DC200~450V
出力電圧:AC202V 3φ 50/60Hz(系統連係時)
出力電力:10kW
電気方式:三相3線(V接地Δ結線)
絶縁方式:高周波絶縁
形状:600×600×280mm
重量:65Kg "

コメント続き

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直径5kmの洋上の人工の太陽熱発電島 Solar Island計画が進行中。UAEで実現か

 洋上に太陽のエネルギーを利用した大規模な発電所を建設しようという計画は世界では、さまざまな規模や企画により複数あります。太陽電池を利用したものなどもありますが、今回ご紹介するのは直径5kmもの巨大な太陽熱発電所を建設しようというスイスのSwiss Center for Electronics and Microtechnology社の計画は、UAEに直径500mのプロトタイプの実験施設を建設、さまざまなテストを開始しようとしています。現実にデモプラントを実際に建設し、実証実験を開始している例はそれほど多くないので注目の計画だと思います。

 計画通り進むなら、現実のソーラーアイランドは、2012年ころから現実の事業化を開始したいようです。洋上に巨大な構造物を建設し、太陽の熱で水蒸気を作り発電するということです。直径5kmのシステムで1GWの発電所が運用できるということです。また、陸上でも運用できる形で設計が進み、海上、陸上にかかわらず膜面構造体の上に太陽熱発電所を建設し、全体を太陽の光の向きにあわせて回転させることもできる構造となっているようです。
 
Swiss Center for Electronics and Microtechnology(CSEM) / Solar Islands(TM) a CSEM Concept

Solar Islands (TM)

(hinderlingvolkart,2008年03月20日)

Solar-Islands
Solarislandsite
-----image : 上記サイトキャプチャー画像

Nolaris
Nolarissite
-----image : 上記サイトキャプチャー画像

コメント続き

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イベント 3/1 大好き!自然エネルギー - 原発は地球を救わないっ!!

-----イベント案内より-----

" 開始日時 2009年 3月 1日 (日曜日) 13時30分
終了日時 2009年 3月 1日 (日曜日) 16時30分
場所 明治大学リバティータワー1001教室(地下1F)
再処理工場を知る会presents 聞こう、知ろう、考えよう大学習会Part4

大好き!自然エネルギー♪
     ~原発は地球を救わないっ!!

3月1日(日)
OPEN 13:15 / START 13:30~16:30

先日、国際自然エネルギー機関(IRENA)が発足しました。
良いことなのはなんとなくわかるけど、その種類や発電力など詳しいことは意外とわからない「自然エネルギー」。もっと頼りたい!!でも本当に頼れるの!?そんな悩みと疑問を解決します!

「原発で地球は救えない」「ハードパスからソフトパスへ」の著者、藤井石根先生に、自然エネルギーのあんなコト!やこんなコト!たっぷりレクチャーしてもらいましょう☆


ところ:明治大学リバティータワー1001教室(地下1F)
http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/access.html

おはなし:藤井石根先生(明治大学名誉教授)

参加費:1000円

定員:250名
   ★お申込の必要はありません。

主催:再処理工場を知る会

後援:現代史研究会

問合せ:TEL 略(原子力資料情報室)

【藤井石根(ふじいいわね)先生プロフィール】
東京都生まれ。東京工業大学大学院理工学研究科修士課程修了後、同大助手、工学博士、1974年に明治大学に奉職、同大助教授を経て教授、専門は熱工学。現在、逗子市環境審議会会長、NPO法人や学会の理事等も務める。主たる著書に『太陽熱の動力化概論』(IPC)、『新太陽エネルギーハンドブック』(編著、日本太陽スネルギー学会)、『2050年自然エネルギ ー100%』(監著、時潮社)など多数。
.......... "

 詳細、お問い合わせは、イベント案内をご覧ください。

関連エントリー
本「 2050年 自然エネルギー100%」-----ソフトエネルギー、2005/08/24

時潮社 : 増補改訂版 2050年 自然エネルギー100% エコ・エネルギー社会への提言(A5判並製/ 価格 本体2,000円+税)
Detail01-----image : 上記書籍カバー

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シャープ、ブロードバンド通信機能を備えた太陽光発電用カラー電力モニターを発売

 一般家庭用の太陽光発電システム(電力会社との売買電、連系システム)においては、これまでも発電量などを確認できるモニターが付属していましたが、今回シャープが販売した太陽光発電用カラー電力モニターは、詳細な発電状況の把握、さらにはインターネットを通じて、希望者に発電状況などを知らせるサービスとともに、将来「太陽光発電によるグリーン電力証書取引」が開始された場合には、太陽光発電所として、環境価値の対価の還付を受けるためのデーターの根拠を簡単に提出できる仕組みを提供できるということです。

プレスリリース / シャープ、2009年2月10日
太陽光発電用カラー電力モニター新製品を発売
090210ajpg
-----image : 同リリースより

" 業界初のブロードバンド通信機能を搭載し、拡大が予測されるグリーン電力証書取引も視野に
シャープは、国内太陽光発電システムとして業界初の「ブロードバンド通信機能」を搭載し、「グリーン電力証書取引」への対応を可能にした、カラー電力モニター<JH-RWL1>を発売します。
 <JH-RWL1>は、従来電力モニターのみでしか確認できなかったシステムの運転状況(発電・消費・売買電力量など)を、家庭内の液晶テレビAQUOS※1やパソコンなどWebブラウザ機能を持つ機器でも見ることができます。リビングや書斎などで自家発電の状況を確認したり、パソコンで発電データをもとに環境家計簿(家庭のCO2排出量を算出)を作成したり、家族で太陽光発電ライフが楽しめます。
 さらに、4月1日からは「Webモニタリングサービス」を開始し、ブロードバンド回線を介して送信されたお客様の太陽光発電システムの運転状況(電力量データ)をシャープのモニタリングセンターが見守り、発電診断をします。また、万が一異常が発生したらすぐにお知らせします。液晶テレビAQUOSやパソコンに表示されるお客様専用のWebサイトからは、発電診断レポート(システムの状態診断と環境貢献度)や運転開始時からの履歴データなどの多彩なコンテンツをいつでも閲覧できるとともに、外出先では、携帯電話※2からも確認いただけます。

 また、将来「太陽光発電によるグリーン電力証書取引」が本格化した際には、Webモニタリングサービスの活用により、簡単に証書取引に参加することができます。
..........

品名 カラー電力モニター(ネットワークタイプ)
形名 JH-RWL1
希望小売価格 ( )内は税抜価格 100,800円(96,000円)
発売日 2009年4月1日
月産台数 700台
..........
2. 業界初のWebモニタリングサービスを実現

当社は2006年から電話回線を介して発電量などのデータを取得し、ご希望のお客様に3ヶ月に1度の診断レポート(発電状況と節電メモ)を提供する「モニタリングサービス」を実施しています。そして、4月1日からは、AQUOS※1やパソコン、携帯電話※2でいつでも・どこでも運転状況を確認できる「Webモニタリングサービス」を開始します。ブロードバンド回線を介して6時間ごとにお客様の運転状況に関するデータを取得してシステムを見守るため、さらに安心です。加えて同サービスでは、お客様専用Webサイト「マイページ」を通して以下のコンテンツを提供します。

 <マイページの主な内容>
・「データダウンロード」:
環境家計簿作成などに必要なデータ(発電・消費・売買電力量)をCSVファイル形式でダウンロードできるので、家庭のCO2排出量を簡単に確認できます。(パソコン)
*環境家計簿とは、日常の生活からCO2をどれくらい排出しているのか確認できるもの。電気・ガス・ガソリンなどの使用量に「CO2排出係数」をかけると、CO2の排出量がわかる。
・「発電診断レポート」:
.....
・「履歴データ」:
.....
・「省エネナビ」:
......
・「電気料金換算ページ」:
電力会社の料金プランに応じた細かな設定が可能です。(パソコンで設定・モニターに反映)
・「待ち受け画像登録」:
.....
・「サポート」:
よくある質問に対する答え(FAQ)と取扱説明書(PDF版)を参照できます。(パソコン)
 <各モニターでの表示例>

090210a2_2

-----image : 同リリースより
「Webモニタリングサービス」には、2月1日から発売しております
パワーコンディショナー
JH-S8S2(出力3.0kW)税込希望小売価格266,700円
JH-L8S3(出力4.5kW)税込希望小売価格319,200円が必要です。
.......... "

コメント
 発電量の把握は、太陽光発電システムが正常に運転されているかについて、常に把握するためにも必要です。一方、データーをまとめることができれば、メーカーにとっても、リアルタイムのシステムの状態を把握できメリットがありそうです。
 さらに、将来各家庭に取り付けられた太陽電池の環境価値が、評価されるしくみが運用されるようになれば、具体的な還付金という形でメリットがで、太陽光発電システムのさらなる発展がもたされることも期待されます。

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三菱電機、多結晶シリコン太陽電池セルで世界最高の発電効率18.9%を達成し記録を更新

 多結晶シリコン太陽電池の世界で、三菱電機が18.9%という高い変換効率の太陽電池セルを開発。昨年18.6%だった変換効率を18.9%へと伸ばしたということです。今回のこの0.3%ののびを実現するためにとられた工夫は、裏面反射構造の開発により通常だとスルーしてしまう太陽光線を再度、太陽電池素子内部に導き発電に寄与させる。さらに、太陽電池の表面に超低反射ハニカムテクスチャー構造を持たせることで、反射を少なくし、太陽電池素子内部に取り込む光の量を増加させるなど、驚くべきものです。ポイント3ののびを実現するこをの大変さを実感できる開発だと思いました。

プレスリリース / 三菱電機、2009年2月18日
赤外線の有効利用技術により、高効率化を達成多結晶シリコン太陽電池セルで世界最高効率を更新
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-----image : 同リリース添付資料、p.2開発内容の詳細より

" 三菱電機株式会社(執行役社長:下村 節宏)は、実用的な150mm角サイズの多結晶シリコン太陽電池セルにおいて、当社が昨年達成した世界最高の光電気変換効率※1 18.6%を0.3ポイント上回る18.9%※2を達成し、世界最高※3効率を2年連続で更新しました。
※1: 太陽光の光エネルギーを電気エネルギー(直流)に変える効率
※2: 変換効率は、当社測定値
※3: 2009年2月18日現在、当社調べ

主な開発成果
1. 裏面反射構造の開発により、赤外線の利用効率を26%向上
太陽電池の高効率化には、太陽光のもつ幅広い波長域の光から効率よく発電することが重要です。しかし、太陽光の波長域のうち赤外線は結晶シリコンに吸収されにくい性質があるため、約半分しか発電に寄与せず、裏面電極に到達した時点で熱エネルギーとして失われてしまいます。特にシリコン基板の厚さが薄くなると赤外線の吸収量はさらに減少します。当社は、太陽電池の裏面を光反射構造とし、裏面に到達した赤外線を反射して太陽電池内部へ取り込むことで、赤外線の利用効率を従来※4比26%向上させました。
※4: 光電気変換効率18.6%を達成した当社開発品(2008年3月19日発表)

2. 超低反射ハニカムテクスチャー構造を適用
太陽電池の高効率化のためには、セル表面の光反射率を一層低減して受光量を増やすことも重要です。当社は、超低反射表面構造としてハニカムテクスチャー※5を開発しており、今回のセルにも適用しました。
※5: ハニカム(ハチの巣)状に半球形のくぼみが並んだ構造。本技術は独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)委託の「太陽光発電システム未来技術研究開発」の開発成果を一部使用

今後の展開
 光電気変換効率18.9%の太陽電池セル製造技術の量産技術を確立し、2010年度以降の当社太陽電池モジュールのセルに順次導入していきます。さらに、高い電力変換効率を誇るパワーコンディショナと組み合わせることにより、太陽光発電システムの高出力化を図ります。当社は今後とも、太陽光発電システムの効率向上に努め、地球環境保全と持続可能型社会の実現に貢献していきます。
.......... "

関連
プレスリリース / 三菱電機、2009年2月18日
太陽光発電システム用100kWパワーコンディショナで97.5%の変換効率を達成

" 三菱電機株式会社(執行役社長:下村 節宏)は、太陽電池が発電する直流電力を交流電力に変換する太陽光発電システム用パワーコンディショナの変換効率を向上し、100kWのパワーコンディショナで、業界最高の97.5%※1を達成しました。
※1: 2009年2月18日現在。100kW-480Vパワーコンディショナで負荷率75%における変換効率。当社調べ
.......... "

関連エントリー
実用サイズの多結晶シリコン太陽電池セルで世界最高の変換効率18.6%を達成 / プレスリリース 三菱電機-----ソフトエネルギー、2008/03/20

コメント続き
 現在の三菱電機の主力の太陽電池PV-MX185Hのサイズは、たて×よこが858*1657mmです。面積にすると、1.42平方メートルで公称出力が185Wです。このことからモジュール変換効率を計算すると、約13.0%となります。モジュール変換効率は、製品ベースの効率を語る時には、便利な考え方です。計算は、

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NTT、NTT環境エネルギー研究所が、太陽電池の単セル(0.4V)から15Vまで昇圧できる極低電圧昇圧回路を開発

 NTTは、NTT環境エネルギー研究所が開発した極低電圧昇圧回路と呼ばれる、昇圧回路を開発し、さまざまな分野で太陽電池と同回路とバッテリーを組み合わせたシンプルな独立系太陽光発電システムの利用が可能になる技術を発表しました。これまでの成果の資料によると、せいぜい4~8Vまでの昇圧だったのが、今回の発表では、一気に15Vまで昇圧能力を向上させたということのようです。これまでが、携帯やPDAでの利用電圧だったのが、ここまで能力が向上したことで、通信、照明などより本格的な機器の利用が可能になりそうです。
 非常に興味深い技術です。これまで結晶系の太陽電池モジュールで行われてきた直列接続によるシステム電圧の確保が必要なく、たった一枚のセルで12V系が運用できるようになります。さらには、部分影等の問題を避けることが可能になる可能性があり、効率の向上とシステムそのものの単純化が可能となる興味深い技術が発表になりました。

クリッピング / MSN産経ニュース、2009.2.18
NTT、発電効率3倍の太陽電池を開発 アジアでも実証実験

関連
NTT : 太陽電池から効率良くエネルギーを取り出すIC版極低電圧昇圧回路技術

NTT環境エネルギー研究所 : 極低電圧昇圧回路

単セルの太陽電池に昇圧回路を組み合わせ多用途に使える携帯用電源,NTTが開発-----nikkei Tech-On,2004/02/13

コメント続き
 NTTの上記サイトによれば、昇圧回路のほか、太陽電池から最大限に電力を取り出す機能(Maximum Power Point Tracking:MPPT)を備えていて、極低電圧昇圧技術とMPPTの採用により、従来の太陽電池モジュールの25%~50%増の発電電力が得られるということでした。太陽電池技術を利用すれば、0.4ボルトの電圧を15ボルトにまで引き上げることが可能ということです。

 ただ、ニュースで発電効率3倍と発表されている、その3倍の意味が良くわからない。どういう意味なのだろう? 続報を待ちます。(t_t)

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新日本石油、三菱重工、トヨタ自動車、鹿島建設、サッポロエンジニアリング、東レの6社、食料と競合しないセルロース系バイオ燃料の研究開発を開始する「バイオエタノール革新技術研究組合」を設立

 新日本石油、三菱重工、トヨタ自動車、鹿島建設、サッポロエンジニアリング、東レの6社で食料と競合しないセルロース系バイオエタノールの一貫製造技術に関する研究開発を開始する「バイオエタノール革新技術研究組合」を設立したということです。

プレスリリース / 新日本石油、三菱重工業、トヨタ自動車、鹿島建設、サッポロエンジニアリング、東レ、2009年2月9日
~セルロース系バイオエタノールの一貫製造技術に関する研究開発を開始~
Bioethenole6com
-----image : 資料、セルロース系バイオエタノール製造プロセスと技術課題(155.9KB)より

" .....6社は、食料と競合しないセルロース系バイオエタノールの一貫製造技術※1に関する研究開発を開始するため、「バイオエタノール革新技術研究組合」(以下「本研究組合」という)を設立しますのでお知らせいたします。

 バイオ燃料は、地球温暖化対策の重要な手段のひとつとされており、我が国においても、2005年に閣議決定された京都議定書目標達成計画において、2010年度までに輸送用燃料として原油換算で50万kL/年導入することを目指しています。
 一方、バイオ燃料の導入を進めるにあたっては、エネルギー安定供給の観点から、原料調達の安定性の確保、コストダウンと価格安定性の確保が不可欠であることに加え、食料との競合や森林等の生態系破壊の防止という大きな課題をいかに克服していくかが極めて重要です。さらには、京都議定書上ではバイオ燃料はカーボンニュートラルとして扱われていますが、LCA(ライフサイクルアセスメント※2)の観点から実際の二酸化炭素削減効果を評価していくことも必要です。

 こうした状況を踏まえ、食料と競合しないセルロース系バイオエタノール製造の各工程における要素技術を保有する6社は、経済的かつ多量、安定的な製造技術の確立に向けた技術研究組合を共同して設立することを決定いたしました。
 本研究組合は、原油と競合できる価格(40円/L)で、20万kL/年規模を生産できる製造プロセスの技術を2015年までに確立することを最終目標として、バイオマス資源に関する先端的な研究拠点である東京大学との共同研究や、農林水産関係研究機関(農業・食品産業技術総合研究機構、森林総合研究所)、秋田県農林水産技術センター総合食品研究所、北海道大学等との連携により、画期的な革新技術の確立を目指します。

「バイオエタノール革新技術研究組合」の概要
..........
(3)設立日 : 2009年2月下旬(予定)
(4)事業内容: ① エネルギー植物の生産技術開発
② 前処理・酵素糖化・発酵・濃縮脱水のプロセス技術開発
③ 一貫製造プロセスのベンチ実証試験(25kL/年)
(5)研究開発体制 共同研究:東京大学
連携 :農林水産関係研究機関
農業・食品産業技術総合研究機構、森林総研)
秋田県農林水産技術センター総合食品研究所
北海道大学 等
(6)期間 : 2008年度末~2013年度 (約5年間)

※1 セルロース系バイオエタノール一貫製造技術
 エネルギー植物生産技術、前処理・酵素糖化・発酵・濃縮脱水技術や、各工程を繋ぎ合わせる上で必要な技術等、様々な技術の複合体である。
 米国では、国策として多額の資金を投入し研究開発を推進しつつあるが、無資源国である我が国においては、エネルギーセキュリティー上の観点からも大変重要な研究である。

※2 LCA:ライフサイクルアセスメント
 製品やサービスの、製造、輸送、販売、使用、廃棄、再利用に至るまでの各段階での環境負荷(二酸化炭素発生量)を明らかにし、総合的な環境影響を評価する手法。
.....
別添資料

セルロース系バイオエタノール製造プロセスと技術課題(155.9KB)
「バイオエタノール革新技術研究組合」の組織(94.3KB) "

コメント続き セルロース系バイオ燃料の共同の研究開発を進めるという企業の顔ぶれが興味深いです。テーマは、脱化石燃料ということを非食物系のバイオ燃料によってどこまで成立させることが可能ということでしょうか?

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動き出すのか? 日本の地熱発電

 世界的に再生可能エネルギーが資源として再評価、さらに有望と考えられたものから順次研究開発、そして投資を集めはじめている。さらに拡大するかは、世界経済の行方しだいとも見られるが、気候変動とエネルギー問題への積極的な対応を経済復興に織り込むことを発表している各国の取り組みの今後には明るい兆しを期待し、見る人も多くなっています。
 そんな中で、リング・オブ・ファイヤー(火山帯)の上の列島であるこの日本では、当然のこと地熱が注目を集めてもおかしくない。しかし、ここ何十年か新設の大規模地熱発電所は建設されていません。しかし、ようやくここに来て変化の兆しがでてきたようです。

クリッピング / nikkei BP net ECO JAPAN,
再生可能エネルギーの隠れた本命安定供給が魅力の地熱発電

" 鳥井弘之の『ニュースの深層』
久しく大きな話題がなかった地熱発電が、昨年の後半から頻繁に新聞記事に登場している。2009年1月3日の日本経済新聞朝刊は、「地熱発電所の新設計画がほぼ20年ぶりに国内で動き出す」という記事で、電力会社などが日本各地で地熱発電の事業に着手することを報じた。また、一般企業が地熱発電に取り組む事例も紹介している。

 再び地熱発電に注目が集まった理由としては、同じ再生可能エネルギーである太陽光や風力と比較すると、より安定した電力量が得られることや、発電時の二酸化炭素(CO2)排出量が少ないことに期待が寄せられている.......... "

関連記事、情報
地熱発電所、20年ぶり新設 三菱マテなど相次ぎ計画-----日経エコロミー、2009/1/3

Wikipedia : 地熱発電

参考動画
Geothermal Energy Process

(ImageMakerGlobal,2008年03月06日)

参考エントリー

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あいち臨空新エネルギー実証研究エリアが開所 注目の大同特殊鋼の集光型太陽電池もお目見え!

 愛知県にさまざまな新エネ関連の見学もできる実証研究エリアがオープンしたそうです。実証試験に供された技術は、大同特殊鋼の集光式太陽光発電プラント、東邦ガスの家庭用燃料電池(耐塩害性耐久評価の実証研究)、中部電力のバイオマス利用スターリングエンジン発電、大同メタル工業のデモ用ビークルによる小型燃料電池などがあるとのことです。見学可能な新エネ体験館では、これらの技術、そして周辺で展開するさまざまな新エネルギー関連の施設について体験的な学習も可能とのことです。

プレスリリース / 愛知県、平成21年1月21日
あいち臨空新エネルギー実証研究エリア開所について
Aichishineneparkjissyou
-----image : パンフレット「あいち臨空新エネルギー実証研究エリア」より

" 愛知万博会場及び中部臨空都市(空港対岸部)において実施された新エネルギー等地域集中実証研究の終了後に、愛知県がこの地を新たな新エネルギーの実証研究及び情報発信の場として整備しておりましたが、このたび「あいち臨空新エネルギー実証研究エリア」(別紙(WORDファイル316KB)参照)として施設運用を開始することとなりました。

 この施設においては、地域企業が新たな実証研究を実施するとともに、県民の方々が新エネルギーに関する理解を高めていただくため、「見て」「触れて」「体験して」「学ぶ」ことができる「新エネ体験館」を設置します。
.......... "

関連
あいち臨空新エネルギー実証研究エリア

あいち県新産業課 : あいち臨空新エネルギー実証研究エリア

コメント
 ソフトエネルギーが注目していたのは、大同特殊鋼の集光型太陽光発電システムです。

大同特殊鋼 / 集光式太陽電池
/ CSR報告書 2008年版 / 特集:大同特殊鋼の誇る環境技術 (1,326KB) P.43 集光型太陽光発電

 上の資料では、500倍集光により1/1000の太陽電池セルの利用量をヒートシンクなしで実現することを目標としているようです。より詳しい研究データーは、「超高効率多接合型太陽電池の研究開発」 というテーマでシャープ、大同特殊鋼、大同メタル工業により、昨年9月のNEDOの平成19年度「太陽光発電技術開発及び関連事業」成果報告会で詳細な報告があったそうです。今回のあいち臨空新エネルギー実証研究エリアでは、大規模な集光型発電の実証試験も予定されているようなので、注目しています。

参考

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97%を自然エネルギーでまかなう家、次世代型超省エネ住宅、エコスカイハウスを発表、三菱重工グループ

 国土交通省の「平成20年度住宅・建築関連先導技術開発助成事業」に採用された家、97%を自然エネルギーでまかなおうというエコハウスが竣工したそうです。手がけるのは、三菱重工グループ菱興7社とOMソーラー。三菱重工のタンデム型太陽電池、OMソーラーの送風機能をもった”パッシブソーラー”、蓄電池、次世代照明などの技術が試され、その成果が発表されるということです。

プレスリリース / 三菱重工、2009年2月9日
次世代型超省エネ住宅「エコスカイハウス」、横浜市内でモデル竣工
1ban2ban
-----image(”次世代型超省エネ住宅~エコスカイハウス”) : 同リリースより

" 三菱重工グループ菱興7社が実証開始、97%を自然エネルギーで

 三菱重工業グループの菱重エステート株式会社(東京都港区、木山信雄社長)など菱重興産グループ7社は、OM計画株式会社(静岡県浜松市、石原信也社長)と共同で、自然エネルギーの新しい利用技術を核にした次世代超省エネ住宅「エコスカイハウス」のモデルハウスを横浜市内で竣工、2月から実証試験を始める。「太陽光発電+パッシブソーラーハイブリッド」など三つの超省エネ技術を柱に、その他の先進省エネ関連技術も導入。標準世帯の平均的使用エネルギーの97%以上を、自然エネルギーから賄えるシステムの実用化を目指す。

 モデルハウスは、横浜市西区北軽井沢の三菱重工社宅敷地内に建設した。延べ床面積は129.17m2で、実際に平均的な4人家族に生活してもらう。2010年3月までの1年間を実証期間に、室内外の温湿度、電力消費量など、四季を通じた省エネデータを取得。適宜設計に反映させる。本プロジェクトは、国土交通省の「平成20年度住宅・建築関連先導技術開発助成事業」にも指定されており、技術開発・実証の成果は発表する。

 核となる三つの技術のうち、「太陽光発電+パッシブソーラーハイブリッドシステム」は、屋根上に設置した三菱重工製タンデム型太陽電池パネルと、屋根面との間に空気の流路を確保。流れる空気で太陽電池裏側から熱を回収し、電気と温風を作り出す。熱回収により①太陽電池裏側の温度上昇が抑制でき発電効率が落ちない②回収した太陽熱が居住空間の暖房や給湯に利用できる-という効果がある。太陽光発電と太陽熱回収を複合することで、個別にシステムを屋根面に設置する場合と違い、太陽エネルギーの取得効率が高まる。
 「高蓄熱技術」は、住居下の地中温度が年間を通じて安定している点に着目。夏場には地熱利用による“Light Coolingシステム”の構築で、冷房負荷を軽減する。冬場は回収暖気と床下蓄熱を適切に組み合わせ、室内暖房に活用する。
 「ソーラーベンチレーション技術」は、屋根頂部に設置したガラス製ソーラーベンチレーションボックスにより、空気の比重差を利用して効果的に自然換気。換気の省エネと健康的な室内環境を実現する。

 このほか、三菱重工が開発した蓄電池システムの実証試験も実施。エネルギー自立住宅への展開をはかる。また、消費電力が少ない次世代型照明、有機EL(エレクトロ・ルミネッセンス)パネルも、照明として導入する。この照明用有機ELパネルは、三菱重工が2008年5月に51%を出資して事業性検証会社を設立し、量産・販売を目指しているもの。

 菱興グループ7社は、菱重エステートのほか、名古屋、近畿、東中国、広島、下関、西日本の「菱重興産」。OM計画は、太陽熱と空気を用いて暖房・給湯・換気などができる環境共生技術「OMソーラーシステム」の普及に取り組んでいる。三菱重工もエネルギー・環境事業統括戦略室を窓口に、トータルエネルギーマネジメントの側面から本プロジェクトをサポート。究極的には「光熱費ゼロ」で地球環境にやさしい住宅の供給につなげていく。 "

関連
国土交通省 : 平成20年度住宅・建築関連先導技術開発助成事業の採択課題の決定について(平成20年5月28日)

OMソーラー

三菱重工 : 太陽光発電システム

菱重エステート : エコスカイハウス プロジェクト

コメント
 照明用有機ELパネルの利用状況やデーターに特に興味があります。太陽電池は、三菱重工の”アモルファス型の構造を持ちつつ、さらに微結晶シリコン層を加えることで、より広い波長域の光で発電できる微結晶タンデム太陽電池”ということです。データー取りは、1年ということのようですから、来年にはデーターを見ることができそうですね(t_t)

追加情報
 GEと三菱重工、アメリカと日本のHIがエコハウスを開発中ということで、以下の参考エントリーもどうぞ。

GEのゼロエネルギー住宅-----しなやかな技術研究会、2009/07/22

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経済産業省、アジア・バイオエネルギー協力推進オフィス」ホームページを開設

 経済産業省は、東アジアサミットの協力事業として、新エネルギー財団内に「アジア・バイオマスエネルギー協力推進オフィス」を設立、アジア各国のバイオマスエネルギーに関するデータや、研究機関や関連団体の情報を公開する目的でホームページを開設したそうです。

バイオマスエネルギー情報サイト - (アジア・バイオマスエネルギー協力推進オフィス)
Asiabiomassofficesite
-----image : 同サイトキャプチャー画像

プレスリリース / 経済産業省、平成21年2月2日
「アジア・バイオマスエネルギー協力推進オフィス」のホームページ公開について

" 本件の概要
 経済産業省は、東アジアサミットのエネルギー協力タスクフォースにおける協力事業として、新エネルギー財団内に「アジア・バイオマスエネルギー協力推進オフィス」を設立しました。
 併せて、同オフィスのホームページにおいて、アジア各国のバイオマスエネルギーに関するデータや、研究機関や関連団体の情報を公開いたしましたのでお知らせします。

担当 資源エネルギー庁 省エネ新エネ部政策課国際協力推進室
.......... "
-----

コメント
 最近は、バイオ燃料も非食物系の分野の研究が進み、さまざまなものがでてきました。アジア発のバイオマスエネルギーという分野の発展は、確かに期待されていい分野です。情報の公開と共有が進めばいいですね。

 ところで、アジア・バイオマスエネルギー協力推進オフィスにこんなニュースが掲載されていました。

アジア・バイオマスエネルギー協力推進オフィス : バイオマストピックス / 2020年自動車用燃料はバイオマス燃料と未利用化石燃料が必須
" 原油生産は2009年頃をピークに、2020年には20%減、2030年には40%減となる..... "

 上の一文は、多くの日本人があまり認識していないトピックスです。今年、石油ピーク!(t_t)

参考
ん!-ピークオイル時代を語ろう-

世界は、ピークオイルを向かえた-----ソフトエネルギー、2008/06/09

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環境省が、「低炭素社会構築に向けた再生可能エネルギー普及方策について(提言)」を公開。太陽光発電2030年に50倍以上! 風力、小水力も高い割合で伸ばす試算を発表

 環境省の低炭素社会構築に向けた再生可能エネルギー普及方策検討会は、2月10日に低炭素社会構築に向けた 再生可能エネルギー普及方策について (提言)を公開。中では「電力固定価格買い取り制度」が実現した場合なども予想。

ニュース / 環境省 低炭素社会構築に向けた再生可能エネルギー普及方策検討会、2009/2/10
「低炭素社会構築に向けた再生可能エネルギー普及方策について(提言)」がとりまとめられました。

" 本検討会では、低炭素社会構築に向けた再生可能エネルギーの具体的な普及方策について検討した。特に、太陽光発電については普遍的に得られる自然エネルギー源であるとともに我が国の産業発展にも寄与できるものとして重点的に検討を行い、2020年や2030年に向けて導入を大幅に拡大させるための具体的な政策を提言した。

 この提言によって、再生可能エネルギーを普及することの意義が改めて理解されるとともに、具体的な実現方策とその費用負担のあり方について国民的な議論を経て検討が進み、我が国における再生可能エネルギーの導入が拡大していくことを期待したい。

概要 [PDF 121KB]
提言 [PDF 1,521KB]
参考資料 掲載準備中 "

関連記事
太陽光発電:2030年に55倍…環境省が試算-----毎日jp,2009/2/11

コメント
 この75ページにおよぶ提言の中で、P.32には、現状(2005)、2020年、2050年の見込み量が示されています。

”表 2-2 再生可能エネルギー導入見込量 導入実績及び導入見込量

太陽光発電 2005 年142 万kW(35 万kl) 2020年3,700 万kW(906 万kl) 2030年7,900 万kW(1,934 万kl)

風力発電
2005 年陸上:108 万kW(44 万kl) 2020年陸上:1,000 万kW(399 万kl)洋上:100 万kW(60 万kl) 2030年陸上:1,300 万kW(518 万kl)洋上:700 万kW(419 万kl)

小水力発電 2005 年11 万kW(16 万kl) 2020年174 万kW(243 万kl) 2030年302 万kW(421 万kl)

地熱発電 2005 年52 万kW(73 万kl) 2020年104 万kW(145 万kl) 2030年162 万kW(227 万kl)

バイオマス・廃棄物発電 2005 年223 万kW(252 万kl) 2020年519 万kW(586 万kl) 2030年519 万kW(586 万kl)

太陽熱利用 2005 年24PJ(61 万kl) 2020年51PJ(131 万kl) 2030年87PJ(225 万kl)

その他熱 2005 年297PJ(768 万kl) 2020年380PJ(982 万kl) 2030年380PJ(982 万kl)

合 計 2005 年1,249 万kl(2%) 2020年3,451 万kl(6~7%) 2030年5,312 万kl(10~12%)
大規模水力 2005 年4,574 万kW(1,700 万kl) 2020年4,833 万kW(1,900 万kl) 2030年4,853 万kW(1,900 万kl)
再生可能エネルギー合計 2005 年2,933 万kl 2020年5,331 万kl 2030年7,191 万kl
一次エネルギー国内供給に占める割合 2005 年5% 2020年10~11% 2030年14~16%
(参考)
長期エネルギー需給見通しにおける「最大導入ケース」2005 年 ―  2020年(2,036 万kl)  2030年(3,202 万kl) ”

 割合的には、まだ欧米のもっとも意欲的な試算にはおよばないものの、他の試算よりは意欲的、制度的な提案も含めて踏み込んだものになっているようです。
 本日は、お休みなので、たぶん資料に目を通す暇はなさそうですが、わが国の再生可能エネルギーの将来にわたる利用見込みの試算として、これくらいは”最低でも政策的に取り組みたい”内容だと思います。
 ということで、とりあえずアップさせていただきます。(t_t)

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スコットランドで世界初の300KWのOWC波力発電所建設計画をスタート

 イギリスで数年かけて準備されてきた最新式の波力発電所計画がスタートすることになりました。スコットランド(イギリス)、そしてポルトガル、アメリカの企業、研究者の間で前から話題になっていたOWC(oscillating water column)方式の波力発電所としては、初、規模も300KWですから、方式も規模も文字通り世界初で最大規模に匹敵する計画です。場所は、北部のルイス島で、完成すれば、1500軒規模の発電量になるということです。


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プレスリリース / Npower-Renewables,22/01/2009
pressreleases / World's largest wave power project wins approval(pdf)

" npower renewables’ plan for a pioneering wave power scheme on the Scottish island of Lewis has
been given the green light . making it the largest consented project of its kind.
Today, (22 January 2009) the Scottish Government granted consent for the Siadar Wave Energy
Project (SWEP), a decision welcomed by both npower renewables1 and Inverness-based wave
technology company Wavegen2, who have been working together on the project since 2006.
The scheme will harness power from the Atlantic waves in Siadar Bay to generate up to four
megawatts of electricity. The energy produced each year could supply the average annual electricity
needs of around 1,500 homes in the Western Isles3.
.......... "

-----Siadar Wave Power Scheme
(http://www.natwindpower.co.uk/siadar/pdfs/exhibition.pdf)

プレスリリース / Wavegen,22/01/09
World’s Largest Wave Power Project Wins Approval

" npower renewables’ plan for a pioneering wave power scheme on the Scottish island of Lewis has been given the green light ? making it the largest consented project of its kind. "

関連記事、情報
Go-ahead for first wave station-----BBC News,22 January 2009

" One of the world's largest wave stations is to be constructed off the Isle of Lewis in the Western Isles. "

Voith Siemens : Wave Power Stations
Wavepowerstation
-----image : 上記サイトキャプチャー画像

スコットランド、世界最大級の波力発電所建設を承認-----日刊 温暖化新聞、2009/2/3

Reserch Institute Sustainable Energy : Wave

=Google検索 : oscillating water column=

コメント
  oscillating water columnは、なんと訳せばいいのだろうか? 解説図は、BBCに詳しいものが見つかりました。

BBC : How it works: Wave power station

 検索した結果直訳の”振動水柱”を利用している国内の研究者の方もおりました。でもなんとなくぴんときません。波の圧力でダクト内の空気に圧力をかけ、タービンを回転させたりや圧力板の運動エネルギーに換えるというのが、OWC(Oscillating Water Column)の発電の仕組みということす。直接海水の中でタービンを回転させると腐食などの問題がでますが、この方式だと、波のエネルギーをいったん空気の振動に変換するので、トラブルが減ったり、動作が安定する効果があるようです。日本でも実験は行われているようです。詳しい情報を探しています。
 イギリスは、波力、潮汐力、潮流発電などの海洋エネルギーの分野で海洋国家として積極的に取り組んでいます。注目しています。(t_t)

訂正:当初この記事のタイトルは、「スコットランドで世界初の3MWのOWC波力発電所建設計画をスタート」でしたが、その後300kW(250kWで開始されたシステムが、500kWの商業運転に成功しています。)とタイトルと本文の該当箇所を訂正しました。

追加情報
World’s biggest ‘wave farm’ in crisis as RWE npower pulls out-----heraldscotland.com,24 Jul 2011
コメ-ちょっと将来の展開に暗雲か、、、?

ヴォイス・ハイドロ Voith Hydro、スペインのMutriku港に300KW振動水柱型(OWC)波力発電所を開所------ソフトエネルギー、2011/07/11

Wavegen / I s l a y

参考エントリー

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世界が再生可能エネルギーに投資するのに必要な額は? 世界経済フォーラムの場で試算発表

 世界経済フォーラムの場で29日にリリースされたリポートによると、壊滅的な気候変動を回避するために必要な再生可能エネルギーの分野での投資は、2030年までの毎年、 $515 billion-per-year(515,000,000,000ドル=5150億ドル)に達するという驚くべき試算が発表されたそうです。ちょと、、額がでかすぎる、、、?。

プレスリリース / World Economic Forum,29 January 2009
World Economic Forum : Climate Change / World Economic Forum Report: US $ 515 Billion needed in Green Investments
Wef2009greenenergyreport
-----image(”Green Investing: Towards a Clean Energy Infrastructure ”) : リポート(pdf,P.56)カバー[www.weforum.org/pdf/climate/Green.pdf、リリース内にリンクがあります。)

" The World Economic Forum today released the Green Investing: Towards a Clean Energy Infrastructure report. The report outlines the scale of the investments needed to develop a clean energy infrastructure and move to towards a low-carbon economy.

New Energy Finance, which collaborated with the World Economic Forum on the report, warns that unless at least US$ 515 billion per annum is invested in clean energy between now and 2030, carbon emissions will reach a level deemed unsustainable by scientists, causing temperatures to rise by two degrees globally.

The report identifies eight emerging, large-scale clean energy sectors that are expected to significantly contribute in the move to a clean energy infrastructure of the future: onshore wind, offshore wind, solar photovoltaic, solar thermal electricity generation, municipal solar waste-to-energy, sugar-based ethanol, cellulosic and next generation biofuels, and geothermal power.

..........

Other highlights from the report include:
・ Clean energy investments increased from around US$ 30 billion in 2004 to over US$ 140 billion by 2008. Investments in 2008 exceeded expectations at US$ 155 billion (the report is based on projections for 2008 ? which suggests that US$ 142 billion would be invested by year-end).
・ Investment in clean energy has not only increased, but has also diversified geographically. Developing countries attracted 23% (US$ 26 billion) of asset financing in 2007, compared to 13% (US$ 1.8 billion) in 2004.
・ In addition, four key enablers for a shift to clean energy will be energy efficiency, smart grids, energy storage, and carbon capture and storage.
・ Well-developed conditions for innovation, markets for clean energy through public procurement, energy efficiency standards and stable and simple policies are essential to meet the climate change challenge.

Earlier today, speaking at a press conference at the World Economic Forum Annual Meeting 2009, Yvo de Boer, Executive Secretary of the UNFCCC, Connie Hedegaard, Minister of Climate and Energy for Denmark, and Lord Nicholas Stern, among many others ? including senior business and NGO representatives and Members of the World Economic Forum’s Global Agenda Council on Climate Change ? issued a statement urging the link of the economy and climate agendas in 2009. They warn against complacency in the UN climate talks, due to conclude in December in Copenhagen to replace the Kyoto Protocol.

..........
The full statement is available here.

”Shaping an Opportunity Out of Crisis
A message to participants in the World Economic Forum Annual Meeting 2009
from Members of the Global Agenda Council on Climate Change1
1. Few other challenges are as serious for the future of humanity as climate change. The IPCC in its Fourth
Assessment Report has highlighted an accelerated change in average surface global temperature as well as in the
sea level rise since the mid-1980s. Growing scientific evidence suggests that failure to limit global warming to
2°Celsius (3.6° Fahrenheit) above pre-industrial levels would make it impossible to avoid potentially irreversible
changes to the Earth’s ability to sustain human development. According to the most advanced climate system
models, there is a 5 in 6 chance of success in holding the 2°C-line if worldwide greenhouse gas output is reduced by
80% by 2050, relative to 1990. In light of this scientific evidence, cuts in emissions of 50% by 2050 relative to 1990
should be the absolute minimum for target reductions and the aim should be to make cuts as close to 80% as
possible if the cost is not prohibitive. For richer countries - as per recent announcements by US and European
leaders - the aspiration should be at least an 80% reduction by 2050 relative to 1990 levels, along with appropriate
nearer-term targets such as in 2020 or 2025.
2. The need to begin the transition to a low-carbon global economy has become far more urgent. We need to
move fast. Scientific evidence shows world emissions must peak and decline in the next 10-15 years, to keep the
door open for climate stabilization. We should be mindful that decreased emissions as a result of the economic
slowdown should not be misinterpreted as real progress. Economic recession is not an answer to climate
change. We want the world economy to grow and this growth must be sustainable, which means transitioning to a
low-carbon global economy. Developed countries must show leadership in driving forward the low-carbon transition
and in leading Research Development & Demonstration (RD&D) for low-carbon technologies. These challenges will
be impossible to meet without the full engagement of major developing countries as well.
3. We must innovate as we rebuild our economies during 2009
.......... ”-----Full statementより  "

関連記事
World Economic Forum: Clean Energy Needs $515B a Year-----Greentech Media,January 29, 2009

コメント続き
 額に驚いたのは、こちらが世界を考えるには、小物すぎたせいのようです。リポートによれば、世界の再生可能エネルギーの分野への投資額は、2007年の実績で $150 billion-per-yearに達しているそうです。したがって、現在の三倍強のレベルを2030年まで継続させることで達成できるのだそうです。となれば、世界が本気になれば、無理ではない数字です。
 リポートを読むのは週末以降になりそうですが、このリポートは力になりそうです。(t_t)

[World Economic Forum (世界経済フォーラム - ダボス会議) / ブックマーク]

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アメリカの風力発電が、ドイツを抜いて世界一の規模に。25,170 MW!

 American Wind Energy Association (AWEA)が伝えたところによると、2008年にアメリカの風力発電の設備容量は、総計で 25,170 MWに達し、それまでリーダーだったドイツの総計23,902 MWを抜き世界一の風力発電国になったということです。この容量は、世界の風力発電の五分の一がアメリカにあるということになります。しかし、2008年だけで、8,358MWもの風車を建設したアメリカ、”オバマぶくみ”とはいえ、すごいものです。金融危機の影響で資金調達に問題がでているところもあるようなので、今年はどうなるでしょうか? しかし、世界的に厳しいところは厳しいでしょうから、アメリカのNo.1の座は当分ゆらぎそうには、なさそうですね。
 さらに、同時に発表された中国は、2008年になんと6,300 MWを加え合計12,200 MWの設備容量に達し、アジアにおける風力発電のリーダーとしての存在をますます大きなものにしたということです。

プレスリリース / American Wind Energy Association (AWEA),February 2, 2009
U.S. AND CHINA IN RACE TO THE TOP OF GLOBAL WIND INDUSTRY
Gwectop_10_cumulative_installed_cap
-----image[Top 10 cumulative installed capacity(Dec. 2008)--tables and graphs(pdf)] p.3より 

" The United States passed Germany to become world #1 in wind power installations, and China’s total capacity doubled for the fourth year in a row. Total worldwide installations in 2008 were more than 27,000 megawatts (MW), dominated by the three main markets in Europe, North America and Asia.

Global wind energy capacity grew by 28.8% last year, even higher than the average over the past decade, to reach total global installations of more than 120, 800 MW (120.8 gigawatts (GW) at the end of 2008. Over 27,000 MW (27 GW) of new wind power generation capacity came online in 2008, 36% more than in 2007.

”These figures speak for themselves: there is huge and growing global demand for emissions-free wind power, which can be installed quickly, virtually everywhere in the world. Wind energy is the only power generation technology that can deliver the necessary cuts in CO2 in the critical period up to 2020, when greenhouse cases must peak and begin to decline to avoid dangerous climate change,”said Steve Sawyer, Secretary General of GWEC. "The 120 GW of global wind capacity in place at the end of 2008 will produce 260 TWh and save 158 million tons of CO2 every year.”

Wind energy is now an important player in the world’s energy markets. The global wind market for turbine installations in 2008 was worth about 36.5bn EUR or 47.5bn US$.

”Wind power is often the most attractive option for new power generation in both economic terms and in terms of increasing energy security, not to mention the environmental and economic development benefits. Volatile fossil fuel prices and unreliable supply policies from fossil fuel rich countries increase the risk of relying on conventional sources for power production," said GWEC’s Chairman, Prof. Arthouros Zervos. "The wind industry also creates many new jobs: over 400,000 people are now employed in this industry, and that number will be in the millions in the near future.”

The leading markets in terms of new installed capacity in 2008 were the US and China. New US wind energy installations totalled 8,358 MW for a total installed capacity of 25,170 MW. The US has now officially overtaken Germany (23,902 MW) as number one in wind power. Europe and North America are running neck-to-neck, with about 8,900 MW (8.9 GW) each of new installed capacity in 2008, with Asia closely following with 8,600 MW (8.6 GW).

The massive growth in the US wind market in 2008 increased the nation’s total wind power generating capacity by 50%. The new wind projects completed in 2008 account for about 42% of the entire new power-producing capacity added in the US last year, and created 35,000 new jobs, for a total of 85,000 employed in the sector in the US

At year's end, however, financing for new projects and new orders for turbines and components slowed to a trickle as the financial crisis began to hit the wind sector.

”The U.S. wind energy industry turned in a record-shattering performance in 2008, establishing wind as one of the leading sources of new electricity generation in the country and a job creation dynamo," said AWEA CEO Denise Bode. "At the same time, it is clear that the economic and financial downturn have begun to take a serious toll on new wind development. We look forward to working with President Obama and the new Congress on policies to restore the industry’s vital momentum and achieve President Obama’s goal of doubling renewable energy production in three years.”

The growth in Asia's markets has also been breathtaking; close to a third of all new capacity in 2008 was installed on the Asian continent. In particular, the wind energy boom is continuing in China, which once again doubled its installed capacity by adding about 6,300 MW (6.3 GW), reaching a total of 12,200 MW (12.2 GW).

”The Chinese wind energy market is going from strength to strength, and has once again doubled in size compared to 2007, reaching over 12 GW of total installed capacity," said Shi Pengfei, Vice President of the Chinese Wind Energy Association (CWEA). ”The outlook for the coming years is also very healthy.

In its response to the financial crisis, the Chinese government has identified the development of wind energy as one of the key economic growth areas. "In 2009, new installed capacity is expected to nearly double again, which will be one third or more of the world's total new installed capacity for the year," said Li Junfeng, Secretary General of the Chinese Renewable Energy Industry Association (CREIA).

At this rate, China would be well on its way to overtake Germany and Spain to reach second place in terms of total wind power capacity in 2010. China would then have met its 2020 target of 30,000 MW (30 GW) ten years ahead of time.

The growing wind power market in China has also encouraged domestic production of wind turbines and components, and the Chinese manufacturing industry is becoming increasingly mature, stretching over the whole supply chain.

”Now, the supply is starting to not only satisfy domestic demand, but also meet international needs, especially for components," said Li Junfeng. "In 2009, Chinese companies will start to enter the UK and Japanese markets, and orders for 200 blades have already been placed. There are also ambitions for exploring the US market in the coming years.”

In Europe, almost 8,900 MW (8.9.GW) worth of new wind turbines brought total wind power generation capacity up to nearly 66,000 MW (66 GW). This makes wind power the leading power source for new generation capacity, according to the European Wind Energy Association (EWEA). While in the past, European growth was primarily spurred by the established markets in Germany, Spain and Denmark, 2008 saw a much more balanced expansion, led by France, the UK and Italy.
.......... "


-----tables and graphs(pdf)

関連情報、記事
20 Percent Wind Energy by 2030 presentation

Global Wind Energy Council (GWEC) /

U.S. Takes Global Lead in Wind Power, Passes Germany-----Bloomberg,February 2, 2009

Offshore Wind Farms Fall Victim to the Crisis-----Businessweek,February 2, 2009

コメント
 ちなみに日本は、2008年に356MWを追加し、合計設備容量1,880MWとなり、世界で12番目の設備容量となったようです。日本は、国土が急峻で狭いので、地上で風車というよりは、洋上風車に期待していますので、今後の検討しだいということでしょうか? 問題は、国のやる気(資金、インセンティブ)でしょうかね。(t_t)

参考動画

続きを読む "アメリカの風力発電が、ドイツを抜いて世界一の規模に。25,170 MW!"

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EUは再生可能エネルギーをさらに促進、そしてアメリカの再生可能エネルギー戦略も、それに同調しはじめている!?

 ここにきてEUは、さらに再生可能エネルギーの導入のためのさまざまな方策を模索している。気候変動問題、そしてロシアからのガスの供給問題、昨年の原油価格の乱高下などさまざまな状況は、さらに強力な取り組みをEUそして地中海沿岸国、さらにはアフリカ、東ヨーロッパまで巻き込んだ大きな"Change"の可能性の追求を後押ししているようです。

おすすめサイト / European Parliament(欧州議会) / News(E)
European_parliament
-----image : 上記サイトキャプチャー画像
/ Why we need more renewable energy-----02-02-2009-----Gas crisis highlights need for energy security say MEPs

/ Greenhouse gases should be cut 80% by 2050, Climate Committee(03-12-2008 )

 上のサイトで示されている内容は、温暖化効果ガス2050年60-80%削減、エネルギーの35%効率化、再生可能エネルギー60%というような数字です。そのための再生可能エネルギー2020年20%計画が欧州議会では可決され、準備が進められています。

”Europe's Energy Review: 2050 targets 60-80% cut in greenhouse gas emissions 35% improvement in energy efficiency 60% of total EU energy consumption to be renewable ”

 現在の日本はというと、現状は既存の地熱と水力を入れれば、世界の再生可能エネルギー先進国と数字的にはひけをとりません。しかし、地熱も水力も過去のオイルショック前後までに投入されたもので、気候変動とエネルギー問題への日本の解として実現してきた内容ではありません。とりあえず、日本のことは置ておいて、今回はアメリカです。

 米大統領の交代劇が世界の気分を一新したのは驚くべきことです。まだ評価がでるには、早すぎるにもかかわらず、”それ以前”のアメリカの単独行動主義に比べれば、すでに多くの成果をあげているという人さえいます。さて、そのオバマさんのエネルギー政策は、

The White House : The Obama Administration Plan for Energy an Overview

" ..........
nergy Plan Overview

Provide Short-term Relief to American Families

Crack Down on Excessive Energy Speculation.
Swap Oil from the Strategic Petroleum Reserve to Cut Prices.
Eliminate Our Current Imports from the Middle East and Venezuela within 10 Years

Increase Fuel Economy Standards.
Get 1 Million Plug-In Hybrid Cars on the Road by 2015.
Create a New $7,000 Tax Credit for Purchasing Advanced Vehicles.
Establish a National Low Carbon Fuel Standard.
A “Use it or Lose It” Approach to Existing Oil and Gas Leases.
Promote the Responsible Domestic Production of Oil and Natural Gas.
Create Millions of New Green Jobs

Ensure 10 percent of Our Electricity Comes from Renewable Sources by 2012, and 25 percent by 2025.
Deploy the Cheapest, Cleanest, Fastest Energy Source ? Energy Efficiency.
Weatherize One Million Homes Annually.
Develop and Deploy Clean Coal Technology.
Prioritize the Construction of the Alaska Natural Gas Pipeline.
Reduce our Greenhouse Gas Emissions 80 Percent by 2050

Implement an economy-wide cap-and-trade program to reduce greenhouse gas emissions 80 percent by 2050.
Make the U.S. a Leader on Climate Change. "

 具体的な省エネプランまではまだ数字をあげていませんが、現状のアメリカを考えると本気で取り組むことができればかなり削減できると思いますので、温暖化効果ガス2050年80%削減、エネルギーの効率化、生成可能エネルギー2012年10%、さらに2025年25%と照準をあわせてきています。
 さて、こうなってくると、日本も温暖化効果ガス削減では、歩調をあわせて2050年80%削減、エネルギーの効率化、再生可能エネルギー2030年最大11%というのではかなり少ないと思われます。とはいえ、日本には地理、地形を考えた上で、この風土を生かし、国民の希望を入れた”国益”を具体的に反映した内容を打ち出してもらわないと困ります。まずは、温暖化効果ガス削減のための国際的な枠組み合意を確実に国のマスタープランに入れ、日本独自の風土をいかし、地域を活性化させ、国民につましくも安全で豊かさを享受できる2020、2030、、、、2050、、、、2100年まで見据えた暮らし作りの指針を示してほしいと思います。その上で、選挙なら、誰しも納得できると思います。Changeの風が世界に訪れています。(t_t)

参考記事、エントリー

続きを読む "EUは再生可能エネルギーをさらに促進、そしてアメリカの再生可能エネルギー戦略も、それに同調しはじめている!?"

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島根県で江津高野山風力発電所が運用を開始しました - ドイツ製2.3MW9基 -

 島根県で県が運営するウィンドファームとしては、隠岐大峯山風力発電所に続く2番目でドイツ・ノルディクス社製・IN-2300が9基立ち並びぶ、合計20700kWの規模の江津高野山風力発電所が運用を開始したそうです。一基づつ市民公募で選ばれた愛称をつけられた2.3MWの大型風車が、末永く市民に受け入れられ運転し続けることを願いたいです。

クリッピング / 中国新聞、'09/2/1
江津の風力発電所で開始式

" .....江津高野山風力発電所の運転開始式が31日、近くの二宮交流館であった。県立の風力発電所は隠岐の島町の隠岐大峰山に次いで2カ所目。
..... "

関連情報、記事
島根県 企業局 / 風力発電 / 江津高野山風力発電所
Husyazenkei1
-----image(”県政広報誌フォトしまね「No.172」 の しまね百景に掲載されました。”) : 島根県 企業局プレスリリースより

島根県で本格的な風力発電所が建設-----建設グラフインターネットダイジェスト、2008年7月号

Nordex: Wind turbines / Nordex N90 (2.3 Megawatt)

コメント
 Nordex社の風力タービンは、これまで日本でどれほど実績があるのか調べられませんでしたが、海外では豊富な実績をもっているようです。ドイツ、アメリカ、中国でも展開中のようです。同社のサイトには、IN-2300という型番はなく、Nordex N90が2.3MWの風車のようです。タワーの高さが70mで三枚翼の直径が90m、最大地上高さは、115mにおよぶ巨大な風車です。島根県まではなかなかいけないので、どなたかが、ビデオ投稿サイトに情報や、りホームページで紹介されるのをみて周辺の雰囲気を知りたいものです。(t_t)

[風力発電 Wind Power / ブックマーク W,う、ふ]

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経済産業省、ソーラー住宅普及促進懇談会が報告書をまとめました

 太陽電池の規格化・標準化で太陽電池屋さんの中で話題になった経済産業省、ソーラー住宅普及促進懇談会の報告書が1月30日付けで発表されました。とりまとめ報告書の案のタイトルは、「あなたも太陽光発電で地球と家計にやさしい生活をしてみませんか?」だということです。

プレスリリース / 経済産業省、平成21年1月30日
ソーラー住宅普及促進懇談会 報告書(案)取りまとめ~あなたも太陽光発電で地球と家計にやさしい生活をしてみませんか?~

" 本件の概要
太陽光発電を設置した住宅の普及を促進するため、経済産業省においては、国土交通省と共同で、主要な太陽電池メーカーと住宅メーカーの代表者が集まり、促進策について議論する「ソーラー住宅普及促進懇談会」を開催(第一回は平成20年7月4日に開催、第二回は本日1月30日に開催。当省は経済産業大臣がメンバー)。第二回懇談会において報告された報告書(案)につき公表する。

担当 商務情報政策局情報通信機器課、資源エネルギー庁新エネルギー対策課 

公表日 平成21年1月30日(金)

発表資料名
ソーラー住宅普及促進懇談会 報告書(案)取りまとめ~あなたも太陽光発電で地球と家計にやさしい生活をしてみませんか?~(PDF形式:40KB)
②議事次第(PDF形式:5KB)
③出席者(PDF形式:5KB)
④ソーラー住宅懇談会報告書骨子(PDF形式:17KB)
⑤報告書(案)(PDF形式:2,861KB)
⑥過去の開催実績(PDF形式:3KB)


.....本日開催された第二回ソーラー住宅普及促進懇談会においては、懇談会報告書(案)を議論いたしました。本報告書(案)では、住宅用太陽光発電の官民共同でのPR、デザイン性の優れたパネルの設計、太陽光発電システムの標準化等の今後の方向性が方針づけられました。
.....”-----ソーラー住宅普及促進懇談会 報告書(案)取りまとめ~あなたも太陽光発電で地球と家計にやさしい生活をしてみませんか?~(PDF形式:40KB)より   "

関連情報、記事
太陽光発電協会

太陽光発電普及拡大センター

住宅用普及へ経産省懇談会 太陽光発電の標準化推進-----Fujisankei Business-i,2009/1/31

" ..........
政府は太陽光発電の導入量を「2020年に現状の10倍、30年に40倍」にする目標を立てている。 "

コメント
 詳細は、⑤報告書(案)(PDF形式:2,861KB)を読めば、概略がわかります。

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イベント2/25-27 PV EXPO 2009 第2回国際太陽電池展

-----イベント案内のサイトより-----無料招待券の申し込みで無料
Img_pve_jp

" 会期 2009年2月25日(水) - 27日(金)
会場 東京ビッグサイト
併催企画 PV EXPO 専門技術セミナー
主催 リード エグジビション ジャパン株式会社
協賛 太陽光発電協会 (JPEA)
同時開催 FC EXPO 2009 第5回 国際水素・燃料電池展
来場対象者
下記のような太陽電池/太陽光発電システムに関わる製造、設計、研究、開発などの専門家の方々
・ 太陽電池セルメーカー
・ 太陽電池モジュールメーカー
・ 太陽電池ユーザー
・ 電気事業関連企業
・ ハウス・プラント・建設関連企業
・ コージェネレーション関連企業
・ 大学・国公立研究所
・ 官公庁・自治体
・ その他太陽電池/太陽光発電システム関連企業
..........
新設 二次電池フェア
リチウムイオン電池 / ニッケル水素電池 / 電気二重層キャパシタ / ハイブリッドキャパシタ / スーパーキャパシタ / ウルトラキャパシタ / 鉛蓄電池 / VRLA電池 / ニカド電池 / NAS電池 / フライホイール / レドックスフロー電池 / 各種二次電池用部品・材料 / など各種二次電池及び蓄電技術..... "

 詳細、お問い合わせは、イベント案内のサイトよりをご覧ください。

コメント
 今回は、二次電池フェアも新設、開催されるということで、独立系メインの小社としては、見学必須のようですね。電池に詳しい人をさそっていくつもりです。(t_t)

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