世界は再生可能エネルギーに動く。国際再生可能エネルギー機関設立も、日本政府は参加しない方針
ドイツの主導で当初EU圏を中心に設立されると考えられていた国際再生可能エネルギー機関(International Renewable Energy Agency -IREA-)。だが、脱化石燃料と気候変動問題への”建設的な対応において再生可能エネルギーへの取り組みは不可欠”という意識の世界的なもりあがりをみせはじめています。あとは、オバマ政権がどう対応するか? それによって、この動きは大きくはずみがつくと期待されています。
2009年から議論を経て、2010年には再生可能エネルギーの世界的な位置づけと展開への方針を決める予定。当初から参加には慎重というか、消極的だった日本政府もかろうじてオブザーバー参加とし様子を見るという。さまざまな環境、エネルギーに関する技術では、現状高いレベルを維持しているわが国だが、この消極的な姿勢は、時代の変化と次代へのビジョンを示すことができない、元二大政党のこの分野での旧来然とした姿勢を示すものとして、悲しい限りです。
・国際再生可能エネルギー機関:日本政府、加盟見合わせ-----毎日jp,2009年1月8日
" .....日本政府は加盟を当面見合わせる方針を決めた。議論の推移を見ながら検討する方針で、26日にドイツで開かれる設立総会にはオブザーバーとして出席を予定している。..... "
関連エントリー
・IRENA(国際再生可能エネルギー機関)に、日本はまだ参加表明をしていない(ごまめの歯ぎしり) / クリッピング JANJAN-----自然エネルギー、2008/12/27
・1月に再生エネルギーの国際機関 日本政府は消極姿勢 / クリッピング 47NEWS-----自然エネルギー、2008/12/27
コメント続き
さて、結局日本もオバマさんの動きには追従するつもりのようなので、問題はないといえばないのだが、、、、。中国、インドの再生可能エネルギー関連企業は、世界の技術のいいとこどりを狙っていて、実際実績をあげている。日本の環境カーが現状リードしたのは、タイミングと投資によるもの。再生可能エネルギー産業の分野で実績を上げるには、同じくタイミングと投資が大事。遅れずについていってくださいよ、、、、。
IRENAの資料に見つけた図をみると再生可能エネルギーのポテンシャルは、太陽エネルギー、風力、バイオマス、地熱、海洋、水力という順で大きいことが示されている。図の右下の小さな立方体が、現在の世界一次エネルギー消費量[( GPEC )current global primary energy consumption(GPEC)]。このポテンシャルが再生可能エネルギーの最大の可能性であり。いままで、使っていても意識せず、さらに積極的な投資をして使ってこなかった、世界の技術のありかたが最大の問題点。(t_t)
-----image : IREA : Documents Presentation(pdf)-p.4 The physica potential of renewable energiesより
関連記事
・「緑の雇用」環境相が提案 温暖化対策で100万人-----asahi.com,2009年1月7日
[International Renewable Energy Agency (IREA,国際再生可能エネルギー機関) / ブックマーク-I,こ]
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