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米国カリフォルニア州の果樹園に、1.2MWの太陽電池モジュールを納入 / プレスリリース 三菱電機

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-----image & text : 三菱電機、2008年10月28日発表より-----E

" 米国リモネイラ社果樹園向け太陽電池モジュール納入のお知らせ
三菱電機株式会社(執行役社長:下村 節宏)は、1.2MW(メガワット)の無鉛はんだ太陽電池モジュール※1を、レモンなどのかんきつ類を栽培・販売する米国のリモネイラ社(Limoneira Company、本社:カリフォルニア州ベンチュラ郡、社長兼最高経営責任者:Harold Edwards)の果樹園向けに納入しましたのでお知らせします。総設置面積は東京ドーム約2分の1の広さにあたる約22,260m2です。
※1: モジュールの鉛使用量がゼロ(0g)で、製品自体の環境への負荷を低減したモジュール

納入の概要
製品   無鉛はんだ 太陽電池モジュール 6,400枚
     (PV-UD185MF5)
納入先  リモネイラ社所有の果樹園 ※2
納入時期  2008年10月
据付会社  パペチュアル・パワー社(Perpetual Power)
設置容量  1.2 MW(1200 kW)
総設置面積 約22,260m2
期待年間発電電力量 2,000,000 kWh
※2: 所在地:カリフォルニア州サンタ・ポーラ市

背景
 米国では、原油価格高騰に伴うエネルギーコストの上昇や、環境貢献意識の向上などから、製造業や小売業を中心とした商業分野で太陽光発電システムの導入が急速に伸びています。
 日本にもレモンなどを輸出しているリモネイラ社では、中長期的視野に立って財務面での健全性を向上させ、環境面での負荷を軽減するため、非再生可能エネルギーへの依存度を下げることとし、総電力使用量の約3分の1に相当する発電量が期待できる太陽光発電システムを導入しました。導入に際して、環境面での負荷軽減を重視するリモネイラ社は、製品自体の環境負荷が小さい当社の無鉛はんだ太陽電池モジュールを高く評価し、納入につながりました。

設置状況
 太陽電池の周囲には草木が植えられており、砂埃がモジュール表面に堆積して発電量が低下するのを抑制します。草木は羊に食べさせて、太陽光を遮らない高さに維持されます。
 果樹園の来訪者が太陽電池を見学できるデッキも併設されています。
.......... "

関連
Company's 'solar orchard' will generate electricity -----Limoneira Company,10/28/08

Historic Solar Orchard Unveiled In Ventura County-----keyt.com News

コメント

 日本にもレモンを出荷している農業関係の企業が大規模な工場で利用する電力の三分の一にあたる容量の太陽光発電を導入したということです。初期投資がかかっても、乱高下している原油など化石燃料の価格への依存を減らすことは複数年度の事業の展開の中では、リスクを下げる効果も見込めるという考え方も一般的になってきています。
 エコだから太陽電池という時代から、石油依存を減らすという現実的なエネルギー、そして事業のマネージメントの方策として定着していく方法だと思います。(t_t)



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