変換効率50%超を目指す太陽光発電システムの研究成果が発表されます
太陽電池の高い変換効率を追求する研究がアメリカで研究されているようです。研究の音頭をおっているのは、米大統領直轄の軍事関連の先端研究で知られるDARPAで、プロジェクト名は、
VHESC : Very High Efficiency Solar Cells program
ということです。伝えられる情報では集光型で色ごとのことなる分光特性を生かした太陽光発電素子の可能性を追求しているようです。この方式で計算上は、すでに50%以上の発電効率た可能ということのようです。軍事研究で、あまり商用化の見込みを考えていない分野でのこうした研究が、一般の太陽電池になんらかのいい影響を考えるともおもえませんが、実験室レベルでは、50%をこえつつあるのかもしれないということでクリッピングしておきます。
・New Optics For Improved Solar Power Generators-----ScienceDaily,Oct. 9, 2008
関連記事
・変換効率50%を実現する太陽電池、米大学で開発中-----Web-Tab,2008-10-13
参考情報
・Wikipedia : DARPA-----国防高等研究計画局
・ Optical Society of America / How Solar Energy Can Help Meet America’s Growing Energy Needs(July 11, 2008 )
・50% Efficient Solar Cell Architectures and Designs-----IEEE Explore,May 2006
・DARPA pushes for 50% efficient photovoltaics to power soldiers' small tools-----SPIE,
・7 Ways the Military is Using Eco Tech-----earth2tech,August 28th, 2007
----------Google検索 : Optics for Solar Cells for Portable Power Duncan Moore----------
コメント続き
このプログラムの2007年の研究ではUniversity of Delawareの研究が、変換効率40.8%を結晶系の太陽電池で特殊な光の条件環境での値ながら成功させています。軍事利用が目的で、多くの予算が投じられる研究とはいえ、太陽光発電素子の変換効率は、40%台を越え、50%も伺う段階にまで達しつつあるようです。(t_t)
プレスリリース / University of Delaware ,July 23, 2007
・UD-led team sets solar cell record, joins DuPont on $100 million project
" Using a novel technology that adds multiple innovations to a very high-performance crystalline silicon solar cell platform, a consortium led by the University of Delaware has achieved a record-breaking combined solar cell efficiency of 42.8 percent from sunlight at standard terrestrial conditions. "
参考エントリー
・NREL Solar Cell Sets World Efficiency Record at 40.8 Percent / プレスリリース NREL- U.S.DOE -(宇宙空間用太陽電池セル変換効率40.8%を達成)-----ソフトエネルギー、2008/08/21
----------Googleサイト内検索 : 変換効率 最高----------
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