京都、蹴上浄水場に20kWの太陽光発電所が完成
ここのところ、鉄道、道路、飛行場関連施設などに太陽光発電が導入されたという情報を好んで拾っています。太陽光発電が普及しているのは間違いありません。この流れをもっと大きく、有効なエネルギー、気候変動問題へのひとつのソリューション、また再生可能エネルギー利用のひとつの雛形としての可能性として大きく開花させていきたいものだと考えています。
今回は、京都市の蹴上浄水場に20kWの太陽光発電所が完成したということです。上下水道施設にも、未利用なスペースがあります。全国の他の自治体の中には、東京都のようにすでに取り組んでいるところもありますし、さらに多くの自治体に広がっていくこと流れ、未利用なスペースの有効活用としての太陽光発電という、流れの定番化を期待しています。
プレスリリース / 京都市 上下水道局、2008年9月4日
・【お知らせ】蹴上浄水場における景観に配慮した太陽光発電設備の完成について

-----image(”蹴上浄水場の太陽光発電設備と発電状況”) : 同リリースより
" 上下水道事業は,自然環境の中で循環する水を,安全・安心で良質な飲料水にして市民の皆さまにお届けし,家庭等で排出される汚水等を処理する環境保全事業でありますが,一方で多くのエネルギーを消費することから,省エネルギーの推進や,地球温暖化防止の取組の一環として太陽光発電設備の導入等を進めています。このたび,本市の風致地区条例に基づく風致地区内にある蹴上浄水場において,景観に配慮した太陽光発電設備が完成しましたので,お知らせします。
1.設備の概要
(1)設置場所 京都市東山区粟田口華頂町 蹴上浄水場(最高区配水池)
(2)最大出力 20kW
(3)年間想定発電量 19,122kWh(一般家庭約5軒分の年間使用電力量に相当)
(4)発電電力の利用 浄水場の機械を動かす電力の一部として利用します。
(5)事業費 47,000千円2.設備の特徴
蹴上浄水場は風致地区に指定されているため,景観に配慮し,太陽電池パネルに次のような工夫を施しました。
(1)太陽電池の色を,黒に近い色にしました。
(2)太陽電池パネルの裏側を保持するバックシートを黒にしました。
(3)太陽電池パネルの表面を,光が反射しないように加工しました。
(4)太陽電池パネルの枠を,濃い色(こげ茶色)にしました。 "
コメント続き
光のエネルギーを直接電力に換えることができるのが太陽電池の最大の特徴です。しかも、発電に際しては、無騒音、無排気でメンテナンスも太陽電池に関してはほどんど手間がかかりません。用意すべきもの、そして配慮すべきはただひとつ、年間を通して、1日を通していかにおおくの太陽の光を直接太陽電池で受け取るかという点だけです。よくよく考えれば、都会やさまざまな未利用の施設で利用できる太陽電池のメリットは、今後さらに評価され、普及していくことは間違いないです。(t_t)
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