今後拡大が期待される国内市場に対応 太陽電池モジュール化工場の新拠点「滋賀工場」が稼動 / プレスリリース 三洋電機
-----image(pop up) & text : 三洋電機、2008年08月05日発表より
" 三洋電機株式会社(以下、三洋電機)が、滋賀事業所(滋賀県大津市瀬田)に建設を進めていたHIT太陽電池のモジュール化工場「ソーラー事業部 滋賀工場」がこのほど完成し、稼動を開始いたしました。
滋賀工場は当初40MWの生産能力で立ち上げますが、今後、市場動向にあわせて生産能力の拡大を検討します。
三洋電機は、HIT太陽電池セルの生産を二色の浜工場(大阪府貝塚市)、島根三洋電機株式会社(島根県雲南市)の2拠点で行っています。一方、モジュール化は、国内2拠点(二色の浜工場、東京製作所)、海外2拠点(ハンガリー工場、メキシコ・モンテレー工場)にて行っています。今回、モジュール化工場の主要拠点として滋賀工場を新規に立ち上げることで、今後拡大が期待される国内市場向けとして対応していきます。
ソーラー事業部滋賀工場概要
所在地 :滋賀県大津市瀬田1-1-1
建築面積:7000m2(新工場部分)
生産能力:年産40MW(08年度)
投資額 :約20億円
付帯設備:太陽光発電システム50kW
.......... "
関連記事
・2020年度4GWに向けて,三洋電機の太陽電池モジュール新拠点が稼動-----Tech-On!,2008/08/05
・いつでも、どこでも、太陽電池の時代へ-----@IT MONOist,2008/7/29
コメント
三洋電機は、過去の発表で2010年までに年間1000メガを達成したいと発表したことがあります。今回の滋賀工場の完成を受けて、2008年末までに340MW体制ができることになります。今回の増設にあわせた発表では、2010年までに600MW越え、さらに2020年度末には4GWを目指すとした。これらの体制で、世界シェアの10%をキープする計画だという。
ということは、2020年の太陽電池は世界全体で、生産量40GWという見積りですか、、、。2006年末の各国の累積総設備容量が6000MWを切っているので、2020年には年間生産量でこの約7倍の量を世界が達成するということになります。かなりの量ですね。
世界的な太陽電池の生産増の傾向が続いています。欧米はもちろん、中国、インドなど新興国でも生産がはじまり、本格的な価格、開発競争が始まっています。日本の太陽電池メーカーも当然のごとく増設、新規開発を進めています。そして、気になるのは価格と性能が製品ベースでどのていど、どのタイミングで新規のものに変わっていくのかということです。(t_t)
参考エントリー
・三洋電機、太陽電池生産能力を15倍に / クリッピング NIKKEI NET-----ソフトエネルギー、2004/12/31
・太陽電池の国内技術競争力ランキング、シャープ、キヤノン、三洋電機が上位に / クリッピング Design News Japan-----ソフトエネルギー、2008/06/06
----------Googleサイト内検索 : 三洋電機----------
参考
・IEA Photovoltaic Power Systems Programme / TRENDS IN PHOTOVOLTAIC APPLICATIONS Survey report of selected IEA countries between 1992 and 2006
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