太陽電池は石油の代替になるか / クリッピング 日経エレクトロニクス Tech-On!
" ..... 私には,近い将来エネルギー問題が深刻化して,本当に生活をガラリと変えざるをえなくなるような事態になりはしないかという不安があります。..... .....電気代が高騰していない理由は….....あと4年で原発約3基分の太陽電池が毎年生産へ.....コストはあと3年で家庭の電気代と並ぶ.....EPTは1.5年以下..... "-----日経エレクトロニクス Tech-On!,2008/05/07
-----イメージ(pop up ; ”5/5ゆりかもめ ”)
-----photo by Rina 2008-----
コメント
太陽光発電について”メディアが書いてほしい”と考えていた内容が、書かれている文章に出会いました。読み易く、日本のエネルギーの現状と、太陽光発電の可能性についてよく書かれている記事だと思います。
日本の電力の現状。太陽電池の技術開発と進化のスピードは、一般に考えられているよりはるかに早いスピードで進み、そのことは日本をのぞく先進国の政治なり企業なりのトップにおいても、太陽光発電に対して大きな期待と投資を寄せるグループを醸成するまでになっていること。そうした、比較的強い力をもった勢力がなぜ日本で生まれてこなかったのかについて、いつも考えてきました。現在の結論は、原子力への過度の期待です。原子力については、実際に地震で柏崎刈羽原子力発電所が停止している現在にあっても、地震の巣のような日本で、なぜ原子力を推進したいのか? また、これまでの原発の建設段階において、多くの活断層情報が隠されたり、生かされてこなかったことを国や市民が、”耐震設計の偽造”や”日本の食をめぐる偽装”以上の危機的大事件として考えないのか、、、疑問はつきません。
太陽光発電や太陽電池は、エネルギー問題において電力の、おそらく5%から10%程度を担える技術としての確かさをもちはじめています。すべてのエネルギー問題を解決するわけでないのですが、小規模分散型地域エネルギーとして機能できる特長を備えているという意味で、他の再生可能エネルギー全体として、少なくとも3割以上を再生可能エネルギーで担うことができる可能性をもっていると考えています。国としての取り組みが進めば、5割も夢ではない分野です。
日本では、まだ積極的な活用すら検討されていない潮流、潮汐、波力などの海洋エネルギーも世界ではさまざまな実験が開始されています。正しく、彼らの成功のあとを追うだけで海洋国日本においては、将来の活用が望まれる技術です。そんな可能性のある技術はまだまだたくさんありそうです。
今のところ世界の先陣を担うことができるのは太陽電池だけという日本の現状にあって、次世代、次々世代の太陽光発電素子の開発は、もっともおおきな期待を集めていい分野だと考えています。みなさんは、どう考えますか?(t_t)
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