「新型太陽光発電システムの共同研究」の開始 / プレスリリース 東京都下水道局
-----image(pop up ; ”実験発電規模:1kW(一般家庭用照明器具15室分に相当)”) & text : 東京都下水道局、平成20年5月13日
" 水処理空間の上部を利用した自然エネルギーの活用
研究概要
今回、太陽光発電システムを下水道施設に活用するために、発電効率向上などを目指した、日本初となる「一軸追尾」タイプと「薄膜」太陽電池を組み合せた「新型太陽光発電システム」の実証実験を実施します。研究内容
1 新型太陽光発電システム
①「一軸追尾」タイプ
・太陽方位にパネルが連動することで、 発電効率が向上
②「薄膜」太陽電池
・夏場のパネル温度上昇による、発電効率の低下抑制
・従来の多結晶に比べシリコンが100分の1に削減でき、コストが低減2 主要評価項目
・水処理施設の電源系統に接続する安定性
・通年での外気温や入射角変化などによる発電効率
実験発電規模:1kW
(一般家庭用照明器具15室分に相当)
実証研究場所・期間
葛西水再生センター 南系処理施設上部 (江戸川区臨海町一丁目1番1号)
平成20年5月15日から平成21年3月末日まで共同研究者
シャープ株式会社 "
関連記事
・太陽光追尾発電、実証実験始まる 東京-----MSN産経ニュース、2008.5.16
コメント
シャープが海外で集光型太陽電池と自動追尾装置の実験を行っていることは、以前のエントリーでも取り上げましたが、今回のものは、薄膜太陽電池ということです。シャープのサイトには関連情報がまだあがっていなので、使われる薄膜太陽電池については詳細がわかりません。すでに発表されているタイプか、新開発の薄膜なのか気になるところではあります。
自動追尾装置に関しては、ずいぶん昔に京セラが佐倉で行っていた海外の架台メーカーの装置を見に行ったことがあります。記事になるとおろ、確かに日本では自動追尾の実験は、まだそれほど多くありません。実験結果でいい数字がでるでしょうか?
また、水道、下水道管理施設の未利用なスペースの活用という面で、自治体における今後の太陽光発電の利に新しい展開をもたらすかもしれない実験ともいえそうです。(t_t)
参考エントリー
・シャープの集光型太陽電池と自動追尾する架台-----ソフトエネルギー、2006/07/21
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