「三和酒類向けバイオマス飼料化設備」建設を開始 / プレスリリース 三井造船
" 当社10施設目の受注 -地球温暖化防止、国内飼料自給率向上に寄与- 三井造船株式会社(社長:加藤 泰彦)は、焼酎粕のバイオマス飼料化設備工事を三和酒類株式会社(大分県宇佐市、赤松 健一郎代表取締役社長)から2008年4月に受注しました。 平成21年3月の竣工に向け鋭意工事を進めていきます。 本設備は、麦焼酎の製造過程で排出される焼酎粕の一部をメタン発酵させ、その際に発生するバイオガスにより得られる蒸気を利用して焼酎粕を濃縮・乾燥し、飼料原料として再利用するものです。原油高騰下でのエネルギーコスト上昇による製造コストを抑え、地球温暖化防止として二酸化炭素の排出量も削減できます。生産される濃縮液と乾燥品は国内の飼料自給率の向上にも寄与する複合的な設備として、その稼動が期待されています。 本設備の焼酎粕処理能力は1日当たり最大140トンであり、焼酎粕を水分約70wt%の脱水ケーキと分離液に分ける「固液分離設備」、分離液を全固形分濃度約30wt%にする「濃縮設備」、脱水ケーキを保存性・取扱性に優れた乾燥品とする「乾燥設備」および工場内のエネルギーを供給する「メタン発酵設備」、「排水処理設備」などで構成。焼酎粕中に含まれる有効成分を分離、濃縮、乾燥し、飼料原料としてリサイクルできます。 三井造船では、今後も焼酎粕のマテリアルリサイクル技術、サーマルリサイクル技術とを複合したライフサイクル・ソリューション・サービス(LSS)を構築し、環境負荷の低減や資源循環型社会に貢献しうる環境装置および各種システムなどの研究・開発を強化して取り組んでいく方針です。 三井造船の焼酎粕バイオマス設備の実績 .......... "-----三井造船、2008年04月24日発表より
コメント
お酒を造る過程で生まれるさまざまなバイオマス資源の活用が酒造メーカーと三井造船の技術により進められているようです。
日ごろから三和酒類の”いいちこ”のお世話になっているもので、、、寝酒なんですが、本日からグラスの中身を見る目がちょっと変りそうです。(t_t)
参考エントリー
・「真庭バイオエタノール実証プラント」の竣工式を挙行 / プレスリリース 三井造船-----ソフトエネルギー、2005/07/05
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