洗米排水からバイオ燃料生産 / クリッピング 中国新聞
" 広島国際学院大(広島市安芸区)工学部の渡辺昌規准教授(36)らの研究グループが、洗米排水からバイオエタノールを生産する技術を開発した。バイオ燃料への転用などで穀物価格が高騰する中、原料が食料と競合しないのが特長。......... "-----中国新聞、'08/5/27
関連
・広島国際学院大学 / バイオ・リサイクル学科
・国立情報学研究所 論文情報ナビゲーター(CiNii ): 検索条件: 著者名 渡辺昌規
コメント
米のとぎ汁でしょ? バイオエタノールがとぎ汁からできるなんて!
昨今の無洗米の普及にともない洗米工場で大量の水が使われていることが予想がつきます。量とコストが実用化されるまでには問題になるのでしょうが、水の浄水過程なんかも考慮すると興味深いエネルギー源となる可能性がありますね。
また、無洗米は実は水の汚染が各戸家庭からでなくなるということで、汚染源の集中管理の可能性を高めていて、すでに水の汚染を防止する働きをしているという意見もあるようです。とぎ汁の中には、結構な量のヌカが含まれているようです。全国無洗米協会のホームページによると、「1合のお米で、大さじ1杯のヌカ」がでるそうです。思ったより多いです。とうぜん、バイオ燃料生産源としてのポテンシャルも大きいということになります。
食料の高騰をまねいたり耕地として競合する作物由来のバイオ燃料の問題は、石油の高騰もあって拡大するばかりです。そうした問題を発生させないバイオ燃料、また廃棄物の処理という観点なども取り入れた利用の可能性はどんどん追求していただきたい分野です。(t_t)
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