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洗米排水からバイオ燃料生産 / クリッピング 中国新聞

" 広島国際学院大(広島市安芸区)工学部の渡辺昌規准教授(36)らの研究グループが、洗米排水からバイオエタノールを生産する技術を開発した。バイオ燃料への転用などで穀物価格が高騰する中、原料が食料と競合しないのが特長。......... "
-----中国新聞、'08/5/27

関連
広島国際学院大学 / バイオ・リサイクル学科

国立情報学研究所 論文情報ナビゲーター(CiNii ): 検索条件: 著者名 渡辺昌規

コメント
 米のとぎ汁でしょ? バイオエタノールがとぎ汁からできるなんて!
 昨今の無洗米の普及にともない洗米工場で大量の水が使われていることが予想がつきます。量とコストが実用化されるまでには問題になるのでしょうが、水の浄水過程なんかも考慮すると興味深いエネルギー源となる可能性がありますね。
 また、無洗米は実は水の汚染が各戸家庭からでなくなるということで、汚染源の集中管理の可能性を高めていて、すでに水の汚染を防止する働きをしているという意見もあるようです。とぎ汁の中には、結構な量のヌカが含まれているようです。全国無洗米協会のホームページによると、「1合のお米で、大さじ1杯のヌカ」がでるそうです。思ったより多いです。とうぜん、バイオ燃料生産源としてのポテンシャルも大きいということになります。
 食料の高騰をまねいたり耕地として競合する作物由来のバイオ燃料の問題は、石油の高騰もあって拡大するばかりです。そうした問題を発生させないバイオ燃料、また廃棄物の処理という観点なども取り入れた利用の可能性はどんどん追求していただきたい分野です。(t_t)

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九大の風レンズ風車、中国に行く

 九州大学の風レンズ風車の話題がネット上で急に目に付き始めたので、調べてみました。
 きっかけは過去複数回の西日本新聞の記事のようですね。最新のものは下のものでした。

砂漠緑化風車 5月スタート 中国内陸部に灌漑施設完成 九大「将来は作物も」-----西日本新聞、2008年4月30日

 この記事から単語を拾うと九州大学のプロジェクト紹介のサイトがわかり、計画の概要がわかりました。

九州大学 東アジア環境プロジェクト

" 大気汚染グループ 風レンズ風車技術の開発
  大屋 裕二 教授 ( 応用力学研究所 )
  内田孝紀 助教
中国における灌漑用分散型安定化電源として活用するための風レンズ風車技術の開発 "

 九州大学の2011年に迎える百周年事業の一環として、『東アジア環境問題』に全学で取り組む事業の一環として行われ、NEDOのプログラムにもなっている事業ということで、ここまでわかると情報検索にはこまりません。
 上のサイトには写真もあり実験のようすがわかります。現在利用されている風レンズ風車は、5KWの小型のものですが、以前から九州大学ではさらに大型のレンズ風車の開発を予定しているようです。小型のものは、酉島製作所から市販されています。

 将来的にはかなり大型のものや、洋上での利用などの企画も検討されているようです。世界にもダクト付き風車という形式の風力発電装置の開発が進んでいます。日本にあった風力発電機の開発につながることを期待したいです。(t_t)

参考
九州大学 流体科学研究室 / 風レンズ風車の開発

九州大学応用力学研究所 受賞関連

九州大学 研究者情報

科学技術分野での大臣表彰を受賞-----九州大学 トピックス、2008/3/26

" ◆科学技術賞 開発部門
 大屋裕二 応用力学研究所 教授
   「超高効率な発電性能を有する風レンズ風車に関する研究開発」 "

NEDO 定期情報誌「FOCUS NEDO」 / FOCUS NEDO 第19号 / 高出力風レンズ風車の開発

NEDO よくわかる!技術解説 / 小型風力発電 関連プロジェクト

株式会社 酉島製作所-風レンズ風車 1000W

参考エントリー、記事

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世界初のフロート風力発電所は、2009年にStatoilHydro社、ノルウェイ、、、

 世界中で開発が進む洋上風車、陸地での風力発電が一定の成果を上げるなかで、さらなるフロンティアとして海が注目されるようになって久しい。なかでも、フロートタイプの開発には”世界初”の名が冠されることになるので、どこの国が、そしてどの企業がと注目度が高い。そんな中で、注目を集めるのが、ノルウェイのStatoilHydro社。初期のプレス発表後テストを重ね、実際のプロジェクトをスタートさせた。

世界初のフローティング方式の風力発電機は2009年にノルウェー、北海地域に設置-----ソフトエネルギー、2007/06/27

 今回のリリースでは、より具体的な風力発電機のスペックも発表されました。
Hywind_04
-----image(下リリースより) : (StatoilHydro)

プレスリリース / StatoilHydro,2008-05-23
StatoilHydro to build first full scale offshore floating wind turbine?

" StatoilHydro has decided to build the world’s first full scale floating wind turbine, Hywind, and test it over a two-year period offshore Karmoy. The The company is investing approximately 400 million NOK. Planned startup is autumn 2009.
Hywindfromabove468-----image(pop up ; ”StatoilHydro has developed HyWind based on floating concrete constructions familiar from North Sea oil installations. In this way we exploit the wind where it is strongest and most consistent ? far out to sea.”) : 同リリースより

The project combines known technology in an innovative way. A 2.3 MW wind turbine is attached to the top of a so-called Spar-buoy, a solution familiar from production platforms and offshore loading buoys.
..........
FACTS
Hywind in brief
Turbine capacity: 2.3 MW
Weight of turbine: 138 tonnes
Turbine height: 65 m
Rotor diameter: 82.4 m
Floatation element's draught below sea surface: 100 m
Total weight: 5300 tonnes
Diameter at sea surface: 6 m
Diameter of floatation element: 8.3 m
Sea depth range: 120 - 700 metres
No. of anchor moorings: 3
Marintekhywindtest-----image(pop up ; ”A three meter high model has been successfully tested at SINTEF's Marintek wave tank in Trondheim. (Photo: StatoilHydro) : 同リリースより
.......... ”

 今回の添えつけ資料(p.9)からキャップチャーさせていただいたのが、下の図です。フロート式採用により、より深度がある、そして風況のいい場所に設置できる可能性が広がるということです。大きく風力発電の洋上での展開に可能性を広げる動きにつながる可能性もありそうです。

Satorihydroprp9
----image(pop up) : StatoilHydro Hywind English presentation (629 KB) P.9よりキャプチャー画像

関連記事
World’s First Deepwater Floating Wind Turbine To Be Built By StatoilHydro-----EcoFuss,May 24th, 2008

追加情報
浮体式洋上風力発電 Floating Wind Turbine / 自然エネルギーの世界-----自然エネルギー、2010/12/24

ノルウェー Hywindプロジェクト -浮体式洋上風力発電 Floating wind turbine-----自然エネルギー、2010/12/22

Hywind – the world’s first full-scale floating wind turbine-----Statoil,2009-10-14

コメント続き

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通信誌 / 「地球号の危機ニュースレター」(5月号)335号

Img4823dfd4348f9
-----市民エネルギー研究所の記事 2008-05-09 より----imageも

" 地球号の危機ニュースレター』No.335(2008年5月号)<発行・大竹財団/編集・市民エネルギー研究所>を発行しました。
" 目次
資料・本紹介
2030年需給見通し策定、需要縮小でエネルギー産業激変様相
~石油と都市ガス系販売量減り、電力シェア大幅拡大。
原発新増設9~13基巡り対立~

ヒッピー・コミューンの今(2)
~コミューンは自治体だ~ 岡部一明

<海外ニュースEIC>より
・自然エネルギー
・地球温暖化
・バイオマス

反省的『教育支援NGO』論
~『カンボジア・日本友好学園』との支援協力の解消と今後について~(3) 阿木幸男

<大竹財団講演会のお知らせ>
「安全審査」では安心できない柏崎刈羽原発 講師:小泉好延さん、菅井益郎さん

<メール通信>
自然エネルギーは普及させられず、何故、原発は止まらないか より(8)
中川修治 "

定価 200円(送料90円)
年間購読料 2,000円(送料込)
発行元 財団法人 大竹財団

詳細、お問い合わせは、
市民エネルギー研究所の記事 2008-05-09をご覧ください。

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イベント 6/3 G8エネルギー大臣会合に向けて -2050年自然エネルギービジョンとその実現には

-----イベント案内より-----

" ・趣旨
 固定価格制を含む自然エネルギー政策の再検証
 自然エネルギー促進のための政策提言
 自然エネルギー事業者を核とする政策ネットワーク
・日時:6月3日(火)10:00ー16:45
・場所:東京ウィメンズプラザ  大ホール
    東京都渋谷区神宮前5-53-67
http://www.tokyo-womens-plaza.metro.tokyo.jp/contents/map.html
・主催:「自然エネルギー促進法」推進ネットワーク
     環境エネルギー政策研究所
・共催・協力(交渉中/予定)
地球環境イニシアティブ、2008年G8サミットNGOフォーラム環境ユニット、
  日本風力発電協会、風力発電事業者懇話会、ソーラーシステム振興協会、
  日本地熱学会・日本地熱開発企業協議会、全国小水力利用推進協議会、
  日本建築学会地球温暖化対策推進小委員会、日本木質ペレット協会
  太陽光発電協会、RE20/20キャンペーン
・後援(申請中/予定)
  環境省、経産省

・プログラム(予定)
9:30開場
【第1部】10:00-12:00
基調講演1 「自然エネルギー Global Status Report」
Dr.Eric Martinot (環境エネルギー政策研究所)       
基調講演2 「固定価格制に向かう世界の潮流」
Mr.Miguel Mendonca (World Future Council)
<昼食ブレーク>
【第2部】13:00-14:30
 報告と政策提言
 「2050年自然エネルギービジョンとその政策」
    飯田哲也(環境エネルギー政策研究所)
   その他スピーカー(予定)
  自然エネルギー事業者
  自然エネルギー関連団体・組織
  地方自治体
<コーヒーブレーク>
【第3部】14:45-16:30
 ステークホルダーによる討議
 「新しい自然エネルギー政策の実現に向けて」
  (参加交渉中)  
 国会議員(自然エネルギー促進議員連盟)、
自民党:河野太郎氏、公明党:加藤修一氏、
  民主党:福山哲郎氏、社民党:福島瑞穂氏
 自然エネルギー事業者
  (太陽光、風力、小水力、バイオマス、地熱など)
 環境省、経済産業省、
 東京電力など電力事業者
 環境NGO、NPO

まとめ 16:30-16:45
以上

連絡先:イベント事務局
(環境エネルギー政策研究所内)
http://www.isep.or.jp/ "

関連
環境エネルギー政策研究所

" 2008.05.19 【イベント開催】6月3日(火)に東京にて「G8エネルギー大臣会合に向けて -2050年自然エネルギービジョンとその実現には」と題したシンポジウムを開催します。自然エネルギー世界レポートの主筆、Eric Martinot氏と 固定価格制度の著者、Miguel Mendonca氏を迎え、自然エネルギー関連団体を加えて議論を行います。
⇒詳細はこちら(PDF) "

 詳細、問い合わせは、イベント案内または、上記ISEPのイベント案内をご覧ください。

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自然エネルギーを活用 エベレスト登頂目指す三浦さん / クリッピング MSN産経ニュース

" 75歳での世界最高峰・エベレスト(8848メートル)登頂を目指しているプロスキーヤー、三浦雄一郎さんの遠征隊のキャンプでは、太陽光・水力・風力という3種類の自然エネルギーを活用して電力を得ている。 .......... "
-----MSN産経ニュース、2008.5.22

関連
Miura Qomolangma 2008

Ecoevelesttop-----Google Earthキャプチャー画像、[Mt.Everest,Earth Outreach KML: Eco Everest Expeditionレイヤー]-----
Ecoevelestpeak

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IBM Research Unveils Breakthrough In Solar Farm Technology/ プレスリリース (IBM、集光型太陽電池の冷却システムを発表)

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-----image(pop up ; ”IBM researchers have achieved a breakthrough in photovoltaics technology that could significantly reduce the cost of harnessing the Sun's power for electricity.”) & text : IBM,15 May 2008発表より

" IBM (NYSE: IBM) today announced a research breakthrough in photovoltaics technology that could significantly reduce the cost of harnessing the Sun's power for electricity.

By mimicking the antics of a child using a magnifying glass to burn a leaf or a camper to start a fire, IBM scientists are using a large lens to concentrate the Sun’s power, capturing a record 230 watts onto a centimeter square solar cell, in a technology known as concentrator photovoltaics, or CPV. That energy is then converted into 70 watts of usable electrical power, about five times the electrical power density generated by typical cells using CPV technology in solar farms.
..........
The trick lies in IBM’s ability to cool the tiny solar cell. Concentrating the equivalent of 2000 suns on such a small area generates enough heat to melt stainless steel, something the researchers experienced first hand in their experiments. But by borrowing innovations from its own R&D in cooling computer chips, the team was able to cool the solar cell from greater than 1600 degrees Celsius to just 85 degrees Celsius.
..........
Specifically, the IBM team used a very thin layer of a liquid metal made of a gallium and indium compound that they applied between the chip and a cooling block. Such layers, called thermal interface layers, transfer the heat from the chip to the cooling block so that the chip temperature can be kept low. The IBM liquid metal solution offers the best thermal performance available today, at low costs, and the technology was successfully developed by IBM to cool high power computer chips earlier.

While concentrator-based photovoltaics technologies have been around since the 1970s, they have received renewed interest in recent times. With very high concentrations, they have the potential to offer the lowest-cost solar electricity for large-scale power generation, provided the temperature of the cells can be kept low, and cheap and efficient optics can be developed for concentrating the light to very high levels.
.......... "

関連記事
IBM、太陽光発電の新技術を発表――チップ冷却技術応用で大幅コスト削減-----ITmedia News,2008年05月17日

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 先週の木曜日のエントリーに続いて、また集光型太陽光発電の話題。今回は、IBMで独自の冷却技術を開発したということです。集光型太陽電池では、レンズを使って小さな太陽電池セルに光を集める。とうぜん熱も集まり、ほうっておけば内部抵抗の上昇なんてレベルではなく、それこそ物質の溶融温度にまで達してしまう。ということで、熱の対策は集光型太陽電池には必須のものといえそうです。今回IBMが開発したのは、リキッドメタルを利用し熱を逃がすという技術で、ヒートシンクや素材の工夫に比べて、積極的な冷却効果がのぞめそうです。

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G8環境大臣会合関連展示会へ共同開発中の次世代太陽電池を展示 / プレスリリース 三菱商事

" 三菱商事株式会社(以下「三菱商事」)、独立行政法人産業技術総合研究所(以下「産総研」)及びトッキ株式会社(以下「トッキ」)は次世代型太陽電池を開発し、G8 環境大臣会合関連の展示会である“環境フェアin 神戸”(5 月23 日~26 日、神戸市立体育館)に出展いたします。 三菱商事、産総研、トッキの3 社は、本年3 月20 日に有機薄膜太陽電池の共同研究開発契約を締結いたしました。産総研がデバイス構造の研究を、トッキが製造装置のコア技術の開発ならびにモジュールの製作を行い、三菱商事が研究開発に関する投資とマーケティングを担当することにより、早期の商品化・市場投入を目指してまいります。 これまで有機薄膜太陽電池は長く研究されてきましたが、近年、サッカーボール型の分子構造を持つフラーレン(C60)が優れたn 型半導体特性を示すことが明らかになり、この新材料を適用することによりブレークスルーが起こりました。その後、産総研などの研究機関が新たな材料・デバイス構造を開発して発電効率を向上させるなど、実用化への期待が高まっております。今回の展示品にも、フロンティアカーボン社(三菱商事関連会社 本社所在地:福岡県、代表取締役社長:有川峯幸氏)が供給するフラーレン(C60)が用いられております。 有機薄膜太陽電池は、従来のシリコン系太陽電池と違い軽くて柔らかいといった特徴のほか、鮮やかな色彩を持たせることができ、従来のシリコン系太陽電池では難しいデザインが重視される用途、すなわち壁や窓向けの建材、衣料・生活用品、レジャー・アウトドア用品、玩具といった分野への普及を見込んでいます。 今回、私ども3 社はG8 環境大臣会合関連展示会のために、有機薄膜太陽電池の鮮やかな緑色の色彩を生かし、観葉植物をイメージした葉っぱ型のモジュールを試作いたしました。これを契機に、デザイン性を重視する新たな分野への浸透につなげていき、持続可能な新エネルギーの普及に貢献していきたいと考えています。 以上 ..........
Mitubishisyojioelpv1 -----image : 同リリースよりキャプチャー画像 2.有機薄膜太陽電池のしくみ

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トリンプ『太陽光発電ブラ』 - 地球にやさしく、人にもやさしく - / プレスリリース

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-----image(pop up) & text : トリンプ、2008/05/14発表より

" 世相を反映させたユニークなブラジャーシリーズ 最新作
トリンプ『No! レジ袋ブラ』、トリンプ『マイ箸ブラ』に続き、環境問題への関心を喚起
“天使のブラ”“恋するブラ”でおなじみ、女性インナーウエアメーカー、トリンプ・インターナショナル・ ジャパン株式会社(本社:東京都大田区平和島6-1-1、代表取締役社長:クリスチャン・トーマ、資本金:26億円)では、環境に配慮した生活のあり方を提案して注目を集めたトリンプ『NO!レジ袋ブラ』 トリンプ『マイ箸ブラ』に続き、省エネ、省ゴミ、温暖化防止など21世紀の重要な問題に着目し、環境にやさしいエネルギーの普及への関心を高めるべく、トリンプ『太陽光発電ブラ』(非売品)を製作。 5月14日・15日に開催される2008年秋冬トリンプコレクション(会場:東京都大田区平和島 東京流通センター)にて公開されます。

地球温暖化、ガソリンの枯渇不安など環境とエネルギーの未来を考えよう!「省エネ」から「創エネ」へ、という視点に着目したトリンプ『太陽光発電ブラ』

環境サミットとも言われる北海道洞爺湖サミットを目前に控え、2012年までに温室効果ガス排出量6%削減を目標にかかげる日本政府は、2007年より「1人1日1キログラムCO2削減」をモットーとして、ライフスタイルの見直しや、家庭や職場での努力や工夫を呼びかけています。エネルギー自給率の低い日本では、現在国内で受給できるエコエネルギーや、温暖化防止の突破口ともなりうる燃料電池開発などが注目されており、経済産業省で2020年までに新築住宅の約7割で太陽光発電パネルを設置する必要があると発表していることを鑑みても、家庭でも発電住宅など「省エネ」から「創エネ」への取り組みが盛んになると予測されます。
そこで、トリンプでは、環境にやさしいエネルギー「太陽光」に着目し、「省エネルギー」から「創エネルギー」への関心を高めるべく、トリンプ『太陽光発電ブラ』を開発しました。
..........
下敷き状のソーラーパネルでブラジャーが発電!
パッドは、バストアップだけでなく、繰り返し使用可能なミニドリンクボトルに!
地球にやさしく
人にもやさしいエコロジーブラ誕生!
.......... "

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「新型太陽光発電システムの共同研究」の開始 / プレスリリース 東京都下水道局

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-----image(pop up ; ”実験発電規模:1kW(一般家庭用照明器具15室分に相当)”) & text : 東京都下水道局、平成20年5月13日

" 水処理空間の上部を利用した自然エネルギーの活用
研究概要
 今回、太陽光発電システムを下水道施設に活用するために、発電効率向上などを目指した、日本初となる「一軸追尾」タイプと「薄膜」太陽電池を組み合せた「新型太陽光発電システム」の実証実験を実施します。

研究内容
1 新型太陽光発電システム
①「一軸追尾」タイプ
・太陽方位にパネルが連動することで、 発電効率が向上
②「薄膜」太陽電池
・夏場のパネル温度上昇による、発電効率の低下抑制
・従来の多結晶に比べシリコンが100分の1に削減でき、コストが低減

2 主要評価項目
・水処理施設の電源系統に接続する安定性
・通年での外気温や入射角変化などによる発電効率


実験発電規模:1kW
(一般家庭用照明器具15室分に相当)

実証研究場所・期間
 葛西水再生センター 南系処理施設上部 (江戸川区臨海町一丁目1番1号) 
 平成20年5月15日から平成21年3月末日まで

共同研究者
 シャープ株式会社 "

関連記事
太陽光追尾発電、実証実験始まる 東京-----MSN産経ニュース、2008.5.16

コメント
 シャープが海外で集光型太陽電池と自動追尾装置の実験を行っていることは、以前のエントリーでも取り上げましたが、今回のものは、薄膜太陽電池ということです。シャープのサイトには関連情報がまだあがっていなので、使われる薄膜太陽電池については詳細がわかりません。すでに発表されているタイプか、新開発の薄膜なのか気になるところではあります。

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風力発電の風車6基を起工 / クリッピング 中国新聞

" 平生風力開発(山口県平生町)が計画している平生風力発電所の起工式が9日、平生町大野南の建設予定地であった.....2009年春からの運転を予定..... "
-----中国新聞、'08/5/10

関連
日本風力発電開発 : 平生風力開発(株)

" 平生風力開発(株)
所在地 : 山口県熊毛郡平生町
設備 : 1,500kW機6基
発電容量 : 9,000kW
運転開始時期 : 2009年3月 "

Oohoshiyamawindbirdseye

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登場するのか? 他のエネルギーとも競合できる SUNRGI社の集光型太陽電池!

 それは、2009年の半ばぐらい、カリフォルニアのSUNRGI社は集光型の太陽電池で他のエネルギーソースとも十分競合できる太陽光発電装置をリリースすると発表しました。発表によれば、5セント / kWhの電力価格(wholesale)を実現する技術だとのことです。この価格が本当に実現できれば、火力発電、原子力発電にも十分勝利できることになります。

プレスリリース / Sunrgi,2008/4/28
new solar energy system makes it possible to produce wholesale electricity at a cost competitive with fossil fuels

" SUNGRI Announces Xtreme Concentrated Photovoltaics ? (XCPV[TM]) at The National Energy Marketeers Association's 11th Annual Global Energy Forum in Washington, DC

washington, dc - A new solar energy system will soon make it possible to produce electricity at a wholesale cost of 5-cents per kWh (kilowatt hour). This price is competitive with the wholesale cost of producing electricity using fossil fuels and a fraction of the current cost of solar energy.

XCPV (Xtreme Concentrated Photovoltaics), a system that concentrates the equivalent of more than 1,600 times the sun's energy onto the world's most efficient solar cells, was announced today by SUNRGI, a solar energy system designer and developer, at the National Energy Marketers Association's 11th Annual Global Energy Forum in Washington, DC. The technology will enable power companies, businesses, and residents to produce electricity from solar energy at a lower cost than ever before.

”Solar Power at 5 cents per kWh would be a world-changing breakthrough," said Craig Goodman, president, National Energy Marketers Association. "It would make solar generation of electricity as affordable as generation from coal, natural gas or other non-renewable sources, without requiring a subsidy”

”In a little more than a year we were able to develop and successfully test XCPV," said Robert S (Bob) Block, co-founder and SUNRGI principal. "We expect the SUNRGI system to become available for both on and off-grid power applications, worldwide, in twelve to fifteen months” "


Sungri_module_shadow
-----image(pop up ; ”SUNRGI Extreme Concentrated Photovoltaics? Module (XCPV [TM])”) : Sunrgi : Dounloadsより
" What differentiates SUNRGI’s XCPV system from any other solar energy system includes: a proprietary, integrated low profile technology for concentrating sunlight; a proprietary technology and methodology for cooling solar cells; a low cost, modular system optimized for mass-production; less land area or “roof top” requirements than typical solar energy systems; a technology roadmap for continuous improvement; low-cost field installation; and, a custom-designed system for easy operation and maintenance. "
-----原理の動画あり

関連記事
「発電コスト5円/kWhが可能」,米ベンチャーが集光追尾型太陽電池を開発-----

SUNRGI Announces New Solar Energy System To Enable Production Of Price Competitive Wholesale Electricity-----PowerPulse.Net,May 2, 2008

コメント続き

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米エネルギー省、2030年に電力の20%を風力で賄うことができるとのリポート、”20 Percent Wind Energy by 2030”を発表

 米エネルギー省は、American Solar Energy Societyなどの団体がかねてから発表していた、2030年を目標にする案にそった、再生可能エネルギーを大幅に強化、風力は全電力需要の20%を賄えるとする風力の強化策を主な内容とするリポートを5月12日付けで発表しました。単なる数字ではなく、この背景には、風力発電が実際に使える技術としての高い評価、そして十分投資の対象となってきたという裏づけがあるだけに、風力エネルギー業界にとっても、次期大統領候補選びの政治的な時期としてもタイムリーなものになっています。

プレスリリース / U.S. Department of Energy,May 12, 2008
Wind Energy Could Produce 20 Percent of U.S. Electricity By 2030

" DOE Report Analyzes U.S. Wind Resources, Technology Requirements, and Manufacturing, Siting and Transmission Hurdles to Increasing the Use of Clean and Sustainable Wind Power
WASHINGTON, DC ? The U.S Department of Energy (DOE) today released a first-of-its kind report that examines the technical feasibility of harnessing wind power to provide up to 20 percent of the nation’s total electricity needs by 2030. Entitled “20 Percent Wind Energy by 2030”, the report identifies requirements to achieve this goal including reducing the cost of wind technologies, citing new transmission infrastructure, and enhancing domestic manufacturing capability. Most notably, the report identifies opportunities for 7.6 cumulative gigatons of CO2 to be avoided by 2030, saving 825 million metric tons in 2030 and every year thereafter if wind energy achieves 20 percent of the nation’s electricity mix. As part of President Bush’s Advanced Energy Initiative announced in 2006, clean, secure and sustainable wind energy has the potential to play an increasingly important role in the Bush Administration’s long-term energy strategy to make investments today to fundamentally change the way we power U.S. homes and businesses and to help reduce greenhouse gas emissions growth by 2025.
.......... "

20% Wind Energy by 2030 (PDF 4 MB)は、DOE's Wind Programよりダウンロードできます。
203020percentwind
-----image(pop up ; ”20% Wind Energy by 2030 ”) : カバー

" ..........
20% Wind Scenario: Wind Energy Provides 20% of
U.S. Electricity Needs by 2030 Key Issues to Examine:

Does the nation have sufficient wind energy resources?
What are the wind technology requirements?
Does sufficient manufacturing capability exist?
What are some of the key impacts?
Can the electric network accommodate 20% wind?
What are the environmental impacts and benefits?
Is the scenario feasible?
..........
The 20% Wind Scenario presented here would require U.S. wind power capacity to grow from the current 11.5 GW to more than 300 GW over the next 23 years .........."

関連記事
風力で電力の20%可能に 米エネルギー省報告書-----東京新聞、2008年5月13日

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住友商事がスペインカナリー諸島にて大型太陽光発電事業を開始 / プレスリリース

" 住友商事株式会社(社長:加藤進 本社:東京都中央区、以下、当社)は、スペインカナリー自治州テネリフェ島において、日本企業が事業主体のプロジェクトとしては過去最大級となる出力9,000kWの太陽光発電事業を実施します。また事業開始に先立つ3月中旬、住友商事が出資する事業会社とみずほコーポレート銀行との間に融資契約を締結しました。プロジェクト総額は約85億円で、そのうち約70億円をプロジェクトファイナンス方式により調達します。

当社は、テネリフェ島政府子会社のITER(再生エネルギー技術研究所)ほか地元資本と共同設立した事業会社(EVM2 Energias Renovables, S.L.)の株式を43%保有しており、筆頭株主として事業を主体的に運営します。また事業に用いる太陽光発電パネルはすべてシャープ株式会社より調達します。

事業会社は2008年後半より操業を開始し、以後25年間にわたり、スペイン政府の再生エネルギー電力買取制度に基づき、スペイン最大手電力会社エンデサの100%子会社であるユネルコ エンデサに電力を販売します "

-----住友商事、2008年05月09日

Tenerifemap-----image(pop up) : Google Earthキャプチャー画像、[Tenerife,しな研マップ2]-----
Tenerifebirdeye

参考
wikipedia : テネリフェ島


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イベント 5/24-25 岐阜小水力発電シンポジウム in 石徹白

-----イベント案内より-----要事前申込
Gifusimpo_midrohydro
-----image(pop up) : イベントチラシより

" 5月24日・25日に小水力発電のシンポジウムを石徹白で行います
 徹白でのマイクロ水力発電事業がきっかけとなり、5月24日・25日の二日間、石徹白で全国小水力利用推進協議会のシンポジウムが開催されることになりました!

岐阜駅から無料でバスも出るので、ぜひご参加下さい。
08.04.22 版

小規模水力発電を広め、循環型社会を構築し、日本の地域を再生しよう!
日本一水力発電ポテンシャルの高い岐阜県で全国シンポジウムを開催!
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■岐阜小水力発電シンポジウム in 石徹白  5/24(土)~25日(日)
■※白山信仰の里・郡上市白鳥町石徹白(いとしろ)で開催!
■※JR岐阜駅から、無料送迎バスが出ます!!
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「小水力発電」って、ご存知ですか?

 実は今、日本の国土に適した再生可能エネルギーとして、注目を浴びているのが小水力発電なんです。

ご存知のとおり、地球温暖化問題の深刻化や、枯渇性資源に頼ったエネルギーの持続不可能性、日本のエネルギー自給率の低さ(原子力を除くとわずか4%!)を考えると、再生可能エネルギーの導入は急務となっています。

近年、世界的にさまざまな再生可能エネルギーが導入されていますが、小水力発電は、太陽光発電や風力発電と比べて安定供給面で優れています。

「水力発電」というと、ダムなどを思い浮かべる方も多いかもしれませんが、「小水力発電」とは、河川環境を大きく変えることなく、既存の小河川や水路を利用する環境負荷の小さな、小規模な水力発電のことをさします。
 実は、年間を通じて水量が豊富で、急峻な地形の多い日本にぴったりの再生可能エネルギーなのです。

 地域資源である小水力を利用することは、地球温暖化の抑制やエネルギー自給率の向上に貢献するだけではありません。地域が自らの持つ自然資源を活かして、自立・再生していく糸口にもなるといえます。

 とくに岐阜県は全国でも最も水力発電のポテンシャルが高い県。中山間地域ではかつてから、水がさまざまなかたちで利用されてきました。かつては水力自家発電が行われてきた歴史もあります。

 また、郡上市白鳥町石徹白(いとしろ)では、2007年秋より、愛・地球博成果継承発展事業として、マイクロ水力発電3機の導入実験を行ってきました。

 自然エネルギーが見直されている今、地域の自然資源を再評価し、活用の方策を考えるきっかけとして、シンポジウムを開催します。
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■概要

○日時:5月24日(土)~25日(日)
・メインシンポジウム:24日(土)13時~18時 (開場12時)
・マイクロ水力発電事業見学会:25日(日)10時~12時 (集合9時30分)
・初日夜には交流会・分科会、2日目には石徹白散策ツアーもあり!
・いずれか1日のみの参加も可能です。
・自家用車で現地に来ていただいて参加することも可能です。


○会場:岐阜県郡上市白鳥町石徹白
・24日(土)メインシンポジウム:石徹白小学校体育館
・25日(日)集合場所:白山中居神社前

○料金:無料
・JR岐阜駅からの無料送迎バスあります。
(24日10時岐阜駅集合、25日17時岐阜駅解散)
・宿泊を希望される方は、一括で申込みを受け付けます。
一泊二食付・交流会費用込:8,000円

○申し込み先
・メール または ファックス でお申込み下さい。
・ぎふNPOセンター 小水力利用シンポジウム
・申込み期限:宿泊される方は5月18日(日)まで、
宿泊しない方は5月22日(木)までにお申込み下さい。
..........
■主催:全国小水力利用推進協議会、NPO法人ぎふNPOセンター、
NPO法人やすらぎの里いとしろ

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「三和酒類向けバイオマス飼料化設備」建設を開始 / プレスリリース 三井造船

" 当社10施設目の受注 -地球温暖化防止、国内飼料自給率向上に寄与-  三井造船株式会社(社長:加藤 泰彦)は、焼酎粕のバイオマス飼料化設備工事を三和酒類株式会社(大分県宇佐市、赤松 健一郎代表取締役社長)から2008年4月に受注しました。 平成21年3月の竣工に向け鋭意工事を進めていきます。  本設備は、麦焼酎の製造過程で排出される焼酎粕の一部をメタン発酵させ、その際に発生するバイオガスにより得られる蒸気を利用して焼酎粕を濃縮・乾燥し、飼料原料として再利用するものです。原油高騰下でのエネルギーコスト上昇による製造コストを抑え、地球温暖化防止として二酸化炭素の排出量も削減できます。生産される濃縮液と乾燥品は国内の飼料自給率の向上にも寄与する複合的な設備として、その稼動が期待されています。  本設備の焼酎粕処理能力は1日当たり最大140トンであり、焼酎粕を水分約70wt%の脱水ケーキと分離液に分ける「固液分離設備」、分離液を全固形分濃度約30wt%にする「濃縮設備」、脱水ケーキを保存性・取扱性に優れた乾燥品とする「乾燥設備」および工場内のエネルギーを供給する「メタン発酵設備」、「排水処理設備」などで構成。焼酎粕中に含まれる有効成分を分離、濃縮、乾燥し、飼料原料としてリサイクルできます。  三井造船では、今後も焼酎粕のマテリアルリサイクル技術、サーマルリサイクル技術とを複合したライフサイクル・ソリューション・サービス(LSS)を構築し、環境負荷の低減や資源循環型社会に貢献しうる環境装置および各種システムなどの研究・開発を強化して取り組んでいく方針です。 三井造船の焼酎粕バイオマス設備の実績 .......... "
-----三井造船、2008年04月24日発表より

コメント
 お酒を造る過程で生まれるさまざまなバイオマス資源の活用が酒造メーカーと三井造船の技術により進められているようです。
 日ごろから三和酒類の”いいちこ”のお世話になっているもので、、、寝酒なんですが、本日からグラスの中身を見る目がちょっと変りそうです。(t_t)
 
参考エントリー

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太陽電池は石油の代替になるか / クリッピング 日経エレクトロニクス Tech-On!

" ..... 私には,近い将来エネルギー問題が深刻化して,本当に生活をガラリと変えざるをえなくなるような事態になりはしないかという不安があります。..... .....電気代が高騰していない理由は….....あと4年で原発約3基分の太陽電池が毎年生産へ.....コストはあと3年で家庭の電気代と並ぶ.....EPTは1.5年以下..... "
-----日経エレクトロニクス Tech-On!,2008/05/07

-----イメージ(pop up ; ”5/5ゆりかもめ ”)


080505yurikamome1

-----photo by Rina 2008-----

コメント
 太陽光発電について”メディアが書いてほしい”と考えていた内容が、書かれている文章に出会いました。読み易く、日本のエネルギーの現状と、太陽光発電の可能性についてよく書かれている記事だと思います。

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カーボンナノチューブ、太陽電池の製造に利用できるのは、いつ?

 注目の炭素の六員環ネットワークが円筒状に連続した構造をもつ、カーボンナノチューブ(CNT)。エレクトロニクスから、バイオテクノロジー、そして宇宙エレベーターのケーブルとして、大きな期待と関心を集めています。
 このほど、産業技術総合研究所がすべてがCNTからなる”微細なリレー構造”を大量に製造することに成功したことにより、エレクトロニクスの分野での実用化に一歩近づいた。接点距離1μmという小さなリレーが、まさにその構造を有していることにびっくりです。

プレスリリース / 産業技術総合研究所、2008年5月5日
自由自在に設計したカーボンナノチューブ3次元デバイスを実現
Fig10505sskcarbonnanotube
-----image(”図1:集積化された3次元カーボンナノチューブ・デバイス構造のレーザー顕微鏡画像及び電子顕微鏡画像(挿入図)”)も

" -カーボンナノチューブ・デバイスの実用化に大きく近づく-
ポイント
カーボンナノチューブ・ウエハーの開発により、初めて実現。
微細加工技術により任意の場所に任意の形状で作製することが可能。
集積された微小電気機械デバイスを実現。
概要

 独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 吉川 弘之】(以下「産総研」という)ナノチューブ応用研究センター【研究センター長 飯島 澄男】スーパーグロースCNTチーム 畠 賢治 研究チーム長、早水 裕平 産総研特別研究員らは、単層カーボンナノチューブ(CNT)を用いた集積3次元CNTデバイスの実現に成功した。

 今回、CNTの高密度配向集合体である“カーボンナノチューブ・ウエハー(CNTウエハー)”の開発により、設計したCNTデバイスを大量作製することに成功した。その実例として、位置・形状を自由自在に制御し、複雑な3次元形状を有するCNTデバイス構造を基板上に1000個以上も集積した(図1)。さらに、作製したCNTデバイス構造の電気駆動に成功し、CNTデバイスの実用化へ大きく近づいた。

 本研究成果は、2008年5月4日18時(英国時間)に、英国科学誌Nature Nanotechnologyのオンライン版に掲載される。

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投資回収は10年程度も,地中海で花開く大規模熱発電 / クリッピング ITpro

" 太陽熱利用 石油危機でブームになった太陽熱温水器。その後下火になっていたが、東京都が普及策をまとめるなど、見直され始めた。地中海周辺では最大の再生可能エネルギーと位置付け、大規模な太陽熱発電が始まっている。 "
-----ITpro,2008/04/25

コメント
 日本での太陽熱温水器のブームは、どれくらい前までだろうか? 15年くらいか、、、当時は連日テレビコマーシャルが流れ、太陽熱温水器もそこら中の屋根に見ることができた。記事によれば、1970年代から普及し、80年がピークとある。さまざまな理由により太陽熱温水器の普及はとまり、あまりみかけなくなった。さまざまな理由の中には、製品や販売方法に問題がるものや、価格、施工方法に問題があるものなどさまざまなものがありました。実は、このサイトを運営しているグリーン・ポストでも太陽熱温水器を施工したことや、仲間の業者のお手伝いをしたことがあります。
 その時扱っていた温水器は、日本電気硝子のサンファミリー。価格は高めですが、真空貯蔵の水道直結型の温水器で名機だったと考えています。しかし、昨年末に正式に製造中止、完全に現在販売が終了してしまいました。

日本電気硝子 / 【真空式ソーラー製品 製造/出荷終了のお知らせ】

 サンファミリーが市場からなくなる、、、さまざまな理由により日本電気硝子さんの判断の結果だったと思いますが、非常に残念な出来事でした。
Sf_mk30
-----image(pop up ; ”姿を消した<サンファミリー>”) : 家庭用真空式ソーラー温水器ご愛用のお客様へ お知らせとお願い】-----日本電気硝子、2008年1月29日改訂より

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葛根田地熱発電所で崩落した土砂の量は約6万立米 / クリッピング nikkei BPnet

" 岩手県雫石町の葛根田地熱発電所付近で発生した土砂崩落に関して、国土交通省の調査によって新たな事実が判明した。  崩落の長さは約200m、幅は100m、深さは約3mで、崩落した土砂は約6万m3に上ることがわかった。 "
-----nikkei BPnet,2008年4月24日

関連
SABO国土交通省砂防部

" 北上川水系葛根田川における大規模崩壊による葛根田地熱発電所等の被災について(4/25 PDF539KB)
北上川水系葛根田川における大規模崩壊による葛根田地熱発電所等の被災について(4/23 PDF221KB)
北上川水系葛根田川における大規模崩壊による葛根田地熱発電所等の被災について(4/21 PDF155KB) "

東北経済産業局 : 葛根田地熱発電所

コメント
 4/21日に岩手県の雫石町の葛根田地熱発電所付近で発生した土砂崩れにより、同発電所ならびに周囲の温泉施設などが被害を受け、操業停止に追い込まれているそうです。
 被害の状況は、関連リンクにあげた”SABO国土交通省砂防部”のリポートに詳しく紹介されています。
 貴重な地熱発電施設です。無事に復旧されることをのぞみたいです。(t_t)

参考
Wikipedia : 地熱発電

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