マレーシアにおける研究拠点 「Yanmar Kota Kinabalu R&D Center」を開設 / プレスリリース ヤンマー
-----Image(pop up ; ”YKRC全景”) & text : ヤンマー、2008年 1月 31日
" ヤンマー株式会社は、マレーシア・サバ州にて、海外初の研究拠点「Yanmar Kota Kinabalu R&D Center」(以下YKRC)の開設を進めてまいりましたが、本日正式にオープンいたします。近年、地球温暖化防止に向け、生物由来のバイオ燃料が注目されていますが、当社においても廃食油・菜種油・パーム油など各種植物油を原料としたバイオディーゼル燃料(FAME:Fatty Acid Methyl Ester)による試験・研究を国内外で実施しております。
この度開設いたしますYKRCでは、パーム油に代表されるバイオディーゼル燃料が大量かつ定期的に入手しやすい立地のもと、廃食油の他、非食用油であるジャトロファなど各種バイオディーゼル燃料によるエンジン耐久試験を行うとともに、同燃料使用時のエンジン潤滑油への影響などを調査・分析いたします。
また、将来的には、バイオディーゼル燃料の研究のみならず、バイオガス等、アジア地域のバイオマス利用技術や養殖技術などにより、環境情報発信拠点としての機能ならびにアジア地域のニーズに基づいた研究開発も担っていく予定です。
当社は、ディーゼルエンジンの小形実用化に成功して以来、高効率で省エネルギー性に優れたエンジンの研究・開発を行ってきましたが、今後、バイオディーゼル燃料や各種バイオマスを燃料としたエンジン技術を確立し、温室効果ガスの削減、資源循環型社会の実現に寄与してまいります。 "
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バイオ燃料は、作物由来の燃料への懸念が高まるも、原油の資源性と価格における限界がしだいに明らかになるなかで、ますます注目を集めています。今回のヤンマーの研究拠点では、廃食油やセルロース系のバイオ燃料、さらには、バイオガスの利用も視野にいれた燃料とエンジンの開発拠点ということで、注目されます。(t_t)
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