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富山県、小水力発電所を立山町に建設・840軒分の供給力 / クリッピング NIKKEI NET

" 富山県は4日、出力の小さな小水力発電所を立山町に建設すると発表した。事業費は8億7500万円。4月に着工、運転開始は来年12月を見込む。 "
-----NIKKEI NET,2008/1/4

関連記事
富山県が小水力発電所 立山町で4月着工 来年12月稼働目指す-----中日新聞、2008/1/5

" ......発電所は床面積百五十平方メートル程度の鉄筋コンクリート造りで建設場所は立山町東大森。常東用水土地改良区が管理する常東合口用水支線「仁右ヱ門用水路」の一部一・四キロを埋設し、約二十四メートルの落差を利用して発電する。年間供給電力量は一般家庭約八百四十世帯分に相当する三百五十万キロワット時を見込む。..... "

参考
富山県 / 新エネルギーの導入に向けて
  / 水の王国富山

コメント
 富山県のホームページで今回の報道の水力発電についての情報を探しましたが、まだ上がってなかったです。中日の記事には図があり、農業用水路と水車の建屋がイラストで描かれていて規模がイメージできます。詳細わかったら、また追記したいと思います。

 さて、富山県は自然エネルギーの利用に積極的で、水力発電では突出した実績を誇っている県です。以前紹介した永続地帯  -Sustainable Zone-によれば、全国で大分、秋田に次3番目にランキングされ、県の消費電力のうち23.41%が自然エネルギーで供給可能だということです。そのほとんどが小水力で、ランキングは1位となっています。

千葉大学とISEP、76の市町村がすでに再生可能エネルギーによる発電100%以上を達成している”エネルギー永続地帯”だとのリポートを発表-----ソフトエネルギー、2007/07/18

 さらに、富山県では自然エネルギーへの積極的な姿勢を打ち出しているようなので、例えば、2050年に50%を達成目標にするなど、世界の先端的な自治体として動いてほしいと思います。

参考
富山県小水力利用推進協議会

米アイオワ州、2025年までにエネルギー自給を目指す-----日刊温暖化新聞、2007年12月21日

温暖化は防止できる? 「クルマのいらない街づくり」(前・後編)/クリッピング nikkei BPnet-----しなやかな技術研究会、2007/11/27



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