NEDO 海外レポート(2007.9.19 )テーマ特集:”バイオマス ”が公開されました / 資料
NEDO / NEDO 海外レポート(2007.9.19)1007目次より
" I.テーマ特集:バイオマス
欧州のバイオマス・エネルギー概観-ユーロ・バロメータ記事の掲載にあたって(EU)【PDF:27KB】
固形バイオマス・バロメータ2006年-EUの2005年生産量は58.7Mtoeに-(EU)【PDF:346KB】
バイオガス・バロメータ2007年―2006年のEU利用量は5.35Mtoe ―(EU)【PDF:219KB】
バイオ燃料・バロメータ2007年―EUの2006年消費量は5.38Mtoeに―(EU)【PDF:167KB】
欧州のバイオ燃料目標が農業市場に与える影響(EU)【PDF:141KB】
イタリアのバイオ燃料普及促進政策の状況等(イタリア)【PDF:37KB】
EUのバイオディーゼル事情(EU)【PDF:26KB】
セルロース系バイオ燃料の研究センターへのDOEの助成発表(米国)【PDF:398KB】
カリフォルニア州におけるバイオマスへの取組(米国)【PDF:25KB】
カナダにおけるバイオ燃料事情(カナダ)【PDF:23KB】
ブラジルにおけるセルロース系原料を利用したエタノールの研究開発状況(ブラジル)【PDF:18KB】II. 一般記事
アンモニアボランを利用した水素貯蔵(米国)【PDF:25KB】
光起電力太陽エネルギー技術の戦略的研究行動計画・セル開発(EU)【PDF:40KB】
NASAの人工衛星による沿岸地域の水質調査(米国)【PDF:153KB】
心発作で損傷を受けたラットの心臓をヒト由来幹細胞が修復(米国)【PDF:77KB】
米国連邦政府機関における半導体関連技術R&Dの取り組み・エネルギー省(DOE)【PDF:391KB】 "
コメント
今回のNEDOの海外リポートでは、前半、EurObserv’ERのリポート、バイオマス関連の最近の実績の詳細を読むことができます。固形バイオマス(植物など)の利用などが確実に増えているEU内での情報を知ることができます。また”欧州のバイオ燃料目標が農業市場に与える影響”では、休耕地の有効利用などで今後バイオ燃料を生産した場合の農業、農地に与える影響を評価しています。結論からいうと、現在のタイムテーブルを進めてもそれほど大きなインパクトはないということでした。作物由来のバイオ燃料に関しては、懐疑的な見方も増えるなかで、化石燃料への依存を減らしながら、EUの経済圏をさらに発展させる上では、バイオ燃料の利用が有効ということです。しかしながら、海外に目を向ければ、”発展途上国では妥当な価格で食料を入手できなくなるのではないかという懸念”や”域内、域外を問わず、如何なるバイオ燃料や原料となる作物も環境を破壊するような形で生産されてはならない”とし、慎重に計画を進める方針のようです。(引用は、「EU のバイオディーゼル事情」から)
参考
・European Renewable Energy Council : EurObserv'ER Barometer ( European Commission : Energy - New and Renewable Energies - Publications )
・EurObserv’ER Renewable Energies Barometer[energies-renouvelables.org
また、一般記事の「光起電力太陽エネルギー技術の戦略的研究行動計画・セル開発(EU)」は、最近の太陽電池の開発において、原料となるシリコンの高騰(ポリシリコンの不足)問題により、急速に使用する材料の量(重さg/Wp)が数年前の13g/Wpからわずか数年で10g/Wp になり、さらに億表としては、2008~2013 年には、5g/Wp、2013~2020 年には、3g/Wp未満、そして2020~2030 年
及びそれ以降には、2g/Wpも可能だということです。ただし、この間もポリシリコンの価格は下がることがない。以上のような時間的展望が非常に興味深かった。
こうした結晶系太陽電池の将来を見据えながら、薄膜モノ、CIS、CIGSなど、そして集光型太陽電池などの新型太陽電池の開発が進められるということになるのでしょう。(t_t)
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