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イベント 11/17 市民エネルギーシンポジウム2007

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-----イベント案内より-----imageも

"PRIEE+OHDAKE FOUNDATION
環境に負荷をかけないエネルギー社会をめざして
ここ数年、世界の新エネルギー政策の拡大はめざましいものがあります。この海外の流れとは対照的に日本では、経産省が温暖化対策の観点やエネルギー安全保障の名のもと、2008年の予算概算要求で原子力関連の予算の大幅要求をしています。
一方、今年7月に起きた地震によって柏崎刈羽原発の7基が停止、2003年にも事故隠し問題で東京電力の17基全部が止まり、原発をベース電源としていることがいかに危ういことかがはっきりしました。
2005年からはじめた「市民エネルギーシンポジウム」も今回で3回目となります。
原子力一辺倒のエネルギー政策をやめ、環境への負荷が少ないエネルギーとして、特に太陽光発電と風力発電を飛躍的に推し進める政策に改めて焦点をあてます。
現状ではかろうじて生産量世界一位の太陽光発電も、累積導入量では一昨年ドイツに追い越され、さらにスペインにも追いつかれそうな状況です。また、風力発電においても抽選や蓄電池義務付けなどによる電力会社の買い渋りが大幅な導入の障害となっています。
持続可能なエネルギー社会をめざして、自然資源の有効活用、分散電源の選択などの追求をしていきます。
また柏崎刈羽原発現地からは、地震が地元に及ぼした状況の写真と生の声をお届けします。

【開催概要】
日 時: 2007年11月17日(土)13:30~17:10(開場13:10~)
会 場: TKP水道橋会議室(東京都千代田区三崎町3-10-4千代田ビル3F)
参加費: 1,000円(事前予約の方 800円)
     <学生、大竹財団発行『地球号の危機ニュースレター』年間購読者は無料>
主 催: 市民エネルギー研究所(PRIEE) http://www.priee.org
     財団法人大竹財団 http://www.ohdake-foundation.org
参加方法: 会場へ直接ご来場ください。ご予約は大竹財団ホームページの予約申込みフォーム、またはお電話でお申し込みください。
 なお、ご不明な点は大竹財団事務局までお気軽にお問い合わせください。
【プログラム】 ※敬称略

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風力発電をゴッタルド峠に / クリッピング swissinfo

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-----Google Earthキャプチャー画像、[しな研マップ(KML)]-----

" スイスにおける風力発電の試みはゴッタルド峠で。 スイス南部、イタリア語圏にある環境関連のジョイントベンチャー企業は、ゴッタルド ( Gottardo ) 峠一帯の風力発電所の建設計画を発表した。8基の風車を建て、1万5000人に電力を調達できるようになるという。 スイスの風力発電はほかのヨーロッパ諸国と比べて遅れを取っている。連邦政府の援助により、この遅れを取り戻そうとしている。 .......... 風力による配電を受ける消費者はコスト負担を強いられるが、政府はこれを全消費者に等分することで、風力発電を促進する意向だ。 "
-----swissinfo,2007/10/27

関連サイト
Swiss Federal Office of Energy SFOE : Renewable energy

参考
EarthTrends: Country Profiles - Energy and Resources / Switzerland

International Energy Agency : Switzerland Country Page

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-----Google Earthキャプチャー画像、[西側から見たGotthard峠、しな研マップ(KML)]

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 景観を大事にしてきたスイスが伝統あるイタリア国境の峠周辺に風力発電所を建設することを考えているようです。

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IEA PPSPが太陽光発電のリポート" Trends in photovoltaic applications "を発行

IEA Photovoltaic Power Systems Programme / Trends in photovoltaic applications. Survey report of selected IEA countries between 1992 and 2006

" This report presents the results of the eleventh international survey. It provides an overview of PV power systems applications and markets in the reporting countries at the end of 2006 and analyzes trends in the implementation of PV power systems between 1992 and 2006.

Contents
Introduction 2
1 Implementation of PV systems 3
2 The PV industry 21
3 Policy and regulatory framework for deployment 28
4 Summary of trends 33
PV technology note 36 "


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-----image("同資料カバー")-----

関連記事
IEA on trends in photovoltaic applications: production of solar PV cells increased by 27 % -----Solarserver -Solar News Archive,2007-10-22

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「2016年までに25%の電力は自社発電で賄う」、BTが風力発電所計画 / クリッピング ITpro

" 英BTは、同社が英国で必要とする電力のうち、2016年までに最大25%を自社発電することを目標とした、集合型風力発電所(ウインドファーム)の建設計画を発表した。 "
-----ITpro,2007/10/25

プレスリリース / BT,October 18, 2007
BT announces major wind power plans

" BT today unveiled plans to develop wind farms aimed at generating up to 25 per cent of its existing UK electricity requirements by 2016. The wind farm scheme represents the UK's biggest corporate wind power project outside of the energy sector.

The project, costing up to £250m, will bring together third party funding and renewable energy partners to safeguard future supplies of clean, green energy for BT as part of the company’s strategy to reduce carbon emissions.

BT is one of Britain’s biggest consumers of electricity, with an annual requirement of around 0.7 per cent of the UK’s entire consumption. BT’s wind farms could generate a total of 250MW of electricity ? enough to meet the power needs of 122,000 homes or a city the size of Coventry. This would prevent the release of 500,000 tonnes of CO2 each year compared with coal generation ? equivalent to a quarter of a million return air trips to New York. "
-----Sustainability Report : Renewable energy

関連記事
BT gets behind renewable energy-----BBC News,13 October, 2004

コメント
 BTは、British Telecomのことだそうです。イギリスの世界でもっとも歴史のある通信会社である同社が、実際に風力発電施設を建設し、省エネの努力もし、そして気候変動についての啓蒙活動をユーザー、一般にも呼びかけています。

BT Live Lightly - Let's make a better world

 気候変動対策として、日常の生活の中で取り組むことができるさまざまなTipsをあげ、それを行うことを宣言することで、このサイトでは”樹木”が育っていきます。自らの取り組みを宣言しているメンバーのリストもあり、内容を見ることが出来ます。
 なんとなく、全体にやさしいイメージで、そして省エネと再生可能エネルギーに積極的にリーダーの企業として取り組み、アピールしていく。まさに今世紀の課題に対する、積極的な企業のあり方を示しているようです。(t_t)

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NEDO 海外レポート(2007.10.3 )テーマ特集:”地球温暖化 ”が公開されました / 資料

NEDO / NEDO 海外レポート(2007.10.3)1008目次より

" I.テーマ特集:地球温暖化
アジアへの環境技術移転とバイオマス-CDMプロジェクトへの期待と展望(NEDOエネルギー・環境技術本部)(アジア)【PDF:454KB】
米国が気候変動科学プログラムの第2回報告書を発表 -「温室効果ガスの排出量と大気中濃度のシナリオおよび統合的なシナリオの展開と応用に関する評価」(米国)【PDF:23KB】
温室効果ガス安定化シナリオ―米国気候変動科学プログラムの第2回報告書より―(米国)【PDF:489KB】
運輸部門における地球温暖化対策(EU)【PDF:24KB】
英国が世界のリードを目指す二酸化炭素回収・貯蔵技術(英国)【PDF:32KB】
灌漑による地表面の冷却効果は今後弱まる(米国)【PDF:44KB】
地球温暖化の影響で激しい暴風雨が増加する可能性(米国)【PDF:17KB】
II.個別特集
市場志向の研究開発のための欧州全域にわたるネットワーク「ユーレカ」の最新状況(EU)【PDF:95KB】

III.一般記事
米国の再生可能燃料基準(RFS)が発効(米国)【PDF:16KB】
光起電力太陽エネルギー技術の戦略的研究行動計画・既存の薄膜技術(EU)【PDF:85KB】
先端的なクリーン石炭火力発電所の建設が開始-285MWの石炭ガス化複合発電(IGCC)施設(米国)【PDF:25KB】
石炭火力排煙の水銀排出監視システム技術(米国)【PDF:23KB】
半自発的に運動するバイオハイブリッド素材-ポンプ運動や握る、歩く、泳ぐ等の動作ができる新素材(米国)【PDF:44KB】
米国連邦政府機関における半導体関連技術R&Dの取り組み・国立標準技術研究所(NIST) (米国)【PDF:637KB】

IV.ニュースフラッシュ
米国―今週の動き: i 新エネ・省エネ ii 環境 iii 産業技術 iV 議会・その他【PDF:35KB】 "

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(1)独(2)日 広がる格差 再生可能エネルギー太陽光発電 / クリッピング 中日新聞

" 地球温暖化防止に向けた京都議定書の約束期間が来年から始まるのを受け、東京大学で、ドイツ・ザクセン州のゲオルク・ミルブラット首相を招き、気候変動と再生可能エネルギーを考えるシンポジウムが開かれた。ドイツは太陽光発電の設置導入量が世界一。二位の日本との差は開く一方だが、その背景には何があるのか。 "
-----中日新聞、2007年10月23日

関連エントリー
ドイツ 再生可能エネルギーvs化石燃料 電力生産に伴う外部費用を比較 / クリッピング EICネット-----ソフトエネルギー、2006/05/24

---------Googleサイト内検索 : ドイツ----------

参考記事
EU新基本条約採択、独仏けん引力高まる-----NIKKEI NET,2007/10/20

コメント
 ドイツと日本、その再生可能エネルギーに対する取り組みにどこで差が生まれているのか? 現時点では、省エネ、温暖化効果ガス削減への取り組みについてもそれほどの実績の差がないものの、将来にむけての取り組みについては大きな差がつきつつある点について考えることは有用だろう。
 ドイツと日本の共通点は、資源がないこと。石油、ガスともに海外からの輸入に頼っている。

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Gap to Host One Megawatt System on West Coast Distribution Campus / クリッピング Solarbuzz(来年、GAP米が1MW太陽光発電システムを"導入")

" San Francisco, CA, USA: Retailer, Gap Inc. today announced plans to host a one megawatt (MW) solar power system at its West Coast distribution center in Fresno, California. Slated for completion next year, the system is expected to generate approximately 1.9 million kilowatt-hours (kWh) annually ? equivalent to the electricity required to power approximately 350 homes. "
-----Solarbuzz SOLAR ENERGY NEWS CENTER,October 16, 2007

関連

プレスリリース / Gap Inc. ,October 16, 2007
GAP INC. TO HOST 1 MEGAWATT SOLAR POWER SYSTEM ON WEST COAST DISTRIBUTION CAMPUS

" The system will occupy five acres of land adjacent to Gap Inc.’s distribution center campus and will be financed, owned and operated by MMA Renewable Ventures, LLC, a subsidiary of Municipal Mortgage & Equity, LLC (NYSE: MMA). Under the terms of a long term Power Purchase Agreement (PPA), Gap Inc. will buy predictably priced power from MMA Renewable Ventures for the next 20 years, shielding the company from rising energy costs.

“Our decision to host a solar power system at our distribution center is a key part of our commitment to reducing our impact on the environment and finding better ways to do business,” said Kindley Walsh Lawlor, senior director of strategic planning and environmental affairs for Gap Inc. “The solar installation represents a significant effort to support the development of additional solar capacity in California.”

Developed in part with 3 Phases Energy, MMA Renewable Ventures contracted with Silicon Valley-based SunPower for the system design and construction which will incorporate more than 5,000 panels on a mounted track. The SunPower TrackerR system to be used follows the sun across the sky, optimizing efficiency and conversion of sunlight into power and delivering reliable, low-cost electricity throughout the day. "

MMA Renewable Ventures, LLC : Solutions: Customers

SunPower : Trackers

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洋上風力発電実験へ 温暖化阻止『エコ電力』大規模に 政府来年度から検証 / クリッピング 東京新聞

" 地球温暖化防止に向け、国内の電力発電による二酸化炭素(CO2)排出量を削減する有効策として、政府は洋上風力発電の実証実験に乗り出す方針を決めた。山中や沿岸域では騒音や風況問題で十分な立地を探すことが困難なことから、海岸から数キロ遠隔地の海洋上で大規模出力を発電可能とする施設建設を目指す。  "
-----東京新聞、2007年10月21

参考記事
風力発電導入、デンマークに学べ  研修施設代表が東山で講演 -----京都新聞、2007/10/20

コメント
 洋上風車への本格的な取り組みが開始されるのか? 洋上風車といえば、北海道のせたな町の風見鳥と名づけられたヴェスタスの風車があります。昨年の4月に運用開始されています。同町のホームページを見ると、年間平均風速は、7.9m/sだそうです。町の入り口の破波堤防の上に立てられている様子も見ることができます。

せたな町公式サイト - 風海鳥(かざみどり) / 全体図

北海道 檜山支庁  :  洋上風車 風海鳥 / ひやま 旅のデータベース

  写真を拝見すると、今後の洋上風車の場所捜しは結構国が本腰を入れればあるように思います。基礎を見ると、洋上ということがよく理解できます。事例として貴重な風車となりますね。

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江蘇南通市で風力発電ユニットが商業運転を開始 / 中国情報局

" 江蘇省南通市如東県でこのほど、如東風力発電第2期プロジェクトの風力発電ユニット67台の商用運転が始まった。 "
-----2007/10/17

関連記事
発電量2.5億kW時、国家級風力発電所が操業開始-----中国情報局、2007/06/27

コメント
 うろおぼえで申し訳ない、、たぶんGEの1.5MWがここでは導入されていたと思ったのですが、、、。メーカーなどわかったら後日追記します。
 今回の目玉は、場所さがし。

 結局、航空写真が古いのか、67基もある広大な風力発電所をGoogleマップで探すことはできなかった。

Nantong-----Googleマップキャップチャー画像 、江蘇省南通市[しな研マップ(KML)]-----

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タービンを使わない風力発電 ウィンドベルト Windbelt / クリッピング WIRED VISION

" .....カリフォルニア州に住む28歳の発明家Shawn Frayne氏は、タービンを使わずに風力発電を行なう『Windbelt』を考え出した。既存のマイクロタービンと比べて、10倍から30倍効率的..... "
-----WIRED VISION,2007年10月17日

関連
Humdinger Wind Energy, LLC

 flickr : DSC_0499-----shawn.frayne's photos

関連記事
Windbelt, Cheap Generator Alternative, Set to Power Third World-----Popular Mechanics - Breakthrough Awards -

コメント
 ウィンドベルト、面白いですね。この風力発電装置、非回転系! 昔、ETを映画で見たときに、樹木を使った風力発電装置がでてきたので調べると実際に作った人がいたそうだから、びっくりしたことがある。
 今回の、" Windbelt(TM) "の仕組みは、上の関連記事で理解できます。原理は驚くほど簡単だ。ファンベルトに利用されているテープ状の素材を枠の中に張り、風をあてる。張りには経験が必要だろうが、試行錯誤で適当な張力を確保することは容易そうだ。風があたるとベルトは、「」という原理で振動する。ベルトの端に置かれたコイルが振動(回転運動になってそうだ)し、枠側のコイルに誘導電流を発生させる。

" 風速4.5メートルほどの風で40ミリワット "

 小さな模型とみられるモデルを発明者のShawn Frayneさんの写った写真と比較すると枠内の面積は、35mm×450mmぐらいだろうか、受風面積をこの面積の三割と考えて風速4.5m/sの時の風のエネルギーをワットで計算し、40mWという発電量からおおよその発電効率を計算すると4.5%程度になりそうです。受風面積という概念をどういう風に摘要したらいいか迷いますが、計算方法によっては、さらにいい効率になりそうです。
 大したことないと思われるかもしれませんが、この単純な構造と予想されるコスト、さらに回転系でないメリットなどいろいろ考えると、非常に面白いです。実際の建築物、ダクトなど枠との関係でいろいろな可能性を感じる発明です。Great Ideaです。
 関連のところでアップしたflickerのリンクには、さらに大きなモデルが写っている写真などが掲載されています。(t_t)

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イベント 10/21-28 2007 Panasonic World Solar Challenge

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-----イベント案内のサイトより-----imageはキャプチャー画像

" 2007 Panasonic World Solar Challenge is the ultimate challenge in sustainable energy.
The Challenge: Design and build a car capable of crossing the vast and imposing continent of Australia using only sunlight as fuel and to prove it, in the spirit of friendly competition against others with the same goal.

Inspired by adventure and fuelled by the spirit of friendly competition, the event attracts teams from corporations, research and educational institutions around the world.

The Panasonic World Solar Challenge is owned and managed by Events South Australia, the major events division of the South Australian Tourism Commission.

2007 will be the 20th anniversary since the first World Solar Challenge was staged. Over the coming months, this site will be updated with exciting details of the 20th anniversary edition of this iconic event. "

World Solar Challenge Blog

関連記事、参考
ワールドソーラーチャレンジ 市長にV誓う…兵庫・芦屋大-----YOMIURI ONLINE,2007年10月5日

WORLD SOLAR CHALLENGE CROSS AUSTRALIA, DARWIN TO ADELAIDE CROSS AUSTRALIA SOLAR CAR RACE LINKS, AMERICAN SOLAR CHALLENGE

関連エントリー
ワールド・ソーラー・チャレンジ、フィリピンチームが初参戦-----GreenPost -Heuristic Life -,20007/9/2

コメント
 ワールドソーラーチャレンジは、20年記念の第九回大会だそうです。早いですね、そんなに歴史が経過しているのですね。アデレードからダーウィンまでの3000kmオーバーのソーラーカー・レース。走っている様は、本当にびっくりするくらい速いです。(t_t)

World Solar Challenge

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200 wind turbines plan for North Sea / クリッピング The Observer(英北海で200基の大型海上風力発電所計画進行中)

" Engineers last week unveiled the largest wind turbines ever connected to the UK national grid: two massive generators that tower 300ft over the North Sea 15 miles from the Scottish coast. Now the project's backers say they are preparing plans to construct 200 of these huge turbines, creating a gigantic wind farm with the capacity to provide power for an entire city.

Both the devices erected in water 150ft deep in the Beatrice oil field are fitted with three 200ft blades and can generate 5 megawatts of power, enough to supply a village with electricity. "

-----October 14 2007

関連
Beatrice Wind Farm Demonstrator Project / Map showing Beatrice location
/ Downloads
Windward5
-----image(”Beatrice Wind Farm Demonstrator Project : Windward Issue 5”誌カバー)-----

REpower : 5M goes offshore " The Beatrice project "
 / REpower 5M press kit
 REpower 5M

関連エントリー
REpower 5M: Successful offshore premiere / プレスリリース REpower (独製5MW大型洋上風車、イギリスで運転開始)-----ソフトエネルギー、2006/09/06

コメント
 上の関連エントリーで北海で運用されていたドイツ製の5MWの大型風力発電機が、本格的に北海に立ち並ぶことになりそうです。その計画数は、200基! とな、1000MWつーことは、1GWってことですか、、、とにかくものすごい数ですね。The Beatrice projectで使われる風力発電機は、ドイツ製のREPOWER社の 5M。残念ながら海上に立っている姿は、Googleマップでは、確認できませんでしたが、Google Earthに読み込むと、地形を確認できました。(t_t)

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寿都町の「風太風力発電所」 巨大風車が本格稼働 / クリッピング 北海道新聞

" 町が歌棄地区に建設した「風太風力発電所」が十日、試験運転を終え本格稼働に入った。総出力は約一万キロワットで道内市町村が設置する風力発電所としては最大規模。 "
-----北海道新聞、10/11

関連
寿都町 / 風力発電
/ 寿都町:風太風力発電所について

コメント
 風力発電に精力的に取り組む北海道の寿都町。ENERCON(日立エンジニアリング)の1MW風力発電機5基が本格稼動を開始したそうです。平成元年に全国自治体初の風力発電所を設置して以来、これまでも風力発電に取り組み、今回で3回目のプランとなるそうです。初代のヤマハ発動機の16.5KW×5基はすでに廃止されているが、2回目のENERCON(日立製作所)の230KWは稼動中。町内に6基の風力発電所をもつ自治体となったそうです。残念ながら、Googleマップの航空写真では確認できませんでした。設置場所は、湾内ですね。海辺の平地に設置されているようです。通常なら、小高い山の上とか岬に設置すると思うのですが、、、よほど風の強い地域なのでしょうね。(t_t)

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新エネルギー世界展 - 上田氏「日本は蓄電池技術開発を」 / クリッピング FujiSankei Business i

" .......... 上田隆之・資源エネルギー庁部長 日本は再生可能エネルギーの導入が遅れているのではと指摘する人が多い。しかし、決してそうではない。1次エネルギー供給(水力発電を含む)に占める割合は2005年で5・8%。 .......... また、私は日本がこれから最も力を入れるべき技術開発の分野は蓄電池、つまりバッテリーだと思う。風力や太陽光発電の安定化にはバッテリーの力が不可欠であり、電気自動車の普及にも寄与するからだ。 "
-----FujiSankei Business i. ,2007/10/11

関連エントリー
イベント 10/10-12 第二回新エネルギー世界展示会-----ソフトエネルギー、2007/09/03

コメント
 日本は、導入が遅れているのではなく、国家の安全保障をにらんだ多角的、多面的なエネルギー政策の”打ち出し”が遅れているのです。2050年に50%の温暖化効果ガス削減という、”目標”が世界的なレベルで一つの目標、各国が現在まで繰り下がってのバックキャスティング計画を練り上げる中で、地震の巣での原子力中心、化石燃料依存(アメリカの軍事的力という傘に強く依存)を続けることの是非は、現段階でより広い議論が必要です。

 海底資源や再生可能エネルギーを利用し、取り組んだ形での、地方自立型の小規模分散型システム(エネルギー、食料、地域づくり)が可能な地域からどんどん取り込んでいけるような仕組みの整備により、大都市が21世紀に存続する条件となるであろう、極省エネのエコ・メガロポリス計画との地方、中央におけるダイナミックな改革路線への転換により、現在稼動中の原発への依存をも少なくし、2050年に50%以上。国全体で50%の省エネ、50%の非化石、非原子力エネルギーの利用によりより安全で、快適な日本が作れますぜ!
 その根拠は、日本の水と土にあります。ああ、本でも書こうかな。だいぶいい意味で煮詰まってきた。(t_t)

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三菱電機住宅用太陽光発電システム向け「パワーコンディショナ」新発売 / プレスリリース 三菱電機

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-----image(pop up) & text : 三菱電機、2007年10月4日発表より

" 「階調制御インバータ方式」採用により、業界最高の電力変換効率97.5%を達成
 三菱電機株式会社(執行役社長:下村 節宏)は、太陽電池が発電する直流電力を交流電力に変換する太陽光発電システム向けパワーコンディショナとして、業界初の「階調制御インバータ方式」の採用により、業界最高※1の電力変換効率 97.5%※2を達成した機種など、住宅用2機種を2008年1月9日から発売します。
 本製品は、10月10日から幕張メッセ(国際展示場、国際会議場)にて開催される「第2回新エネルギー世界展示会」に出展します。
 また、当社は本製品を含む住宅向け太陽光発電システム一式を2008年1月以降、「DIAMONDSOLAR(ダイヤモンドソーラー)」とネーミングし、高効率・高品質な製品作りを通じて環境保全に貢献していきます。

※1: 2007年10月4日現在。国内住宅用太陽光発電システム向けパワーコンディショナの量産機種において
※2: JIS C8961で規定する定格負荷効率。PV-PN40Gの当社実測値(当社従来品PV-PN33Gは95.5%)
..........
発売の概要
製品名 形 名 仕 様 希望小売価格(税込) 発売日
パワーコンディショナ PV-PN40G 定格出力4.0kW 367,500円 2008年1月9日
パワーコンディショナ PV-PN55G 定格出力5.5kW 525,000円 2008年4月4日
..........
新製品の特長
1.業界初の「階調制御インバータ方式」採用により、業界最高の電力変換効率97.5%を達成
業界で初めて、パワーコンディショナに「階調制御インバータ方式」※3を採用し、製品の心臓部となるパワーモジュールに新開発の「階調制御用MOSFETモジュール」を搭載しました。これにより、「PV-PN40G」では電力変換時の損失を従来比44%低減し※4、業界最高の電力変換効率97.5%を達成しました。
※3: 電圧の異なる複数のインバータを直列に接続し、出力を組み合わせて擬似正弦波の電圧を生成する方式
※4: PV-PN40G(損失2.5%)と当社従来品PV-PN33G(損失4.5%)との比較

2.室内インテリアにマッチしたデザイン
外観は、ソフトな感覚を醸し出す樹脂製フロントパネルの採用と、使用頻度の少ない操作ボタンの底面配置などにより、室内インテリアにマッチした高級感あるデザインに仕上げました。

3.耐湿性能の向上により、設置自由度を拡大
電力変換時の損失により発生する熱が今回大幅に低減したことで、放熱用の空気流入口が不要となり、密閉度が高まりました。これにより、耐湿性能が大幅に向上し、従来設置できなかった脱衣室・洗面所への設置が可能※5となりました。
※5: 浴室ドア真上等、製品に湯気が当る場所への設置は除く "

関連
三菱太陽光発電システム

関連エントリー
----------Googleサイト内検索 : 三菱電機----------

コメント
 電力変換効率97.5%! 非常に高い変換効率の系統連系用のインバーター、パワーコンディショナの登場です。パワーコンディショナの役割は、太陽電池の直流出力を交流に変換、商用電源の交流と同期させ逆潮流を行うこと、さらに安全に連系を行う保護的な役割、さらには停電、発電のモニターなどの役割を担います。(t_t)

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【韓国】太陽電池、来年から生産ラッシュ / クリッピング Yahoo!ニュース(NNA)

" ..........現在、太陽電池の生産を手掛けている国内企業は1社のみだが、来年から現代重工業など大手や中堅企業が相次いで量産を開始する。 .......... 韓国化学研究院は8日までに、.....多結晶シリコンインゴットとウエハーの量産技術の開発に成功したと明らかにした。  .....装置と工程の簡略化が図れ、ウエハーの生産効率が従来に比べ40%以上高い。生産規模は1回当たり300キログラムで、先進国企業(同240キロ)を上回るという。.....低コストで高品質のインゴット生産が可能になる。.....また、次世代薄板型結晶質シリコン太陽電池の基板.....の開発にも成功した。 "
-----Yahoo!ニュース(NNA),10月9日

参考記事
Semiconductor Japan Net : 太陽電池メーカー動向と製造装置・部材産業

コメント
 台湾や中国の太陽電池関連の情報は、比較的入手できます。しかし、韓国となるとあまり入手できないので、今回のクリップ記事は貴重な情報になりそうです。世界がしのぎをけずる”少ないシリコン材料で、太陽電池を製作する”さらに次世代の太陽電池の開発に韓国も本格的に国をあげて参入してきそうですね。できれば、日本とはいいませんが、できた太陽電池をEUに売るのではなく、アジア圏内にどんどん設置できる状況になるといいと思います。(t_t)

関連エントリー

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与那国に大きなツメ跡 風力発電の羽根も折れる / クリッピング 八重山毎日オンライン

" 台風15号は瞬間最大風速63.2メートルの猛烈な暴風で至るところにつめ跡を残した。  5日の夜の警報発令とともに、防災無線で台風情報で警戒が呼びかけられたが、風がおさまるまで、町民は恐怖の30時間を過ごした。 .........風力発電塔の羽根は2枚へし折られた。 "
-----八重山毎日オンライン、2007-10-08

参考
Wikipedia : 与那国島

デジタル台風 : 台風200715号 (KROSA)

関連エントリー
台風15号もかなり大型で、台湾、中国に14号に続くように迫ってます-----しなやかな技術研究会β、2007-10-04

台風15号、週末にかけて台湾直撃か-----GreenPost -Heuristic Life -,2007/10/6

コメント
 一時は、台風第15号 (クローサ)は、大型で猛烈な台風に発達、中心気圧 920hPaに達した。一般民家などにも被害がでている模様です。お見舞い申し上げます。
0710yonaguniagarizaki
-----image : Google Earthキャプチャー画像、[lat=24.4616872328, lon=123.042820451]-風力発電所のある東崎(あがりざき)付近の鳥瞰図。位置図-----

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しなやかな技術研究会のGoogleマップ

 しな研のGoogleマップ、だいぶ項目が増えました。よかったらのぞいてみてください。

しな研マップ

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フィルム型アモルファス太陽電池の生産設備増強について / プレスリリース 富士電機システムズ

Fes_fwave
-----image(pop up ; ”フィルム型アモルファス太陽電池F WAVE”) & text : 富士電機システムズ、2007年10月04日発表より

" 富士電機システムズ株式会社(本社:東京都品川区 社長:矢内銀次郎)は、約70億円の設備投資を実施し、2008年度上期中に、フィルム型アモルファス太陽電池「F WAVE」の生産能力を、現在の12MW/年から約40MW/年に増強します。
■背景
昨今、太陽電池市場は欧州を中心に大幅に伸長(全世界で2004年度約1.2GW、2005年度約1.8GW、2006年度約2.5GW(生産ベース))しており、今後も欧州市場を中心に年率30%程度の伸長が予測され、2010年には倍増の5.2GWの市場が期待されています。こうした市場環境の中、当社にはドイツ他欧州諸国より大型の引き合いがあり、今回、生産設備の増強を決定致しました。
■生産設備増強計画
2007~2008年度に、約70億円を投資し、熊本工場に生産ライン2本を増強し、2009年度の同工場の生産能力を40MW/年に引き上げます。
今後は、欧州諸国はもとより、国内及びアジアや米国での需要拡大が予測されます。市場及び技術動向を見極めながら、数年後を目処に研究開発及び設備投資で約300億円を投資して、150MW/年の生産を目指します。また、モジュール生産については熊本工場のみでなく、将来は市場に近い欧州あるいは中国を候補に検討予定です。
年 度 生産能力 売 上
2007年度 12MW/年 20億円
2009年度(計画) 40MW/年 100億円超
【F WAVEの特長】
フィルム型アモルファス太陽電池「F WAVE」は、シリコン原料の使用を最大限抑えた「省シリコン」「薄い・軽い・曲がる」「微小光での発電が可能」「生産時のCO2排出量が結晶系の50%」という他社に無い特長を最大に活かし、大規模屋根や、防水シート一体型等、建物の屋根向けを中心に市場展開しています。
独自開発した極めて生産性の高い「ロールツーロール製法」での量産により、大幅なコストダウンを図るとともに、今後更に「軽い・曲がる」特長を活かした応用製品の開発を一層強化していきます。
【熊本工場の概要】
所在地 :熊本県玉名郡南関町大字肥猪4003-1
敷地面積 :約54,000平方メートル/建屋面積:約10,000平方メートル
従業員 :51人(2007年9月30日現在)
操業 :2006年11月
Fes_fwave_huzu
-----image(pop up ; ”◆フィルム型アモルファス太陽電池「F WAVE」セルの構造”) : 同発表添付資料(pdf)より "

関連
富士電機システムズ : アモルファス太陽電池 FWAVE(カタログダウンロード可能)

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NEDO 海外レポート(2007.9.19 )テーマ特集:”バイオマス ”が公開されました / 資料

NEDO / NEDO 海外レポート(2007.9.19)1007目次より

" I.テーマ特集:バイオマス
欧州のバイオマス・エネルギー概観-ユーロ・バロメータ記事の掲載にあたって(EU)【PDF:27KB】
固形バイオマス・バロメータ2006年-EUの2005年生産量は58.7Mtoeに-(EU)【PDF:346KB】
バイオガス・バロメータ2007年―2006年のEU利用量は5.35Mtoe ―(EU)【PDF:219KB】
バイオ燃料・バロメータ2007年―EUの2006年消費量は5.38Mtoeに―(EU)【PDF:167KB】
欧州のバイオ燃料目標が農業市場に与える影響(EU)【PDF:141KB】
イタリアのバイオ燃料普及促進政策の状況等(イタリア)【PDF:37KB】
EUのバイオディーゼル事情(EU)【PDF:26KB】
セルロース系バイオ燃料の研究センターへのDOEの助成発表(米国)【PDF:398KB】
カリフォルニア州におけるバイオマスへの取組(米国)【PDF:25KB】
カナダにおけるバイオ燃料事情(カナダ)【PDF:23KB】
ブラジルにおけるセルロース系原料を利用したエタノールの研究開発状況(ブラジル)【PDF:18KB】

II. 一般記事
アンモニアボランを利用した水素貯蔵(米国)【PDF:25KB】
光起電力太陽エネルギー技術の戦略的研究行動計画・セル開発(EU)【PDF:40KB】
NASAの人工衛星による沿岸地域の水質調査(米国)【PDF:153KB】
心発作で損傷を受けたラットの心臓をヒト由来幹細胞が修復(米国)【PDF:77KB】
米国連邦政府機関における半導体関連技術R&Dの取り組み・エネルギー省(DOE)【PDF:391KB】 "

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二次電池(鉛蓄電池・ニッケル水素電池)と電気二重層キャパシタ併用運転による風力発電における電力安定化装置の実証試験開始について / プレスリリース 川崎重工

C30710011
-----image & text : 川崎重工、2007年10月1日発表より

" 富士電機システムズ株式会社(代表取締役社長:矢内銀次郎)、川崎重工業株式会社(代表取締役社長:大橋忠晴)、新神戸電機株式会社(執行役社長:臼井正信)、日産ディーゼル工業株式会社(代表取締役社長:竹内覚)は共同で、株式会社ウインパワー殿 西目風力発電所に環境にやさしい発電として注目を浴びている風力発電の電力安定化装置(以下風力発電電力安定化装置)の実証試験設備を設置、使用前検査、現地試験を完了、8月より実証試験を開始しました。
 風力発電電力安定化装置とは、風力発電の導入制約要因の1つである出力変動に起因する電力系統の電圧や周波数の変動を緩和させるための装置であり、風速や風向変動によって生じる発電出力変動のうち、電力系統に影響をおよぼす周期の変動分をキャンセルし、安定した合成出力を電力系統に送電させるための装置です。
 本装置は、二次電池(鉛蓄電池またはニッケル水素電池)と電気二重層キャパシタを利用した世界初のハイブリッドシステムです。
 二次電池(鉛蓄電池・ニッケル水素電池)と電気二重層キャパシタのハイブリッドにより、数秒から数10分までの幅広い周期の電力変動の補償を最適な装置容量で実現することができ、また装置の長寿命化が図れるという特長があります。
 本装置の実証試験を実際の風力発電所において行うことで、装置の性能向上や、二次電池(鉛蓄電池・ニッケル水素電池)と電気二重層キャパシタの最適な利用のための各種技術の確立、実フィールドにおける運用ノウハウの蓄積を図ることを狙いとしています。
.........
こうした各社の実績、技術を活かし、4社共同での二次電池(鉛蓄電池またはニッケル水素電池)と電気二重層キャパシタのハイブリッド型安定化装置の開発に取り組み、実フィールドでの実証試験を開始しました。本実証試験設備は、二次電池である鉛蓄電池(新神戸電機製)、ニッケル水素蓄電池(川崎重工業製)および電気二重層キャパシタ(日産ディーゼル工業製)の単独およびハイブリッド運転による電力安定化を行うもので、ニッケル水素蓄電池用システムコントローラ付双方向インバータ(川崎重工業製)、鉛蓄電池および電気二重層キャパシタ用システムコントローラおよび双方向インバータ(富士電機システムズ製)等により構成されています。
 実証試験では、最適な運転制御方法の検討・評価を行い、電力安定化装置の容量削減および電池類の長寿命化の実現を目指して各種試験、データの蓄積を行います。

1.本実証試験設備の概要
《特長》
1) 短期から長周期の出力変動に対応できる二次電池と、高出力充放電条件での寿命が長いので、ごく短周期の出力変動(微小変動分)に対応できる電気二重層キャパシタとを組合せることで、より安定した合成出力を系統に送電可能なこと。

2) 実際の風力発電設備に連系して各種試験(出力変動抑制試験等)が可能であり、机上やシミュレーションでは解析不可能な風力発電特有の出力変動波形での各種検証ができること。

《実証設備概要》
1) 鉛蓄電池 電力安定化装置
鉛蓄電池: 新神戸電機株式会社製
     セル単位容量1500AH、総セル直列数 96セル、適用最大電力 73kW
双方向インバータ+システムコントローラ: 富士電機システムズ 製
     交流出力 120kVA、交流電圧 100V

2) ニッケル水素蓄電池 電力安定化装置
ニッケル水素蓄電池: 川崎重工業株式会社 製
     セル単位容量130AH、総セル直列数 180セル、適用最大電力 154kW
双方向インバータ+システムコントローラ: 川崎重工業株式会社 製
     交流出力 200kVA、交流電圧 440V

3) 電気二重層キャパシタ 電力安定化装置
電気二重層キャパシタ: 日産ディーゼル工業株式会社製
     セル単位容量3100F、総セル直列数 120セル、適用最大電力 61kW
双方向インバータ+システムコントローラ: 富士電機システムズ 製
     交流出力 80kVA、交流電圧 78V

2.実証試験開始時期
2007年 8月 1日 "

関連
富士電機システムズ : 二次電池と電気二重層キャパシタ併用運転による風力発電における電力安定化装置の実証試験開始について 2007年10月01日
Fujiele_windimage
-----image(pop up ; ”西目風力発電所電力安定化装置写真資料.pdf ”)より
/ 二次電池(鉛蓄電池・ニッケル水素電池)と電気二重層キャパシタ併用運転による風力発電における電力安定化装置の実証試験開始について

新神戸電機 / 2007年10月02日 ニュースリリース「二次電池(鉛蓄電池・ニッケル水素電池)と電気二重層キャパシタ併用運転による風力発電における電力安定化装置の実証試験開始について」(PDF 504KB)

日産ディーゼル


関連エントリー
「ギガセル」によるピークカット機能を備えた太陽光発電システムを初受注 / プレスリリース 川崎重工-----ソフトエネルギー、2005/11/18

風力発電電力安定化装置用スーパーパワーキャパシターシステムの発売を開始 / プレスリリース 日産ディーゼル-----ソフトエネルギー、2005/11/14

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住宅用太陽光発電システム「210W HIT太陽電池モジュール」を発売 / プレスリリース 三洋電機

07092702
-----image(pop up) & text : 三洋電機、2007年09月27日発表より-----

" モジュール・パワーコンディショナ全機種で「エコマーク」取得を達成
品   名 HIT 太陽電池モジュール
品   番 HIP-210BH1
公称最大出力 210W
希望小売価格
()内は税抜価格 150,150円
(143,000円)
発売日 2007年 10月上旬

三洋電機株式会社(以下、三洋電機)は、住宅用太陽光発電システムのモジュール新商品として、HIT太陽電池モジュールを更に高出力化した「210W HIT太陽電池モジュール(HIP-210BH1)」の販売を10月より開始します。これにより、当社の住宅用太陽電池モジュールのラインナップは、1枚当たりのモジュール出力で全て200W以上を実現しました。

 また、パワーコンディショナ全機種(2.7kW、4.0kW、5.5kW)について、2007年8月31日付けで財団法人 日本環境協会が運営するタイプⅠ環境ラベルのエコマーク商品類型No.135「太陽電池を使用した製品Version1.2」で「エコマーク」の認定を取得しました。
..........
III.主な仕様品   名 HIT 太陽電池モジュール
品   番 HIP-210BH1
公称最大出力 210W
最大出力動作電圧 60.0V
最大出力動作電流 3.53A
寸   法 1,424mm×894mm×35mm
質   量 15.0kg   "

関連
三洋電機 : 住宅用太陽光発電システム

コメント 住宅用太陽電池は、大型化の傾向にあります。今回の三洋電機の太陽電池は、モジュールの設置面積で考えたモジュール効率で、約16.5%になります。先にリリースされている三菱電機のPV-MX185Gの同じ考え方のモジュール効率は、約13.0%ですので、さらに設置面積の減少につながります。重さは、210Wで15kgということですので、施工時、屋根への負担の両面で軽量化によるメリットがありそうです。

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New Zealand Commits to 90% Renewable Electricity by 2025 / クリッピング Renewabel Energy Access(2025年に90%を再生可能エネルギーで、、、ニュージーランド)

" In a speech this week, New Zealand Prime Minister Helen Clarke announced New Zealand's intention to commit to 90% renewable electricity by 2025, according to a press release issued by the New Zealand government. "
-----Renewabel Energy Access,2007/09/26

関連

プレスリリース / Rt.Hon Helen Clark -Beehive.govt.nz , 20/09/2007
Launch of emissions trading scheme
Helen Clark launches Emissions Trading Scheme (part 1 of 2)

New Zealand Energy Statistics: June 2007 quarter
/ Electricity generation at second-highest June quarter level

" Hydro and wind generation decreased this quarter and supplied only 54 percent of the total electricity generated, the lowest ratio since 1992 when it was also 54 percent. Hydro lake levels were below average over the whole of this quarter but well above the low levels experienced in 1992. "


参考情報
International Energy Agency : New Zealand Country Page / Renewables in New Zealand in 2004

EarthTrends(WRI) / New Zealand - Energy and Resources - Country Profile

コメント
 25日夜、ニュージーランド北島にあるルアペフ山が、突然噴火したそうです。この原稿を書いているときに、知り驚きました。地震も発生し、同国の活発な地殻の働きを印象付けました。数人が被害を受けたようですが、幸い大規模な被害の報告はないようです。
 ニュージーランドは、再生可能エネルギーの利用の盛んな国です。資源にもめぐまれ、人口も少なく、海洋性気候のため隣のオーストラリアより気候変動の影響による深刻な被害も少なく見込まれています。この対処しやすさ、現状でも消費電力の悪くても半分を水力、地熱、風力などの再生可能エネルギーによりまかない、例年のように雨が降ってさえくれれば、70%の電力を再生可能エネルギーによって賄うことができています。この賢明な選択をしてきた上に、めぐまれた国が、さらに積極的にカーボンニュートラルな国づくりを進めることを発表しました。2025年に、90%のを再生可能エネルギーに賄い、その電力を電気自動車の普及などを通じて、さらに全体で化石燃料への依存を減少させるという計画を発表しました。今後の国づくりの計画は、省エネ、町づくりも含めて興味深いものになりそうです。(t_t)

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