Progress in Washington: House Passes Solar Tax Credits & RPS / クリッピング Renewable Enerty Access(米下院、2020年までに15%以上の再生可能エネルギーなどを義務付ける法案を可決)
" Last Friday the U.S. House of Representatives, in an unusual move, extended the final week of its session into Saturday in order to finish debate on vital legislation before recessing for the summer. The outstanding business included two crucial bills affecting renewable energy development in the U.S. "-----Renewable Enerty Access,2007/08/06
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・発電の15%を再生可能エネで=米下院が法案可決、上院と調整へ-----時事通信、2007/08/05
・US Senators lay out new global warming plan-----Global-warming-news(AFP),August 2, 2007
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下院で通っても、上院でこれから検討ということであるし、”石油会社に対し、10年間で160億ドルの税優遇措置を撤廃”とセットだということなので、ブッシュ大統領は拒否権を発動し廃案になるというのがおおかたの見方のようだ。しかし、大きな政治的な成果と見ることもできるようです。今回の下院で法案が可決されたことは、温暖化効果ガス削減の動きとも連動し、アメリカの気候変動への対応が大きな変化をしはじめているということを裏付けているようです。ちなみに今回の法案では、再生可能エネルギー11%と省エネ促進により4%の合計で15%という風に修正されたようです。
廃案という動きに対しても、業界スジは、まったく気にせず、風力が買い、地熱が買いと太陽光も買いと鼻息が荒いです。投資はまちがいなく動いているようですし、気候変動に対する京都議定書以降の枠組みに関する各国の影響力確保の動きも秋から本格化しそうです。今後のアメリカの動きからは当分目が離せないですね。
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