台湾が黒潮での発電計画を推進
台湾の海洋発電計画に予算がついた模様です。日本と同様エネルギー資源をもたない台湾にとって、風力、バイオマス、そして海洋エネルギーの利用などを検討してきたようですが、発注を視野に入れた、開発に着手したようです。現段階では、実績のある海外の技術なども含めての情報収集、研究段階ということのようです。
クリッピング / Forbes.com(AP),08.06.07
・Taiwan May Use Ocean Current for Power
" Taiwan hopes to build a power plant that will use a strong current flowing off its east coast to generate electricity, an official said on Tuesday.The plant is still in the planning stage, but once built, it would be the first plant in Asia
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The stream, up to 150 kilometers (90 miles) wide, could be a powerful source of energy as it flows steadily at a rate of 1 meter (3.3 feet) a second, officials say.
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関連記事
・世界初!夢のクリーンエネルギー・黒潮発電が実用化へ―台湾 -----Record China,8月6日
ところで、黒潮。基礎的な情報が知りたいと、ウィキペディアをまずみてみるが、、
期待した情報はなかった。となれば、Googleの画像検索、
・Google イメージ検索 : 黒潮(Kuroshio current
ocean current energy)
こちらにはヒントになりそうな情報があった。海の表面温度等でいつも拝見している海上保安庁の情報サイトには、海流図や黒潮の情報が豊富です。
同じ海洋国家である台湾が海洋エネルギーの利用に着手したことで、彼らの経験とみながら日本も導入を検討すべきでしょう。黒潮ということになれば、高知県沖が有望そうです。
今後知りたいのは、現時点で台湾がどの企業や研究機関とネットワークを組んでいるかです。これも日本にとっては、参考になるはずです。
国土は狭くても日本には、 広大な海があります。日本の主権が主張できる面積は世界で10番以内に入っています。(確か6番目:アメリカ、オーストラリア、インドネシア、ニュージーランド、カナダに続き)今後活用できるか否かがエネルギー、食料、資源の確保ということで重要になります。
それにしても韓国、中国でも海洋エネルギーの利用について、国が興味を示しています。日本では、研究も含めて支援が十分ではありません。なぜ? (t_t)
参考
・wikimedia : Image:Ocean current 2004.jpg
・OCS Alternative Energy and Alternate Use Programmatic EIS Information Center : Ocean Current Energy
-----参考カテゴリー : 潮汐力・海流など海洋エネルギー -----
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