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地熱発電の将来は?

 日本の地熱発電は、将来どんな具合だろう? 日本ではもっと利用されてもいいような気がします。

発電可能な地熱を計測 八幡平市の事業化検討委-----岩手日報、2007年8月30日

" これまでの調査では調査井戸2本で、当初予想の230-240度を上回る約250度の地熱を計測。噴気予測結果では、事業化計画の出力1200-1900キロワットの発電が見込めることが報告された。1200-1900キロワットは2500-4000世帯に電力供給できるという "
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 日本での地熱発電についての知識は、全消費電力量のゼロコンマ数パーセントを地熱で賄い、発電所は九州に集中している、、、程度のものしかない。
 確認のために、情報が充実している地熱学会のホームページに情報をみに行くことにします。

日本地熱学会ホームページ / 日本の地熱エネルギー / 地熱発電所の地図 / 資源地域

 結構東北に地熱発電所が存在しています。さらに資源地域をみるとまだまだ未利用の地熱資源がありそうです。世界の地熱発電ランクという図表によると2000年の段階で、日本はアメリカ、フィリピン、イタリア、メキシコ、インドネシアについで6番目に地熱利用が高い国となっています。
 この図を見ていたら、

NEDO 海外レポート(2006.4.26)海洋・地熱エネルギー 特集が公開されました(欧米における潮力・波力発電技術の最新状況ほか)-----ソフトエネルギー、2006/05/12

 上の資料のことを思い出しました。 欧米における地熱発電の導入状況によれば、日本は、

" 日本
設備容量             535MW
  運転容量             530MW
  エネルギー生産量         3,467GWh/y
 ユニット数            19
  国の生産容量に占める割合     0.2%
  国のエネルギー消費量に占める割合 0.3% "

 ということのようです。さらなる展開を期待したいのは、学会だけでなく地震と活動的な火山活動の国に生きている国民としても同じではないでしょうか?

 国内では新規の地熱発電所計画についてあまりききません。しかし、日本企業も関連事業を海外で展開しているようです。

プレスリリース / 三菱重工、
http://www.mhi-ir.jp/news/sec1/200708284623.html

" クリーン開発メカニズム(CDM)適用案件となる見通し
三菱重工業は、ケニア電力公社(Kenya Electricity Generating Company Limited:KenGen)からオルカリアII発電所(Olkaria-II)3号機向け地熱発電プラントをフルターンキー契約で受注した。運転開始は2009年末の予定。 "
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プレスリリース / 九州電力、平成19年8月20日
インドネシア・メドコ・コンソーシアムとのサルーラ地熱プロジェクトに関する覚書の締結について
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 是非、国内での新規の開発を期待したいです。(t_t)
関連エントリー
----------Googleサイト内検索 : 地熱----------

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平成19年度ソーラー・マイレージクラブ事業の採択案件について / プレスリリース 環境省

" 平成19年度ソーラー・マイレージクラブ事業(地域協議会による普及啓発事業)の採択案件について  環境省は、家庭部門における二酸化炭素排出量の削減を図るため、太陽光発電設備等の導入や種々の省エネルギー対策の普及促進を進める事業を地域協議会に委託し、地域ぐるみで面的な二酸化炭素削減対策の実現を奨励する事業として「ソーラー・マイレージクラブ事業(地域協議会における普及啓発事業)」を実施することとしております。  この度、本事業を実施する事業者の公募を行った結果、別添の8地域協議会の事業提案を採択することとしましたので、お知らせいたします。

1.事業の目的
 本事業では、家庭部門において、確実な二酸化炭素排出量削減効果が期待される太陽光発電設備等の設置や様々な省エネルギー対策を、地域の実情に即した形でその独自性を活かしながら奨励し、地域ぐるみで面的な二酸化炭素削減対策の実現を図るものです。そのため、「地球温暖化対策地域協議会※(以下、地域協議会)」を対象に、独自の取組を活かした高い二酸化炭素排出削減効果が見込まれるような普及啓発活動に係る提案を募り、その中で優れた企画を提示した地域協議会に委託して必要な業務を行うものです。
..........
4.採択された提案の概要(別紙参照)
添付資料
(別紙)平成19年度 ソーラー・マイレージクラブ事業(地域協議会による普及啓発事業)採択案件 [PDF 67KB] "


-----環境省、平成19年8月27日

関連サイト
ソーラー・マイレージクラブ
" ソーラー・マイレージとは
 ソーラー・マイレージクラブ事業として地域協議会が取り組む普及啓発活動などにより削減できると見込む各住宅でのエネルギー消費(電力・都市ガス・LPG・灯油)に伴うCO2削減量をいう。算出方法は事業年度内の太陽光発電設備等の設備導入及び省エネルギー対策の実施日から3月30日までの期間におけるCO2排出量を前年同期間と比較した差分とし、1kg-CO2の削減につき1ソーラー・マイルと換算する。


関連情報

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シャープ「21世紀型コンビナート」を展開 / プレスリリース

070731a
-----image(pop up)& text : シャープ、2007年7月31日発表より

" 最先端の液晶パネル工場、太陽電池工場および関連企業工場を集結
 シャープは「環境先進企業」を目標に、省エネの“液晶”と創エネの“太陽電池”を事業の柱として取り組んでまいりました。そしてこの度、新たに大阪府堺市に最先端の液晶パネル工場と、薄膜太陽電池を量産する太陽電池工場を併設することを決定しました。
同じ敷地内に、関連するインフラ施設や部材・装置メーカーの工場を誘致し「21世紀型コンビナート」として展開してまいります。

1.「21世紀型コンビナート」
..........
3.太陽電池工場
太陽電池工場では、薄膜太陽電池の量産を行います。当社は太陽電池生産量世界NO.1※1であり、薄膜太陽電池も業界トップクラスの発電効率を実現し、すでに商品化しております。
本工場で量産する薄膜太陽電池の生産量は、最大限の量産効果が見込まれる年間1,000MW(100万kW)規模を計画しており、世界最大※2の太陽電池工場となります。
稼動時期は、液晶パネル工場と同時期を予定しています。
..........
※太陽電池工場について(投資額など詳細は検討中)

・稼動開始:2010年3月まで

・生産品目:薄膜太陽電池 "

関連サイト
シャープ : サンビスタ

関連記事
シャープ太陽電池“世界一堅持”大阪・堺に最先端工場-----FujiSankei Business i.,2007/8/21
" シャープが、堺市堺区に新設する液晶新工場の敷地内に1000億円規模を投じ、太陽電池工場を新設する。巨額の先行投資と世界最先端の技術を打ち出し、追いすがるライバル各社を引き離し、世界首位の座を固める強い意思表示の表れとみられる。 "

コメント

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世界に挑む日の丸風車の勝算 / nikkei BP net

" 日本の技術力-3 主戦場は、飽和し始めた欧州市場ではなく米国とアジアに  利用可能なエネルギー量が多く、クリーンな新エネルギーとして注目される風力発電。地勢が平坦で安定した風が得られる国が多い欧州で先行して普及が進み、デンマークでは全電力供給量の18%、ドイツ、スペインでは8%が、それぞれ風力発電で賄われるまでになった。出遅れていたアジア市場も拡大しており、エネルギー確保に悩むインドや中国での普及が進み始めている。世界的に需要は拡大を続けており、2006年度には新規に1500万kW分の風力発電設備が導入され、市場規模は年間1兆円に達したようだ。 .......... 新規参入狙い、大型機を開発した富士重 .......... 厳しい日本の環境が風力発電技術を磨き上げた .......... "
-----bp special ECOマネジメント/特集&リポート、07/08/23

参考記事
三菱重工の風力発電事業、 瀬戸際から一気に形勢逆転へ-----NBonline,2007年7月31日

関連エントリー
2000kW大型風力発電システムを開発、試作機を設置 / プレスリリース 富士重工-----ソフトエネルギー、2006/01/04

----------Googleサイト内検索 : 三菱重工 風力----------

コメント
 世界の風力発電市場では、
 欧州勢とGE Windなどが世界を舞台にしのぎを削っています。変り種は、インドのスズロン(Suzlon)、昨年は日本の三菱重工と並んで大きな契約をとり話題になりました。。

クリッピング / AMERICAN WIND ENERGY ASSOCIATION,April 11, 2007
ANNUAL U.S. WIND POWER RANKINGS TRACK INDUSTRY'S RAPID GROWTH

" Manufacturers’ installed capacity for the past five years
2006(MW)
GE Energy 1,146
Siemens 573
Vestas 465
Mitsubishi Power Systems 128
Suzlon 90
Gamesa 50 "

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イベント 9/22-23 市民共同発電所 全国フォーラム2007 in おおさか

-----イベント案内より-----要事前申込

" <開催概要>
日 時:2007年9月22日・23日(土・日)
会 場:大阪経済大学(大阪市東淀川区)
参加費:一般2000円、学生1000円
<内容>
○パネルディスカッション
○分科会
○全体会
○懇親交流会

詳細は以下を参照

9 月22日( 土)----------------------------

■開会全体会(13:00-15:30)
○パネルデイスカッション
「自然エネルギーを活かしたまちづくりをめざして」
<コーディネーター>
・和田 武(立命館大学)
<パネリスト>
・三上 亨(グリーンエネルギー青森)
・藤元百代(エコまちネット・よどがわ)
・佐藤一子(ソフトエネルギープロジェクト)
・大西敬子(きょうとグリーンファンド)
・海東英和(高島市長・予定)

○市民共同発電所全国調査の報告

■分科会(15:50-18:30)
○分科会1:市民共同発電所のつくり方
風力、太陽光を中心に、市民共同発電所のつくり方のノウハウを交流します。
<事例報告>
・エコメッセ練馬
・サークルおてんとさん
・自然エネルギー市民の会

○分科会2:自然エネルギー利用あれこれ
小水力、バイオマスなどの利用の現状と課題を学び、市民共同による開発の可能性を探ります。
<事例報告>
・全国小水力利用推進協議会
・里山倶楽部
・丹後の自然を守る会
■懇親交流会(19:00-20:30)

9 月23 日( 日)----------------------

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ループウイング、回転時の風切り音抑えた風力発電機を発売 / クリッピング 日刊工業新聞

" ループウイング(東京都千代田区、吉田穰社長...)は、独自設計のループ状の羽根を採用し、回転時に発生する風切り音を抑えた小型風力発電機「ループウイング型風力発電機」を発売した。羽根の直径は1・5メートルで、定格出力は風速12メートルで500ワット。価格は300万―400万円(設計、施工を含む)。 "
-----日刊工業新聞、2007年 8月23日

関連
ループウイング / 製品情報 : 街路灯ユニット「トロン」
Loopwing_flyer
-----image(カタログ : キャプチャー画像、上記サイトよりpdf書式にてダウンロードできます。)-----

関連エントリー
タミヤがループウイング風力発電工作セット(エレクラフトシリーズ No.21)を発売-----しなやかな技術研究会、2006/12/23

コメント
低回転で高い効率で発電するループウィング型の風車が本格的な営業展開を始められたようです。実はまだ一度も実機を拝見していないので、機会を作って見学してきたいと思います。価格は、かなり高めですが、その性能と解説を見ると、日本の風にあっているように思います。国産の風力発電機として普及されることを期待しております。さて、最寄の、、、(t_t)

参考情報、エントリー

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京セラがスイスで世界最大のスタジアム用太陽光発電システムを設置

 京セラがスイスで、スタジアムに取り付けられた太陽電池システムとしては世界一だという1.3MW超規模の太陽光発電システムを完成させたと発表しました。

プレスリリース / Kyocera,August 17, 2007
Kyocera Supplies Solar Modules for World's Largest Stadium-Integrated Photovoltaic System
Wankdorf_bern
-----image(同発表より :(C)HUBER + SUHNER)

" The world’s largest stadium-integrated photovoltaic system went into operation this week on the STADE DE SUISSE Wankdorf Bern. After the additional installation of 2,808 solar modules, the stadium now has 7,930 modules from the Japanese technology company Kyocera, providing an overall output of 1,346.774 kWp. The expanded system will produce 1,134,045 kWh per year and save on the emission of 630 tons of CO2 annually.
..........
PV SYSTEM OVERVIEW

Solar modules: Kyocera KC167GH-2 (5,122 units); Kyocera KC175GHT-2 (2,808 units)
Inverters:7 SolarMax 125; 4 SolarMax 100C
Assembly system:Alufix
Installed output:1,346.774 kWp
Energy yield:1,134,045 kWh annually "
----------

関連サイト
Kyocera Solar Energy

関連記事
2007/08/17-----Renewable Energy Access,2007/08/17

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Mascoma to Build Commercial Cellulosic Ethanol Plant in Michigan / クリッピング The Energy Blog(ミシガンのセルロース系エタノール生産プラント計画)

" Massachusetts-based company Mascoma will build a cellulosic ethanol plant in Michigan in its race to be the first in the nation to produce ethanol from wood on a commercial scale. The cellulosic plant will make ethanol mainly from wood chips and other non-food agricultural crops. Because cellulosic ethanol production uses non-food agricultural feedstock, it is critical to producing ethanol on a scale that could substitute for imported oil. "
-----The Energy Blog,July 21, 2007

プレスリリース / Mascoma,July 19, 2007

Granholm Says New Ethanol Plant to Put Michigan First in Race to Turn “Wood to Wheels”

コメント
 森林バイオマス資源、ウッドチップまたは非作物の草などを材料としてエタノールを製造する商業プラント建設の計画が米のミシガン州で動きだしたそうだ。
 いろいろと問題が起こる、例えば作物の値段をあげる、本来作物を育てるべき耕地を奪う、耕地の塩害、水資源を奪うなどの問題が指摘されている作物からエタノールを作る計画にくらべ、森林や草などのセルロース分解によるエタノールの効率的な生成には大きな期待が寄せられています。
 今回のプランでは、適切なセルロース分解酵素の選定と分解過程の管理などで大学などの協力をえて早期の商用プラントの建設にこぎつける目処をつけたようです。
 この計画のスローガンがなかなか面白い。
     ”Wood to Wheels”

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新日鉄が量産…太陽電池向け多結晶シリコン / クリッピング FujiSankei Business i

" 新日本製鉄は、2010年をめどに年間2000トン規模の太陽電池用多結晶シリコンの生産工場を建設、同分野への本格進出を検討していることが19日、明らかになった。鉄鋼業界では、JFEスチールも昨年から製鉄技術を活用した年間100トンの実験設備で生産を開始、量産の準備を進めており、太陽電池の基礎素材である同シリコンの需要拡大に対応する。 "
-----FujiSankei Business i. ,2007/8/20

関連記事
新日鉄,太陽電池用の多結晶Si事業に参入-----Tech-On! 産業動向オブザーバ 、2006/06/30

コメント
 ”大規模に生産し、コストを引き下げることが可能?

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独Qセルズの1―6月、純利益2.1倍・太陽電池世界2位 / クリッピング NIKKEI NET

" 太陽電池生産世界2位の独Qセルズが14日発表した2007年1―6月期決算は、純利益が前年同期の2.1倍にあたる7700万ユーロ(約125億円)に拡大した。太陽電池の基幹部品であるセルの生産・販売が好調で.......... "
-----NIKKEI NET,2007/8/14

参考
QCE.F: Summary for Q-CELLS - Yahoo! Finance

関連、参考エントリー
太陽電池世界2位、独「Qセルズ」日本進出 / クリッピング NIKKEI NET-----ソフトエネルギー、2007/07/02

太陽光発電、のびるドイツ、日本を急追するアメリカ、さらに、、、-----しなやかな技術研究会β、2007-06-25

コメント
 独Qセルズとはどんな会社なんだろう? ドイツ語の読める人なら結構情報がありそうなのだが、英語情報だと、Qセルズの太陽電池の姿すら国によって違う生産ラインのものを販売しているのでわかりにくい。

Googleでsolarserver.deを検索 : Q-Cells

 てがかりになる記事を日経エレクトロニクスに見つけた。

クリッピング / 日経エレクトロニクス、2006/03/14

太陽電池取材,世界一周記
" 我々の会社がユニークな点は,セルの生産のみに注力していること "
----------

 なるほど、名が示すとおり完全なセル屋さんだったのですね。したがってモジュールとしての太陽電池は現地の企業により製造されるため、表にはでない。わかりやすくするために、「Intel Inside(R) 」みないな営業戦略を将来とるかもしれませんね。(t_t)

参考 / プレスリリース JCN Newswire,June 28, 2007

Q-Cells AG 日本支店を展開、ソーラーセルの“母国”日本で、初のドイツ太陽電池会社が支店設 立、目的は、日本のパートナーと電子技術のコーポレーションを向上させ、世界第二の太陽電池市場の販売ルートをサプライヤーの拡張により強化すること

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イベント 9/13 地域エネルギーによる新たな温暖化防止戦略

-----イベント案内より-----要事前申込(締切9/10)

" 第2回ISEP環境エネルギーセミナー(地球環境基金支援事業)
-地域からはじまる公民協働の挑戦-
ご案内
 京都議定書の約束期間を来年に控え、地球温暖化問題への懸念と関心がますます高まる一方、日本は削減どころか、温室効果ガス7.8%増(05年確報値)と、地球温暖化対策に難航しています。そうした中で、欧州の「地域エネルギー環境事務所」や市民風車など、ローカルでの新たな取り組みとその広がりが注目されています。
 このたび、環境省が平成16年から実施してきた「環境と経済の好循環、平成のまほろば事業」の第1次事業が完了し、環境エネルギー政策研究所が支援してきた長野県飯田市の「おひさま進歩エネルギー」も、無事に第1期の市民出資分配に漕ぎ着けることが出来
ました。
 これを機に、今回のセミナーでは、従来の枠組みを越えて、新たな手法で環境エネルギー事業に取り組む地方自治体や地域の取組み報告を交え、知恵と協働をベースとする地域のエネルギー・温暖化戦略の新しい流れを探ります。

日時:9月13日(木)13:30-16:45(開場13:15)
開場:なかのZERO 視聴覚ホール(定員100名/地下2階)
   東京都中野区中野2-9-7
   JRまたは東京メトロ東西線の中野駅南口から徒歩8分
主催:特定非営利活動法人 環境エネルギー政策研究所(ISEP)
共催:「自然エネルギー促進法」推進ネットワーク(GEN)、有限責任中間法人自然エネルギー市民基金、千葉大学公共研究センター
後援:環境省、経済産業省、東京都(いずれも申請中)、中野区、グリーンエネルギー購入フォーラム
協賛:おひさま進歩エネルギー(有)、(株)自然エネルギー・コム、(株)自然エネルギー市民ファンド
参加費:一般1,000円、主催・共催団体の会員は無料

■プログラム
13:30:開会挨拶  田中大輔 中野区長
13:40:解題   「知恵と協働の地域エネルギー・温暖化戦略への新潮流」
          飯田哲也(環境エネルギー政策研究所 所長)
14:00:基調講演 「環境と経済の好循環のまちモデル事業・第1次を終えて」
          大倉紀彰(環境省環境計画課 課長補佐)
14:30:実践報告1:「横浜発!ハマの風車への挑戦」
          関川朋樹(横浜市環境創造局 温暖化対策課長)
15:10:実践報告2:「飯田発!おひさま進歩エネルギーの挑戦」
          竹村英明(おひさま進歩エネルギー有限会社)
15:40:研究報告:「エネルギー永続地域から見えるもの」
          倉阪秀史(千葉大学法経済学部准教授)
 (休憩10分)
15:40:パネル討論 「知恵と協働の地域エネルギー・温暖化戦略」
          コーディネーター:飯田哲也
16:40:閉会挨拶

■お申込み方法

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CIS太陽電池第2工場の建設について / プレスリリース 昭和シェル石油

" 当社(東京都港区台場2-3-2 会長:新美春之)の100%子会社である昭和シェルソーラー株式会社はこのたび、CIS太陽電池の第2工場の建設を決定いたしましたので、お知らせいたします。  CIS太陽電池(商品名「SOLACIS(ソラシス)」)は、現在世界的に需要が逼迫しているシリコンを使用しない薄膜系太陽電池であり、セルからモジュールまでを一つの工場で一貫して生産しています。  昭和シェルソーラーでは2006年10月に竣工した宮崎プラントにおきまして、テスト生産を実施しておりましたが、このたび、本格的な商業生産の開始を受け、生産能力60MWの第2工場を宮崎県内に建設することを決定いたしました。この第2工場はCIS太陽電池の工場としては世界最大規模となる予定です。なお、第2工場で生産された製品は、昭和シェル石油特約店を中心とした独自の販売網を通じて、国内マーケットにも積極的に展開する予定です。


昭和シェルソーラー株式会社の概要
本社所在地 : 東京都港区台場2-3-2
代表者 : 代表取締役社長 亀田繁明
資本金 : 7億4000万円
資本構成 : 昭和シェル石油株式会社100%
従業員数 : 約110名

CIS太陽電池第2工場の概要
住所 : 宮崎県内(詳細については未定です)
従業員数 : 150名程度(予定)
生産規模 : 60MW/年(予定)
投資金額 : 約150億円
着工時期 : 2007年度中
操業開始 : 2009年上半期(予定)
敷地面積 : 約50,000平米

<参考 : CIS太陽電池第1工場「宮崎プラント」の概要> 
住所 : 宮崎県宮崎市田野町甲8136-7
従業員数 : 約70名
竣工時期 : 2006年10月
生産規模 : 20MW/年
投資金額 : 約50億円
敷地面積 : 約25,000平米   "

-----昭和シェル、2007/08/15

関連
シェル <solacis>ソラシス

関連記事
世界最大級の太陽電池工場、昭和シェルが宮崎に建設へ-----YOMIURI ONLINE,2007/8/17
".....薄膜型の太陽電池は、銅やインジウムなどの希少金属をガラス基板に塗りつける構造。従来のシリコンを使うタイプに比べて、発電効率ではやや劣るものの、厚みを100分の1にできる。世界的に需要が増えているシリコンは値上がりが続いており、薄膜型は大量生産すればコストが割安になる利点があるという。....."
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国内エネルギー関連システム9分野91品目市場の調査結果を公開しました / クリッピング 富士経済

" シリコン太陽電池の2012年度予測 3,400億円超、2006年度比90%増 2008年度以降のシリコン供給が需要に対応、省シリコン新技術開発で -------------------------------------------------------------------------------- 総合マーケティングビジネスの株式会社富士経済(東京都中央区日本橋 阿部英雄 代表取締役)は、2007年4月から6月にかけて、新エネルギーシステムの実用化が急速に進み、注目される国内エネルギー関連機器9分野91品目についてその動向調査を行なった。その結果を調査報告書「2007 電力・エネルギーシステム新市場 上巻」と「2007 電力・エネルギーシステム新市場 下巻」の2巻にまとめた。

「電気事業者による新エネルギー等の利用に関する特別措置法(RPS法)」の対象となる新エネルギーのうち、太陽光発電、風力発電、バイオマス発電、小水力発電の動向を詳細に分析した結果を上巻、エネルギー関連91品目の市場を俯瞰した報告を下巻にまとめた。

エネルギーの生産・消費全般の市場から主要91品目を対象に選び、自家発電システム、新エネルギーシステム、電力貯蔵・電源品質対策機器、パワーエレクトロニクス、照明機器、熱源機器、空調・冷暖房機器、厨房関連機器、そして新燃料の9分野に分けて分析を行なった。

◆今後の成長が注目される市場
..........
(2)シリコン太陽電池(太陽光発電)
2006年度 1,795億円  2012年度(予測) 3,402億円 06年度比189.5%
..........
(3)家庭用エコキュート
2006年度 1,150億円  2012年度(予測) 2,060億円 06年度比179.1%
.......... "

-----富士経済 マーケット情報、2007/07/23

コメント
 世界的に次世代の太陽電池へのニーズは高まっているが、CISにしろCIGSにしろ薄膜系の太陽電池は、数年様子見状態た続くと思われます。その先の次世代については、まだまだ本当のところはわかりません。ということで、結晶系については、新製法、新加工法がいろいろとでてきて、まだまだ活況が続きそうです。(t_t)

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台湾が黒潮での発電計画を推進

 台湾の海洋発電計画に予算がついた模様です。日本と同様エネルギー資源をもたない台湾にとって、風力、バイオマス、そして海洋エネルギーの利用などを検討してきたようですが、発注を視野に入れた、開発に着手したようです。現段階では、実績のある海外の技術なども含めての情報収集、研究段階ということのようです。

クリッピング / Forbes.com(AP),08.06.07
Taiwan May Use Ocean Current for Power

" Taiwan hopes to build a power plant that will use a strong current flowing off its east coast to generate electricity, an official said on Tuesday.

The plant is still in the planning stage, but once built, it would be the first plant in Asia
.....
The stream, up to 150 kilometers (90 miles) wide, could be a powerful source of energy as it flows steadily at a rate of 1 meter (3.3 feet) a second, officials say.
..... "
----------

関連記事
世界初!夢のクリーンエネルギー・黒潮発電が実用化へ―台湾 -----Record China,8月6日

 ところで、黒潮。基礎的な情報が知りたいと、ウィキペディアをまずみてみるが、、

Wikipedia : 黒潮

 期待した情報はなかった。となれば、Googleの画像検索、

Google イメージ検索 : 黒潮Kuroshio current
ocean current energy

 こちらにはヒントになりそうな情報があった。海の表面温度等でいつも拝見している海上保安庁の情報サイトには、海流図や黒潮の情報が豊富です。

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Progress in Washington: House Passes Solar Tax Credits & RPS / クリッピング Renewable Enerty Access(米下院、2020年までに15%以上の再生可能エネルギーなどを義務付ける法案を可決)

" Last Friday the U.S. House of Representatives, in an unusual move, extended the final week of its session into Saturday in order to finish debate on vital legislation before recessing for the summer. The outstanding business included two crucial bills affecting renewable energy development in the U.S. "
-----Renewable Enerty Access,2007/08/06

関連記事
発電の15%を再生可能エネで=米下院が法案可決、上院と調整へ-----時事通信、2007/08/05

US Senators lay out new global warming plan-----Global-warming-news(AFP),August 2, 2007

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 下院で通っても、上院でこれから検討ということであるし、”石油会社に対し、10年間で160億ドルの税優遇措置を撤廃”とセットだということなので、ブッシュ大統領は拒否権を発動し廃案になるというのがおおかたの見方のようだ。しかし、大きな政治的な成果と見ることもできるようです。今回の下院で法案が可決されたことは、温暖化効果ガス削減の動きとも連動し、アメリカの気候変動への対応が大きな変化をしはじめているということを裏付けているようです。ちなみに今回の法案では、再生可能エネルギー11%と省エネ促進により4%の合計で15%という風に修正されたようです。

続きを読む "Progress in Washington: House Passes Solar Tax Credits & RPS / クリッピング Renewable Enerty Access(米下院、2020年までに15%以上の再生可能エネルギーなどを義務付ける法案を可決)"

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石川県の珠洲市浄化センター向けに5種類のバイオマスを混合処理する複合メタン発酵処理施設を納入 / プレスリリース 川崎重工

C30707251
-----image & text : 川崎重工、2007年7月25日

" 川崎重工グループのカワサキプラントシステムズは、珠洲市浄化センター(石川県)内に複合バイオマスメタン発酵処理施設を納入しました。本施設は、国土交通省と環境省が連携して推進するバイオマス利活用に関する初の事業として、国土交通省の「新世代下水道支援事業制度」に採択され、環境省の支援を受けて建設しました。当社は2006年1月に受注した後、建設工事を進めて、2007年4月から試運転とメタン発酵槽の立上げを行い、本日、本施設を竣工しました。
 今回納入した施設は、下水汚泥やし尿、浄化槽汚泥、農業集落排水汚泥などの有機性廃棄物と珠洲市の主要産業である水産加工の過程で発生する魚のアラなどの事業系生ゴミを集約混合処理し、同時に処理過程で発生したメタンガスを施設の加温や汚泥を乾燥する際の熱エネルギーとして有効活用する先進的な施設です。また、本施設で製造された乾燥汚泥は有機肥料として地域に還元され、循環型社会の形成に大きく貢献します。
..........
施設の概要
所在地 石川県珠洲市熊谷町地内 珠洲市浄化センター内
主要機器 スイングハンマー式破砕分別機
  メタン発酵槽(500m3)
  ガスホルダ(400m3)
  スクリュープレス式汚泥脱水機
  関節加熱式蒸気乾燥機
施設規模 日平均(日最大) 事業系生ゴミ 1.4wt/日 (2.4wt/日)
    下水汚泥 15.3wt/日 (22.5wt/日)
    し尿 7.6wt/日 (11.3wt/日)
    浄化槽汚泥 8.1wt/日 (14.6wt/日)
    農業集落排水汚泥 0.5wt/日 (0.7wt/日)
    合計 32.9wt/日 (51.5wt/日) "

参考サイト
国土交通省 : 都市・地域整備局 下水道部 / 資源のみち委員会
/ 資源のみちの実現に向けて 報 告 書(案)平成 19年 3 月 資源のみち委員会 資料2[www.mlit.go.jp/crd/city/sewerage/gyosei/sigen7th/02.pdf]

関連記事
下水の汚泥を肥料に 国交省、再生プロジェクトを始動-----Sankei WEB,2007/8/6
" 珠洲市のバイオマスメタン発酵施設は、下水や農業集落排水を処理する際に出る汚泥、家庭の浄化槽にたまった汚泥のほか、屎尿(しにょう)などの有機性廃棄物や生ごみを集めて混合処理する。その際に発生したメタンガスをエネルギーとして施設内で全量活用する。処理した汚泥は乾燥させ、肥料として再生し、珠洲市民に無料配布される。 "

関連エントリー
バイオマス活用促進 国交省 下水汚泥・生ごみ一体処理 / クリッピング SankeiWEB-----ソフトエネルギー、2007/01/26

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For alternative energy technologies, watch the uranium price - not just the oil one / クリッピング ALT ENERGY INVESTOR

" .....Back in June 2003, uranium cost $10.90 a pound and in the last few weeks it has reached $136 a pound. ..... "
-----ALT ENERGY INVESTOR,July 28, 2007

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 現在の原油の価格をご存知ですか? 私は、仕事と生活と密接に関係があるので、いつも関心をもって見るようにしています。

NY原油続伸、一時78.77ドルの最高値-----NIKKEI NET,2007/8/1
" 過去最高値(78.40ドル)を上回り、過去最高値を更新 "

対日原油が最高値・7月分、製品価格に波及も-----NIKKEI NET,2007/8/2

 この時期に過去最高値を記録したことで、高値への予想があたるのではという気がしてきました。

クリッピング / The Energy Blog,July 18, 2007

Oil to hit $100 in 2008, Predicts Bank
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 原油先物は、この記事を書いている時点で、Futuresource.com :[LIGHT CRUDE OIL Sep '07 08:55:32 76.15
-0.38 76.74 76.77 75.52 ]

 国内ではすでにガソリン価格も上がり夏休みを直撃しそうです。かつて、再生可能エネルギーが石油と競合し、コスト的にも伍することができるレベルとして1バレル=100ドル時代を口にする人がいました。数年前の話です。確か予測では2013年以降だったと思います。その時代を実感するできごとが昨年、そして今年起きています。

 そして、表題の記事です。石油だけなくウラニウムへの注意を喚起しています。同じく、ウラニウムの現在の価格ですが、

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風力発電、立地規制緩和は見送り 経産・環境省研究会 / クリッピング asahi.com

" 経済産業省と環境省は2日、風力発電と自然環境保護を両立させるための課題をまとめた論点整理を発表した。温室効果ガス排出量が少ない風力発電を進める重要性は確認されたものの、経産省や産業界が要望していた国立公園などでの立地基準緩和の是非については両論併記にとどまった。 "
-----asahi.com,2007年08月02日

コメント
 この国の自然を守りたい、野鳥の暮らす山を荒らしたくない。立地規制は必要でしょう。
 しかし、中東の石油に依存し、地震の巣のような国で原子力発電を多数運用している。今回の新潟の地震で、明らかになったことは地盤は海も陸地もつながっているのに、さまざまな理由で海の地質、断層の研究が不十分だったということだ。それでも、原子力発電所は、日本の各地で運転中。この全体の風景に息苦しさを感じてしまいました。

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トヨタ プラグインハイブリッド車の実証試験を秋より開始

 秋からのプラグインハイブリッド車の実証試験を前に、試験車がベールを脱いだ。期待のリチウムイオンバッテリーの搭載はなかったが、かわりに、現実的なスペックが開示された。家庭用の100Vからも充電可能なスペックは、往復25kmの走行という距離設定により最小限度のバッテリーの搭載となった。今回の実証モデルに搭載される二次電池は、"種類 ニッケル水素電池 容量 6.5Ah×2(13Ah) 定格電圧 202V "。この電池パックと充電器を何より、見てみたい! ニッケル水素蓄電池の技術はとても進化している模様です。

プレスリリース / トヨタ自動車、2007/07/25
トヨタ自動車、プラグインハイブリッド車の国土交通大臣認定を取得

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「トヨタプラグインHV」は、トヨタが培ってきたハイブリッド技術をベースに、2次電池の搭載容量を増やすことにより、モーターのみでの走行(以下:EV走行)可能距離を拡大するとともに、充電装置を付加することで、家庭用電源からも充電可能な機能を備えている。従来のハイブリッド車と同様、エンジンとモーターを併用しているため、EV走行可能距離の拡大により、市街地のような短距離走行の際は、ガソリンを消費しないEV走行機会の増大が可能である。
 これにより、燃費の向上による、CO2排出量の削減や化石燃料の消費抑制、大気汚染の防止に加え、深夜電力の使用により、電気代も含めたトータルの燃料代が安くなるといった経済的な効果も期待できる。
 電気自動車が航続距離やコストの面などで課題がある中、電気エネルギーを自動車に活用する取り組みとして、プラグインハイブリッドは、今後の有望な技術と考えている。
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なお米国・欧州においても、今後、公道走行を実施する予定である。
 トヨタは、プラグインハイブリッドを、環境対応における将来のコア技術と位置付け、引き続き鋭意開発を進めていく。
プラグインハイブリッド車 走行シーンを動画でご覧頂けます。 "
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関連情報
Toyota Gets Plug-in Hybrid Vehicle Certified for Use on Public Roads - Video Report-----JCN NETWORK,2007/8/1

Plug in the Prius -This would double a hybrid's mileage, although not easily. ------Press-Telegram,07/30/2007

パナソニックEVエナジー / 商品一覧

コメント続き

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地域の”きずな”をも産み出す再生可能エネルギー

 再生可能エネルギーを利用することは、周囲の環境よりさまざまな形でエネルギーを調達するということです。現在一般的なエネルギーが、遠く離れた石油やウラニウムに依存しているのとは対照的です。問題としては、利用に制約があるということです。都合に合わせて、自由にエネルギーを輸入するというようなわけにはいきません。地域に賦存する地熱、水力、バイオマス、太陽光、太陽熱、風力、潮汐力や海流、波力発電などの海洋からのエネルギーなど、いずれも絶対量と単時間あたりに取り出すことができる量に合わせて消費を調節するというまったく違う消費のあり方を工夫する必要があります。他方、消費の絶対量を削減できれば、地域のエネルギーの構造を変えることもできます。今後、気候変動が問題となっている世界で、条件と工夫により再生可能エネルギーを生かすことができる地域が今後どれだけ生まれることができるか? それは、今後の状況しだいでは、地域の命運と将来像を決定付ける可能性があります。

 私たち先進国に住む人間は、巨大集中型のシステムの中で、周囲の環境に合わせて生きるという知恵を失ってしまっています。気候変動という人類全体にとっての大問題を前にして、その知恵を取り戻すことができるでしょうか? 

 イギリスの研究者が発表した報告書には、再生可能エネルギーの利用により、地域経済だけでなく、地域のきずなが強化される可能性についての報告が発表されました。

クリッピング / Technocrat,22 Jul 2007

Renewable Energy as Community Strengthening
" A study in the UK looked at renewable energy projects and found an additional good point about them. Because so many of them are situated in rural communities, it tends to boost the local economy, something a lot of econimcally depressed rural areas really need, and in addition, it helps to create and maintain a better sense of this "community". Although various projects are contentious and not everyone is always pleased, over-all they have a net social benefit along with the additional energy boost.
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関連サイト

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