ツバルからの"small is beautiful " 、適正技術プロジェクトによるバイオガスプラント
ツバルで豚の糞尿を利用したバイオガスプラント作られ、地元で建設、維持できる適正技術として注目を集めている。設計と建設等はフランスのNGOが行っているようだ。同団体の関係者が製作したドキュメンタリーフイルムは、気候変動により海面上昇し、国土消滅という危機に瀕しているツバルの窮状を世界に伝えたものだったそうだ。さらに、今後は太陽光発電なども、地元で建設、運営、維持できるシステムとしての取り組みも予定されている。
クリッピング / Tuvalu News TIDC,July 23, 2007
・NGO Alofa Tuvalu Finalizes First Renewable Energy Objective
" ..........The biogas digester is a 6 cubic metre fixed dome Carmatec type, and uses manure from about 60 pigs to produce gas for cooking stoves. The operation of the digestor was launched in mid-June.
Tuvaluans have shown great interest in the project.
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このバイオガスプラント、発生したバイオバスを一定の圧力で燃料として取り出すための工夫などがあり、かつ単純な構造を実現している。中国の農村で普及していたタイプにさらに工夫が加わっているタイプのようです。ツバルは温度管理が容易そうなので、単純なシステムでも有効そうですね。加圧できるので、用途がぐっと広がるのでよさげなシステムなのではないでしょうか。
関連サイト
・ALOFA TUVALU small is beautiful / Micro-model
・Documentary FilmsThe Disappearing of Tuvalu: Trouble In Paradise
Europeantelevisioncenter1 : 2004 Tuvalu
関連記事
クリッピング / ISP,Jul 27
・ENVIRONMENT: Tiny Tuvalu Fights for Its Literal Survival
" ..........participants in the first steps of the "Small is Beautiful" plan, she says.
Community-wide trash clean-ups have been done and a biodiesel project using copra (coconut palm) is set to begin this fall. Seeds and horticultural training are ongoing to help reduce dependence on imported foods. New solar streetlights, composting toilets and wind projects are also being planned.
..........
”If a sustainable, environmentally respectful society can't be created here, it can't be done anywhere,” she concluded. "
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コメント続き
そもそも、ツバルは、どこにあるのか、、、? Wikimapiaで見てみると、中解像度がなく、大小の大きさでみることができます。
環礁の輪の上にある本当に平らそうな国土です。わずかな海面上昇が、国土存亡の危機をまねくツバルの今後に関心をもっていきたいと思います。
KSさん、情報提供ありがとうございました。(t_t)
参考
・Tuvalu Online / Maps of Tuvalu
・Pacific Islands Energy for Sustainable Development [PIESD]
・Alofa Tuvalu starts first renewable energy workshop in Tuvalu-----TUVALU NEWS.TV,March 15, 2007
・Expect no more power breakdowns, thanks to Japan-----TUVALUISLANDs.com- News,22 Feb 2007
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コメント
追加情報
・沈むツバルが温暖化防止策 COP13で独自案提出-----asahi.com,2007/12/8
" 国連気候変動枠組み条約第13回締約国会議(COP13)で8日、南太平洋の島国ツバルが地球温暖化対策の独自案を提出した。「ポスト京都議定書」を巡る利害対立で会議が難航するなか、温暖化による海面上昇で水没の危機にある小国が「即時の行動」を迫った。 "
http://www.asahi.com/international/update/1208/TKY200712080233.html?ref=rss
投稿: 追加情報 沈むツバルが温暖化防止策 COP13で独自案提出 | 2007/12/11 12:14
追加情報
・水没危機の島国「ツバル」 急げ温暖化対策 -----イザ!、9/23
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/natnews/environment/86228/
" 地球温暖化による海面上昇の結果、「世界で最初に沈む国」といわれる南太平洋の島国・ツバル。被害の実情を確かめるため、東京都の石原慎太郎知事が今月12日に同国を訪れ、大潮のときには冠水する広場などを視察した。平均標高は約2メートルと、まさに水面すれすれの国土はこの先どうなってしまうのか。水没しつつある島国の実情を探った。 "
投稿: 追加情報 水没危機の島国「ツバル」 急げ温暖化対策 | 2007/09/24 02:05