再生エネ投資1千億ドルに 温暖化対策で急成長 / クリッピング 中日新聞
" 2006年の1年間に風力や太陽光、バイオマスなど再生可能エネルギー関連の事業に投資された金額は世界全体で1000億ドル(約12兆3000億円)を超え、巨大なビジネスに成長しているとの調査報告書を国連環境計画(UNEP)が20日、発表した。 "-----中日新聞、2007年6月20日
関連サイト
・UNEP : Investors Flock to Renewable Energy and Efficiency Technologies
-----image(”Global Trends in Sustainable Energy Investment 2007 ”PDF資料[54頁]のカバー)-----
" Global Trends in Sustainable Energy Investment 2007 - New UNEP report. The report offers a host of reasons behind and insights into the world's newest gold rush, which saw investors pour $71 billion into companies and new sector opportunities in 2006, a 43% jump from 2005 (and up 158% over the last two years. The trend continues in 2007 with experts predicting investments of $85 billion this year). UNEP Press release (20 June 2007): Investors Flock to Renewable Energy and Efficiency Technologies | UNEP Sustainable Energy Finance Initiative | UNEP DTIE Energy | Download report "
コメント
世界の再生可能エネルギーへの投資がここ数年でいえば、ものすごい勢いで成長している。リポート全体は長いので、Press Release featuring Graphics and Charts 「Climate Change Worries, High Oil Prices and Government Help Top Factors Fueling Hot Renewable Energy Investment Climate」だけでも目を通すといいと思います。こちらなら6ページです。
-----image : ”Press Release featuring Graphics and Charts”リポートより(投資額のここ数年ののび)
EUとアメリカが積極策に転じ、それを追う形で中国とインドが積極的に投資を行っています。気なるのは、この6ページのリリースには一度も、長いほうのリポートにも大きな扱いではJapanが登場しないことです。文章中には数回登場しますが、太陽電池における現在の位置(世界第二位で、たぶん他国にまもなく抜かされる)と他国への投資上の数字が出てくるだけです。
私はこの現状に不満と不安をもっています。エネルギー自給率が低く、化石燃料の中東依存が高く、日本は石油の値段があがっても、”当分購入できる”でしょう。しかし、買うために必要な通貨は、その裏づけを状況によっては失います。状況は、気候変動によりさらに流動化する可能性があります。日本の対応に不満をもっているので、当然次の参議院戦では、それを意識して投票するつもりです。その前に、現政府の施策方針を是非お読みください。(t_t)
・平成18年度 エネルギーに関する年次報告書(エネルギー白書) / 資源エネルギー庁公開-----ソフトエネルギー、2007/05/28
・首相、温暖化ガスを2050年までに世界で半減・アジアの未来 / クリッピング NIKKEI NET-----ソフトエネルギー、2007/05/26
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