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グーグルが大規模な太陽光発電を始めた理由 -- 米環境担当者に聞く / クリッピング 日経Ecolomy

" 米検索最大手のグーグルは6月、カリフォルニア州マウンテンビューの本社で1.6メガワットという大規模な太陽光発電を稼動した。..... ..... ――投資効果をどう見ているのでしょうか

 7.5年で投資を回収し、採算が取れる計算だ。太陽光パネルは25―30年持つと..... パネルはシャープ製..... "

-----日経エコロミー、2007/6/5

関連
A clean energy update-----The official Google Blog, 6/18/2007
Solarpanels_patio
-----imageも同サイトより-----

" Today Google.org is launching an exciting project that offers a glimpse of a smarter energy future: cars that plug into an electric grid powered by solar energy. Plug-in hybrid electric vehicles (“plug-in hybrids”) can achieve 70 -100 miles per gallon, quadrupling the fuel economy of the average car on the road today (~20 mpg). As we demonstrated at today’s event, plug-in hybrids can sell power back to the electric grid when it's needed most through vehicle-to-grid (V2G) technology
..........
As for Google Inc., today the solar panel installation we announced last October is now producing clean, renewable electricity for our Mountain View, CA headquarters.
The system will offset peak electricity consumption at the solar powered offices and the newly constructed solar carports have charging stations for the plug-in hybrids. At 1.6 megawatts -- with an electricity output capable of powering approximately 1,000 average California homes -- the Google project is the largest solar installation on any corporate campus in the U.S. to date, and one of the largest on any corporate site in the world. To see how much electricity these panels are producing right now, visit our new performance monitoring site. "

関連エントリー
そこまでおやりになる! Googleよ-----しなやかな技術研究会β、2006-10-28

Googleなどが、PCのエネルギー効率の向上を目指すClimate Savers Computing Initiativeを開始-----しなやかな技術研究会、2007/06/14

コメント
 Googleが太陽光発電などの再生可能エネルギーに取り組む理由は、彼らのビジネスが電力を大量に消費しているから? 環境意識が高いから? 新たな分野に取り組みたいから?
 実際に、利用しているサーバーの電力利用の最適化に取り組む中から、記事にあるとおり、「先進性と、ユーザーと従業員が、グーグルが環境に配慮することをとても期待している」ということを意識して、さらに電気料金も考えて、太陽電池に投資を行っているということなのだろう。
 確かに、”あのGoogleが行っている試み”として強い関心を喚起するにちがいない。

在の太陽電池 IT革命前夜と同じ、シリコンバレーが環境拠点に / クリッピング CNET Japan-----ソフトエネルギー、2007/04/18

 実際に屋根に太陽電池をつけて、消費するエネルギーの一部でも自己管理することにより、電力利用のピーク、非ピーク間の調整を電力料金をにらみながら運用してみることは、単なる消費者のままでは把握できなかった多くの経験をもたらすことだろう。
 電力利用を効率化することは、今後石油の値段が上がることがあっても、下がることはないだろう(年の変動は別)という観測の中では、企業として一つの合理的な選択としてますます評価されると思う。さらに同時にGoogleは、プラグイン・ハイブリッド車の開発にも乗り出すことを発表した。太陽電池で発電した電力をこのプラグイン・ハイブリッド(Plug-In Hybrid)車に充電することも将来は検討するという。本部の電力だけでなく、社員の移動のエネルギーまでまかなえるとなれば、あと3MWとかそれ以上を設備し、建物と車のエネルギーをまかなってしまうシステムを導入してしまいそうな気がする。Googleは太陽電池の開発製造にも投資を行っている。より安価な太陽電池をひっさげて、トータルなエネルギーマネージメントを他社に先行して取り組むことのメリットは大きい。

RechargeIT.org: A Google.org Project
Googlepluginhbcar
-----YouTube Video : Google.org RechargeIT: Plug-in Hybrids
 
コメント続き(MEMO)
 別のIT関連企業も太陽電池を利用して話題になったことがある。
 カリフォルニアのAffordable Internet Services Onlineというインターネット・ホスティングサービスを行う会社は、100%ソーラーエネルギーを利用し、強固な建物と万全の無停電電源システムを利用したサーバーをもつことで、データーの確かな管理と保全をアピールすることで営業し、成功しているようです。ここでは、100%電力を自給可能ということで信頼性をアピールすることに成功している。
 このような実例はまだ多くないかもしれませんが、太陽電池の価格と信頼性しだいでは、さらに評価を受けることになると思います。
 電力を大量に消費するIT関連企業にとって、再生可能エネルギーの分野は高い関心をもって投資と研究開発が行われています。この傾向はますます強まりそうです。アメリカでは、、、、(t_t)



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グーグルのマウンテンビューにある本社社屋の屋根には、1.6MWのソーラーパネル(太陽電池)が据え付けられていて、その日の発電状況も公表されているが、この発電状況をみていると、本当にカリフォルニアは太陽光発電に適したところなんだなぁと感心してしまう。なぜなら、発電量の推移が、きれいなサインカーブを描いているからだ。 そんなふうに感心しながら、カリフォルニアの青い空に思いをはせつつ、"Corporate solar is coming"というエントリーを読んでいてふと気づいたのだが、この太陽光発電... [続きを読む]

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