再生可能エネルギーの積極的な研究、開発を!
安倍首相の米、中東訪問は、一定の評価を得たようですね。まあ、連休中の新聞で支持率回復と伝えられていましたから、、、
しかし、具体的には、原子力政策の堅持、いっそうの開発、世界的な原子力産業ネットワークの構築と、石油備蓄へ向けての海外投資などしか見えていません。あいかわらず、中東依存度を下げる努力が見えないこと、これだけ問題をかかえていると個人的には見える原子力政策の推進一本槍にみえるエネルギー政策など、不安を感じています。中東からの原油確保以外では、天然ガスの利用が増えそうです。こちらは、調達地分散に寄与しそうです。
ともあれ、明日のエネルギーには困らないぐらいの政策が見えたかも、ということぐらいの巷での好感だと考えています。
第三次IPCC第3作業部会が報告書を採択したことを受け、再生可能エネルギーの開発、研究、投資の増加も期待されています。さっそく、業界のニュースサイトでは、歓迎のニュースがみられます。ただ、国内からはまだ威勢のいい動きはあまりないように思います。ならば、当サイトだけでも、
「 今こそ、小規模分散型のシステムを地域振興および個人生活の基本に!
市民生活のエネルギー安全保障は、我が家から世界のエココンシャスな人々へ! 」
クリッピング / Renewable Energy Access,2007/05/04
・IPCC: More Renewable Energy Must Be Developed Now
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関連記事
・【動画】IPCC第3作業部会報告書を採択、「世界は今すぐ行動を」 - フランス-----AFP BB News ,2007年 05月 07日
・Environmentalists push for renewable energy-----USATODAY.com,2007/5/2
・IPCC Working Group 3: Climate Change Mitigation is Achievable and Affordable; Transportation a Tough Problem-----Green Car Congress,4 May 2007
コメント続き
ポスト京都議定書をにらんだ各国の温暖化効果ガス削減のための政策は重要ですが、6%削減という数字から、いきなり時間切れとばかりに政治、政策が動きそうなのが気になります。
時間切れは、手間と暇がかかる動きを駆逐してしまいます。エネルギーだけでなく、教育、防衛などすべて時間切れ的な方向で動かす政治手法では、幅広い国民の議論はのぞめません。
国際的な排出権取引市場の活性化、環境技術振興だけでは、しのぎぎれません。さらに時間切れは、実は原子力と石油権益の確保という従来の政策にとっては、別に悪いことではない、というのが最大の環境、エネルギー政策上の問題点に思えます。
この傾向は、安倍さんが支持されている中では、なかなか変わらないと思われます?
ただし、すでに政府内にも変化が見られるとおっしゃる専門家もおられるので、期待も少しあります。
なにはともあれ、小規模分散型システムという手間と暇がかかる”オルターナティブないき方”を進めたい当方としては、、、あせらず、得意の太極拳ペースで進んでいきましょう。(t_t)
関連エントリー
・2050年にCO2半減必要、上昇2度目標 温暖化会合 / クリッピング asahi.com-----しなやかな技術研究会、2007/5/7
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