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ソニー、国内最大規模のグリーン電力証書契約企業に / プレスリリース

" ソニー株式会社(以下、ソニー)は2007年4月、年間1000万kWh以上の地熱発電委託契約を締結し、既契約の風力発電分550万KWhと併せた1550万kWh相当分の「グリーン電力証書」の発行を受けることとなりました。 ..........  このたびの発電委託先は、地熱発電施設を備える株式会社杉乃井ホテル(大分県別府市 )です。同ホテルの地熱発電施設では年間最大約1200万kWhの発電が可能であり、ソニーは年間1000万kWhを基準量とし、同施設での発電量の全てについて発電委託いたします。 ........... 「グリーン電力証書システム」とは、企業などがコストを負担し、地熱、風力、水力、太陽光などの自然エネルギーによる発電を委託する仕組みです。発電された電力は、発電施設の地元の電力会社に販売され、発電を委託した企業には、発電および環境負荷削減に貢献した証として「グリーン電力証書」が発行されます。これにより、企業は直接発電設備を導入しなくても、自然エネルギーによる発電の普及促進に貢献することができ、また発電電力相当分のグリーン電力を実際に購入・利用したとみなされます。 "
-----ソニー、2007年05月21日発表より

関連サイト
杉乃井ホテル / ホテル概要
" 現在、杉乃井ホテルでは別府温泉の豊富な地熱を利用して、発電、冷暖房、温水プール、植物の温室栽培などを行っています。
昭和55年11月に我が国のホテル業界では初めて本格的な地熱発電所として運転を開始しました。1,900kwの発電量を有し、杉乃井ホテルの消費電力の約1/2を、地熱発電による自家生産でまかなっています。
杉乃井地熱発電所 "

日本自然エネルギー

コメント
 グリーン電力証書システムで地熱というのは今後どれくらい期待できるのか調べてみたが、すぐにはわからなかった。ホテルの地熱発電の既存設備に対すして、そこに隣接しなくととも、”しくみ的に自社で利用したことにすることができる権利”というものを売り買いできるシステムとは、よくできたものですね。最近は、グリーン電力証書というシステムもよく耳にすることが多くなってきました。一般的な風車、そして今回の地熱など、全体の発電量の増加に寄与するしくみとして、普及しつつあるのでしょうか?

 ところで、地熱についてはあまり情報がありません。資源エネルギー庁に少し、NEDOに量的なことはストックされています。しかし、今後の見通しについての積極的な資料にめぐりあっていません。たぶん前にも書いたと思うのですが、、情報をお持ちの方がおられたら、お教えください。(t_t)

参考
資源エネルギー庁施策情報 資源エネルギー政策の展開

NEDO : 資料データーベース / 新エネルギー関連データ集

関連エントリー
Googleサイト検索 : 温泉、地熱、地中熱



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