三菱電機国内住宅用太陽電池モジュール「MXシリーズ」新発売のお知らせ / プレスリリース 三菱電機
-----image( pop up) & text : 三菱電機、2007年5月15日発表より
" 業界最大出力185Wを実現、積雪1.5mの多雪区域にも設置可能
三菱電機株式会社(執行役社長:下村 節宏)は、モジュール1枚あたりの出力で業界最大の185Wを実現するとともに、積雪1.5mに耐え多雪区域での設置を可能※3にした機種をはじめとする、国内住宅用太陽電池モジュール「MXシリーズ」の新製品4機種を7月25日から発売します。
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PV-MX185G 長方形 185.0W 114,660円
1.高効率太陽電池セルの大形化により、業界最大出力185Wを実現<PV-MX185G>多結晶シリコンにおいてトップクラスの変換効率を持つ太陽電池セルの大きさを従来の150mm角から156mm角に大形化するとともに、モジュールを構成するセル枚数を増やして、モジュール1枚あたりの出力を従来比 約38%増とし、業界最大の185Wを実現しました。これにより、システムを従来よりも少ないモジュール枚数で構成でき、架台等の施工部材数量や設置工数の削減が可能になります。 "
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-----image(pop up ; 添付資料” リリース全文(PDFファイル:299KB)”よりキャプチャー)
添付資料のpdfに記載されたよりスペックによると、
” PV-MX185G 公称最大出力 185.0W、公称最大動作電圧 24.6V、公称最大動作電流 7.52A
1657×858×46mm 17kg ”
とのことです。太陽電池は、主に施工の簡略化のためとコストダウンのために大型化する傾向にありますが、ここまで大きくなってくるといろいろな感想がわいてきます。
太陽電池の大型化は施工の手間を省くことにつながるのですだが、重さが17kgということは、屋根の状況によって、もしさまざまな重機や瓦運搬機が荷揚げに使えない場合、手渡しでと考えるとかなり重い。特殊な状況で施工することも多いシステムを手がけるものとしては、”腰”が心配になる重さです。逆に、強度が増したことは、評価できます。
電圧は前機種よりあがったが、独立系で利用できる電圧となっていることを確認。ほっと胸をなぜおろす。独立系とは、連系しないでバッテリーに蓄電する利用方法のことです。小社では、三菱電機の太陽電池を独立系のシステム用に販売してきましたので、まだ使える電圧であることに安心しました。今まで2枚組でしか販売してこなかった三菱電機さんが1枚での販売も行ってくれるかについても注目したいです。
ところで、出力が業界最大というのは、サンヨーのHITパネルがありますので、”多結晶シリコンタイプ、量産レベル”と注意書きされていても誤解をまねく表現ですね。まあ、とにかく業界をあげて日本の太陽電池は大型化しているのは間違いないですね。一度設置面積あたりの出力比を計算しなおすと設置単位面積あたりの出力比がでて、土地が貴重なわが国にとっては有用なデーターになると思います。だれもやらなければ、いつか暇をみてやりたいです。(t_t)
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