« 平成18年度 エネルギーに関する年次報告書(エネルギー白書) / 資源エネルギー庁公開 | トップページ | 国管理の全庁舎屋上、太陽光発電か屋上緑化に…首相が指示 / クリッピング YOMIURI ONLINE »

オフィスビル屋上の風で発電 ジーエイチクラフトが初のシステム / クリッピング FujiSankei Business i.

" ジーエイチクラフト(静岡県御殿場市)は、オフィスビルの屋上に据え付けるタイプの風力発電システムを実用化し、受注活動を開始した。都市部のビル屋上に吹く風で直径約5メートルのブレードを回し、ビルで使用する電力の一部を賄うことができる。 "-----FujiSankei Business i.,2007/5/28

関連サイト
ジーエイチクラフト
10kwghdwt
-----image(pop up ; ”10kW風車説明 .pdf 240KB”よりキャプチャー画像)

関連エントリー
GH Ducted Wind ind Turbine Systems(GHダクト付風力発電機) / プレスリリース GHクラフト-----ソフトエネルギー、2006/02/24

コメント

 直径4.68メートルのダクト付きの3枚翼の定格出力10kW(12.5m/s)の小型風力発電機がいよいよ出荷段階に達したようです。すぐれたローター製造技術をもついわれてきたGHクラフト社の風力発電機は、ビルの屋上という風況がいい”場所に特化した営業作戦”で、どこまでのびるか注目されます。
 海外では、高層ビルに風車を取り付けるデザインがいくつも検討されています。しかしながら、本当に発電するのか、ビルへの影響はないのかなど、運用しながら解決していかなければならない問題も多そうです。GHクラフト社のGHDWT 10kW FS#08(試作機)は、この風車を屋上に複数並べていくことで、発電量量を増やすことができ、またメンテナンスやトラブル機への対応中も、全体への影響を分散できる可能性があり注目されます。複数機ならべてた時の発電量量への影響など未知数の部分もあるのでしょうが、小型風車については、ちょっと後ろ向きの状況が続いていたので、健闘を期待したいです。設置条件の一般的な”読み”ということでは、定格12.5m/sの風車の場合、定格の半分、プラスマイナス20%以上ぐらいの風が適当とされるということがあります。したがって、平均風速5m/sから、6m/sのビルの屋上などが導入条件の目安になると思います。発電特性のグラフから見ると、定格風速ぴったりで制御が働き定格発電量を維持し、風速20m/sで発電が停止される仕様のようです。(t_t)



ブログランキング・にほんブログ村へ

ブログ村ランキング参加中。クリックお願いします!
上のバナーをクリックしていただくだけで当サイトの- 評価 -の向上になります。ご協力ありがとうございます。





しなやかな技術研究会のタイムライン --- グリーン・ポストのおすすめ”本”(amazon.co.jpインスタントストア)

|

« 平成18年度 エネルギーに関する年次報告書(エネルギー白書) / 資源エネルギー庁公開 | トップページ | 国管理の全庁舎屋上、太陽光発電か屋上緑化に…首相が指示 / クリッピング YOMIURI ONLINE »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: オフィスビル屋上の風で発電 ジーエイチクラフトが初のシステム / クリッピング FujiSankei Business i.:

« 平成18年度 エネルギーに関する年次報告書(エネルギー白書) / 資源エネルギー庁公開 | トップページ | 国管理の全庁舎屋上、太陽光発電か屋上緑化に…首相が指示 / クリッピング YOMIURI ONLINE »