テロの脅威には、再生可能エネルギーが有効です
再生可能エネルギーの最大の特徴は、”利用する場所の周辺に存在する自然エネルギーなどを活用すること”にあります。このことのデメリットは、賦存量が不安定で希薄。つまり、産業を維持するエネルギーとしては、あまり経済的とはいえない。
しかし、地域のエネルギーの利用するメリットとしては、エネルギーの地産地消により、地域ごとに自立的なエネルギーをもつことができる。場合によっては、大規模な発電がダウンした場合でも、地域に限られて入るが電力を供給できる仕組みと作ることができます。自立的を、自治とか自律と考えてみると、今回のクリッピングの記事の意図が見えてきます。
クリッピング / Sumimit Daily News,March 25, 2007
・Former security advisor says renewable energy best solution for terror threats
" The United States should accelerate development of renewable energy sources because of increased risk from terrorist attacks that could cripple the economy, former national security adviser Robert McFarlane said Saturday.
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McFarlane said Japan, which is heavily dependent on oil from the Persian Gulf, would have been the first to see its economy collapse if the attack had succeeded. He said there are a dozen terminals at risk in Saudi Arabia alone.He said renewable energy provides the best alternative because the number of stable oil-producing countries is dwindling. He said Russia and Venezuela are increasing state control over their oil industries, and the United States can no longer depend on them to supply oil. "
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記事の中でも触れられているように、この体でいくと、テロの脅威にもっとも脆弱な国は、エネルギー自給率が低く、特定の国や地域に石油の供給を依存している国。日本、ということになります。
日本は、資源国のまねではというていしのげない状況になっています。再生可能エネルギーはたよりなく見えますが、自治を本気で考える時、強い見方になりえます。(t_t)
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