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離島で全国最大規模 風力発電所の落成式 平戸市大島村 / クリッピング 西日本新聞

" 平戸市的山(あづち)大島(大島村)で24日、離島として全国最大規模の「的山大島風力発電所」の完成を祝う落成式が行われ、.......... 海底ケーブルを通して九州電力に売電。  1年間に約2万世帯の消費電力量(約7500万キロワット時)を発電し、年間約7億5000万円の売り上げを見込んでいる。 "
-----西日本新聞、2007/03/25

関連サイト
平戸市 -OfficialWebSite-

ミツウロコ / 07/03/22 的山(あづち)大島風力発電所竣工についてのお知らせ

" 的山 あづち 大島風力発電所竣工についてのお知らせ
当社出資会社のエムアンドディーグリーンエネルギー株式会社は、長崎県平戸市との共同出資会社である株式会社的山(あづち)大島風力発電所 (特定目的会社) を通じ、総発電量32,000キロワット(kw)の風力発電所建設に平成17年8月に着手いたしましたが、本年3月24日を以って竣工いたしますのでお知らせいたします。

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Power for Africa: solar hybrid systems for rural electrification / クリッピング The Solarserver(アフリカの太陽光、植物油ハイブリッド発電)

" Developing and third-world countries are the losers of accelerated climate change. These countries that largely rely on agriculture are severely affected by extreme weather conditions and changes in climate conditions. However, they do not have the money to adapt accordingly. And the increasing scarceness and rising prices of fossil fuel oil hamper their development. It is against this background that rural electrification with reasonable renewable energy becomes of particular importance, because decentrally generated electricity allows access to clean water, to health care services, education and economic development. "
-----The Solarserver:Solar Energy System of the Month,03/07/2007

関連サイト
Energiebau Solarstromsysteme GmbH / Roy Family Award 2007 :Presseerklarung von Energiebau und InWEnt vom 23.01.07
Solarstromsysteme
-----image(pop up );Energiebau Solarstromsysteme GmbH社プレスリリースより

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NEDO 海外レポート(2007.3.22)テーマ特集:欧州の研究開発への取組(スウェーデンのエネルギー研究開発プログラム長期計画)ほかが公開されました / 資料

NEDO / NEDO 海外レポート(2007.3.22)997目次より

" I.テーマ特集:テーマ特集:欧州の研究開発への取組
第7次欧州研究開発フレームワーク計画(FP7)がスタート(EU)【PDF:232KB】
欧州テクノロジー・プラットフォーム-プラットフォーム概要・統合スマートシステム(EPoSS)紹介(EU)【PDF:234KB】
危ぶまれる「リスボン戦略」の目標達成(EU)【PDF:105KB】
EUの優先課題「イノベーション」(EU)【PDF:75KB】
国際競争力強化を目指し先端技術戦略を策定(ドイツ)【PDF:73KB】
スウェーデンのエネルギー研究開発プログラム長期計画(スウェーデン)【PDF:80KB】

II. 個別特集
日印エネルギー・フォーラム」開催報告(インド)(NEDO国際事業統括室)【PDF:206KB】
ブッシュ大統領の2008年度予算:概要(3)(NEDOワシントン事務所)【PDF:171KB】

III. 一般記事
米国エネルギー省がセルロース系エタノールの開発に最大3億8,500万ドルを助成(米国)【PDF:75KB】
米国エネルギー省は太陽エネルギープロジェクト13件に1億6,800万ドルを資金提供(米国)【PDF:85KB】
飲料水からウイルスを除去する新技術(米国)【PDF:77KB】
分子鼻作成マニュアル:嗅覚受容体を人工膜に組込む手法の開発(ドイツ)【PDF:114KB】
スウェーデンの医療・介護におけるIT(スウェーデン)【PDF:76KB】
グラフェン基盤エレクトロニクスへの障害を克服(米国)【PDF:74KB】

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テロの脅威には、再生可能エネルギーが有効です

 再生可能エネルギーの最大の特徴は、”利用する場所の周辺に存在する自然エネルギーなどを活用すること”にあります。このことのデメリットは、賦存量が不安定で希薄。つまり、産業を維持するエネルギーとしては、あまり経済的とはいえない。
 しかし、地域のエネルギーの利用するメリットとしては、エネルギーの地産地消により、地域ごとに自立的なエネルギーをもつことができる。場合によっては、大規模な発電がダウンした場合でも、地域に限られて入るが電力を供給できる仕組みと作ることができます。自立的を、自治とか自律と考えてみると、今回のクリッピングの記事の意図が見えてきます。

クリッピング / Sumimit Daily News,March 25, 2007
Former security advisor says renewable energy best solution for terror threats

" The United States should accelerate development of renewable energy sources because of increased risk from terrorist attacks that could cripple the economy, former national security adviser Robert McFarlane said Saturday.
..........
McFarlane said Japan, which is heavily dependent on oil from the Persian Gulf, would have been the first to see its economy collapse if the attack had succeeded. He said there are a dozen terminals at risk in Saudi Arabia alone.

He said renewable energy provides the best alternative because the number of stable oil-producing countries is dwindling. He said Russia and Venezuela are increasing state control over their oil industries, and the United States can no longer depend on them to supply oil. "


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 記事の中でも触れられているように、この体でいくと、テロの脅威にもっとも脆弱な国は、エネルギー自給率が低く、特定の国や地域に石油の供給を依存している国。日本、ということになります。
 日本は、資源国のまねではというていしのげない状況になっています。再生可能エネルギーはたよりなく見えますが、自治を本気で考える時、強い見方になりえます。(t_t)

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海藻からバイオ燃料 東京海洋大、三菱総研など / クリッピング FujiSankei Business i.

" 養殖した海藻から石油代替燃料として注目されるバイオエタノールを大量に生産する壮大な構想が22日、明らかになった。東京海洋大、三菱総合研究所を中心に三菱重工業など民間企業が参画する研究グループがまとめたもので、日本海に1万平方キロメートルの養殖場を設け、ガソリンの年間消費量6000万キロリットルの3分の1に相当する2000万キロリットルのバイオエタノールを海藻から生産する計画だ。 "
-----FujiSankei Business i. ,2007/3/23

関連サイト、情報
Virtual Marine Biomass Forum(MB・Forum)

JAXA : 「空と海からの宇宙利用」テーマに第2回宇宙ミッションシンポジウム開催 / 新生アポロ&ポセイドン構想~カーボンニュートラルな新エネルギー社会の実現に向けて~ 株式会社三菱総合研究所 科学技術研究本部 参与 香取 義重 (PDF : 1.83MB )
三菱総合研究所 : 新生アポロ&ポセイドン構想

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BPの「Mono2」がいよいよ登場! 太陽電池のシェア拡大を狙う

 再生可能エネルギー市場にもっとも積極的な石油会社として評価されることもあるBPがいよいよ太陽光発電用の新方式の製造方法によるセルの生産ラインをスタートさせるとアナウンスしました。

プレスリリース / BP Solar,22 March 2007 ・BP Solar will expand its cell manufacturing capacity in Spain.
" BP Solar today announced that it has begun constructing a mega cell plant at its European headquarters in Tres Cantos, Madrid. For phase 1 of the Madrid expansion, BP Solar is aiming to expand its annual cell capacity from 55 MW to around 300 MW. This follows the announcement on 21st March of the construction of a similar facility in Bangalore, India. The new cell lines use state-of-the-art screen printing technology, much of it proprietary to BP Solar. By fully automating wafer handling, the lines will be able to handle the very thinnest of wafers available and ensuring the highest possible quality. "
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関連エントリー
BP Solar Unveils New Mono2(TM) Prototype / クリッピング Renewable Energy Access(BP solarの Mono2が米イベントでお披露目)-----ソフトエネルギー、2006/10/20
 関連情報(BP Solar Introduces Mono2 : New Silicon Growth Process Yields Higher Efficiency in Commercial Cells and Modules

 インドのバンガロールでも1MWのセル生産能力をもつ工場を作るということなので、新造の工場は発表のスペイン工場と合わせて2MW。年間のセル製造能力としてBP全体で300MWを目指すということで大幅なシェア拡大を狙うようです。今回のアナウンスにあわせて代表のアナウンスがされたようなのですが、現在リンク切れです。

BP : The power of the futre

関連記事

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ポーランドで風力発電事業に参画 / プレスリリース 三井物産

" 当社と電源開発株式会社(以下Jパワー)は、スイス国のウィンドファーマー社(WFL Windfarmer AG)とともにザヤツコボ・ウィンドファーム社(Zajaczkowo Windfarm Sp. z o. o.、ポーランド国シュチェチン市)を設立し、ポーランド北部の西ポモージェ県において出力48,000kW(2,000kW×24基)の風力発電事業を行います。株主構成は、Jパワー45%、三井物産45%、ウィンドファーマー社10%となり、当社の風力発電事業案件としては、ドイツ・米国に次いで3カ国目の海外案件となります。なお、日本企業がポーランドで風力発電事業に参画するのは初めてとなります。 .......... ザヤツコボ風力発電プロジェクトの概要 3) 発電出力 48,000kW(ヴェスタス社製 2,000kW×24基) "
-----三井物産、2007.03.20

関連記事
Japan's Mitsui, J-Power to join Polish wind power project - report-----Forbes.com,03.19.07

----------Renewable Energy News----------

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 日本の企業が遠くポーランドで風力発電事業に取り組む。そして、そのニュースは、世界中をリアルタイムでかけめぐります。
 再生可能エネルギー関連のニュースクリップで、日本の企業名をみつけるとつい読んでしまいます。(t_t)

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京セラが大学キャンパスで、太陽光発電施設により”次世代のアメリカ”をアピール

 アメリカは、広い。さまざまな自然条件、風土がそこにあり、州ごとの自治的な権限は日本の県とは比べ物にならないくらい大きい。州の数、そしてさらには市、町といったさまざまなレベルでの施策、取り組みが可能な場合も多い。アメリカは、二酸化炭素の排出権市場での存在感もしっかりと確保しようとしているように見える。そして、再生可能エネルギーの最大のメリットは、地元での新たな雇用の創出にある。巨大集中化した発電所を建設すること、電気を使う現場で調達できる再生可能エネルギーを利用して、小規模分散型のシステムを運用する。両者は、対立するものではない。使う側が適宜、都合に合わせて利用すると、それぞれ別のメリット、デメリットを発揮する。
 京セラが北米で力強いアピールをしようとしているような気がする。豊富な実例と販売、施工ネットワークの構築が威力を発揮しはじめているのかもしれない。小さなシステムもていねいに解説している京セラのサイトがなんとなくまぶしい。(t_t)

プレスリリース / KYOCERA、March 19, 2007
Solar Canopied Walkway Installation at the University of South Carolina Wellness Center Completed Utilizing Kyocera Solar Modules -----image(pop up)も-----Usc20canopy20install20picture

" Solar Canopied Walkway Installation at the University of South Carolina Wellness Center Completed Utilizing Kyocera Solar Modules
Kyocera Solar, Inc. and OneWorld Sustainable, an authorized Kyocera dealer, have announced the completion of a 25.6 kilowatt solar canopied walkway installation at the University of South Carolina’s Blatt PE building, the campus’s main fitness and wellness center. The project serves as the first solar installation on the campus to date.
...........

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竜飛ウィンドパークにおける風力発電の実証研究終了と外ヶ浜町等との地点譲渡に関する基本合意書の締結について / プレスリリース 東北電力

" 当社は、国内初の集合型風力発電設備である「竜飛ウィンドパーク」(青森県外ヶ浜町)での実証研究を、平成18年度末をもって終了することといたしました。また本日、研究終了後の竜飛ウィンドパークについて、当社と外ヶ浜町ならびに同町が所管する第三セクターの株式会社津軽半島エコエネとの三者間で、地点譲渡に関わる基本合意書を締結いたしました。  竜飛ウィンドパークは平成4年4月、風力発電の本格的な普及拡大に先駆け、風力発電に適した竜飛崎において、単機出力275kWの風力発電装置5基(1~5号機)による、国内初の本格的実証試験設備として運転を開始しました。  その後、平成7年10月には改良型の単機出力300kWの風力発電装置5基(6~10号機)を、平成12年3月にはギヤレス可変速風力発電装置※1基(500kW、11号機)を増設し、合計出力3,375kWにより実証研究を行ってまいりました。 ..........なお、既設風車11基につきましては、事業用として今後長期にわたり運転を継続することが困難であることから、平成19年度末までに撤去する予定です。 "
-----東北電力、平成19年3月19日

関連
竜飛ウィンドパーク展示館

Google マップ : 東北電力(株) 竜飛ウインドパーク展示館

新エネルギー財団 : 資源エネルギー長官賞 平成8年度受賞一覧 集合型風力発電システム 竜飛ウインドパーク

NEDO fy14 : 竜飛ウインドパークの実績

" 東北電力では1991年、青森県津軽半島竜飛地区に275kW風車5基、相出力1,375kWからなる集合型風力発電基地「竜飛ウインド・パーク」を建設し、1992年4月から本格的な実証試験を開始した。その後、1995年10月に300kW風車5基、500kW風車1基を追加して合計出力3,375kWとなった。 ・ 位置:建設サイトは青森県三厩村、津軽半島突端の竜飛岬。
・ 風況:年間平均風速が約8m/s以上と年間を通じての強風地帯。 "

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「沖ノ鳥島灯台」の運用開始について / プレスリリース 海上保安庁

Okinotorisimatoudai
----image(pop up ; ”プレス発表書類(PDF書式)よりキャプチャー”) & text : 海上保安庁発表”広報資料 : 「沖ノ鳥島灯台」の運用開始について 07/3/16 ”より-----

" 海上保安庁は、本日(16日)、日本最南端の沖ノ鳥島に灯台を設置し、運用を開始しました。
灯台の名称は「沖ノ鳥島灯台」で、同島の周辺海域を航行する船舶や操業漁船の安全と運航能率の増進を図ることを目的として設置したものです。
 なお、今後、同灯台の設置について、航路標識法に基づき告示するとともに、海図に記載します。  "

Okinotorishimaupper
----image(pop up ; ”プレス発表書類(PDF書式)よりキャプチャー”) & text : 海上保安庁発表”広報資料 : 「沖ノ鳥島灯台」の運用開始について 07/3/16 ”より-----

関連記事
沖ノ鳥島:日本最南端の灯台、利用開始-----MSN毎日インタラクティブ、2007年3月16日 

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小形風力発電装置 コンパクトタイプを開発 / クリッピング 神鋼電機

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-----image(pop up ;”小形風力発電装置「そよ風くん」コンパクトタイプ”) & text : 神鋼電機、07 / 2 / 5発表より-----

" .......... 今回、導入予算の関係から一般家庭や学校なども含めて強く寄せられていた「もっと値ごろな価格のタイプがほしい」というニーズに応え、標準的な場所での設置費用も含め値ごろ感のある価格に抑えたコンパクトタイプ(ポール・バッテリ含む)をこの程開発し、07年4月から本格的に販売することになりました。

 従来のそよ風くんはブレード(羽)が4枚の縦軸型でしたが、このコンパクトタイプはブレードが3枚、ブレードの長さが1.2m、縦軸に並べたブレードの直径が1m、風車部分は高さ4mの専用ポールに設置され、設置地上面積は従来タイプの約半分のスペースで済みます。このコンパクトタイプは従来シリーズの「そよ風くん」同様、毎秒約1mの微風で自力回転し、風速約2mのそよ風から発電を開始します。出力は定格で約300ワットで、発電した電気は直流12V電源として使用します。また、オプションで100V電源に変換も可能です。 "

関連情報、記事
小型風力発電装置 そよ風くん

小形風力発電装置を米国へ技術輸出 英、独、仏、韓国、台湾でも代理店契約へ-----神鋼電機、06 / 12 / 22

風力発電装置「そよ風くん」コンパクトタイプ-----FujiBusiness i.,2007/3/15

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大停電になると、”桶屋”がもうかる?

 日本では、昨年の東電の河川の架線切断事故みたいな話は、東京ではまずお目にかかれない。けれど、数年前まで伊豆に住んでいた私は、数時間に及ぶ停電を2回以上経験している。そのうち一回は、主幹の系統の送電塔が老朽化、あるいは原因不明の腐食により倒れたために発生した。
 そして、停電してもアナログ電話が使えることを知ったとき、すべてTAを経由させるようなネット用の契約だと非常時の対応を家族全員が知らないと心配な事態になるかもしれないと思った。日ごろから、非常時について想定しておくことは、めったに停電しない東京の住民となっても必要だろう。下のような記事が目につきました。

クリッピング / デジタル ARENA-”アメリカ家電”そりゃナイス,2007/03/12 ・セントルイス大停電で痛感!「ソーラーパワー家電」のありがたみ ----------

 セントルイスは、米国一危険な都市にも選ばれたことがある。財政破綻などの問題が背景にあるようだが、セントルイスの頻発する停電により市民は、太陽電池でも駆動できるようなライトやラジオをもっていると安心ということだ。日本でも同じものや同じような製品が売られている。イザという時、特に今後発生するかもしれない長時間の停電時などに使えるこうしたグッズをチェックしておこうと思いました。ところで、セントルイスの停電は強風のためなどで結構発生しているようですね。これって、以前から言われているアメリカの電力会社のメンテナンス費用がなく、インフラが崩壊してしまいそうな地域があるという話なのか、単なる天候被害なのか、あまり資料はみつかりませんでした。

 さて、みなさんの中で太陽電池をつけている人はおられると思います。非常時の対応はできていますか?環境省のサイトを何気にみていたら、

太陽光発電の使い方に関するパンフレットを作成しました

 タイトルは、「太陽光発電の賢い使い方 -停電・災害時の自立運転コンセントの活用-」で太陽光発電所ネットワークが協力して作られたもののようです。
Cover_s
-----image(pop up ; 同書カバー)

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ICP、太陽電池を内蔵したルーフタイルを発売へ / クリッピング CNET Japan

" ソーラーパネルは、電気代の節約や温室効果ガスの排出量削減に役立つ。ただ、残念なことに大半のパネルは見栄えが悪い。 .......... ICPの製品は太陽電池とタイルが一体化しているため、従来のソーラーパネルよりも見栄えは良くなるだろう。 "
-----CNET Japan,2007/03/12

関連サイト
ICP Solar / Sunsei(TM) Construct Solar Slates
Icpsolarsansei
-----image(pop up ; ”同サイトキャプチャー画像”)

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 見栄えのいい太陽電池と一体化したタイル。さて、どんな製品なのでしょうか? 

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植物性廃棄物バイオ燃料 米、年間1億3000万ガロンへ / クリッピング FujiSankei Business i.

" ..........トウモロコシなどを原料とした燃料に比べ食料価格に影響を与ず低コストで製造できる利点があり、成果が注目されている。

米エネルギー省は2日までに、木くずなどから「セルロース」と呼ばれる植物の細胞壁を取り出し、これを原料にガソリン代替燃料のエタノールを製造する技術を持つブルーファイア・エタノール(カリフォルニア州)など6社に総額3億8500万ドル(約454億円)を助成すると発表した。
.........
ブルーファイアは、埋め立て地の木片や紙くずなどを酸で溶解させた上で発酵させる技術を保有 。"


-----FujiSankei Business i. ,2007/3/3

関連記事
米大統領、エタノール原料にセルロース利用増を表明-----NIKKEI NET,2007/02/23

コメント
 アメリカがセルロース系のバイオ・エタノールの開発に取り組むことを発表した。なかでも、注目したいのが、BlueFire ETHANOLが利用しているarkenol社のセルロース系バイオエタノール製造技術は、NEDOのプログラムで日揮が大阪の和泉市で実験運用してきたシステムの技術を利用している。

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太陽電池生産能力、九州占有率10%に / クリッピング YOMIURI ONLINE

" 太陽電池の国内生産能力のうち九州の占有率(2005年度末で1%)が、09年度末までに10%前後に上昇する見通しであることが8日、日本政策投資銀行九州支店の調べで分かった。 "
-----読売新聞 九州発、2007/3/9

コメント
 記事でラインナップされている九州に工場を持つ太陽電池メーカーと年間製造能力は、
三菱重工業 アモルファス太陽電池 / 微結晶タンデム型太陽電池の量産工場を建設

" 三菱重工業は、この機会を捉え、旺盛な需要に応えるため、微結晶タンデム型太陽電池の新工場を太陽電池の生産拠点である諫早工場敷地内に建設、アモルファス型と合わせ年間50MWの生産体制を構築して、2008年度150億円規模の売上げを目指します。 "

富士電機システムズ FWAVEサイト / 熊本工場にて太陽電池の生産開始 2006年11月27日-----関連エントリー

" 2007年度から本格操業を行い、来年度は12MWを生産します。今後、市場動向を踏まえ適宜設備を増強し、2009年度には40MWの生産・売上を計画しています。 "

プレスリリース / ホンダ、2006年12月1日
Honda、太陽電池事業子会社 ホンダ ソルテックを設立し 太陽電池事業に本格参入-----関連エントリー

" 2006年9月末に着工した熊本の太陽電池量産工場は、来年秋に年産27.5MW(メガワット)規模で生産を開始する。 "

昭和シェルソーラーグループ / 次世代型CIS太陽電池 商業生産に関するお知らせ-----関連エントリー

" 事業概要および今後のスケジュール
2005年末から工場建設を開始し、2007年初頭からの商業生産を目指しております。生産量は、年間20MWの予定で、住宅用および産業用を中心に販売する予定です。 "

 なるほどです。プレス発表の数字の合計は、計算上は、100MWに達しそうです。九州が太陽電池の生産の大きなシェアを誇る地域となってきました。(t_t)

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イベント 3/16-17 新エネルギー総合展示会 New Energy EXPO 名古屋

-----イベント案内 / 名古屋会場より-----
Nagoyaexpo2007
-----image(pop up ; 同ページよりフライヤー[pdf]をキャプチャー)

" 名古屋会場 2007年3月16日(金)~17日(土)  入場無料 会場 ポートメッセなごや 第3展示場(1/3)〒455-0848 名古屋市港区金城ふ頭二丁目2番地 新絵エネルギー展示コーナー  バイオマスエネルギー(木質系、バイオガス系、メタン発酵系、燃料系、バイオエタノール系、BDF系)についてパネルや模型の展示などを行います。 ・ペレットストーブ ・バイオガス模型 ・バイオエタノールサンプル ・BDF精製稼動 他 家庭用燃料電池システムを実際に稼動します。 その他、パネルや模型、燃料電池車椅子・カートなどの展示を行います。

 多結晶、単結晶、アモルファス、色素増感の太陽光発電実物サンプルや模型、パネルの展示を行います。
 ソーラークッカー・模型、パネルの展示を行います。

 家庭用小型風車の実機や模型、パネルの展示を行います。
 本年度及び過去の新エネ大賞受賞事例をパネルにて紹介します。

 その他イベント多数

主催 経済産業省、資源エネルギー省、中部経済産業局
共催 新エネルギー・産業技術総合開発機構、日本自動車研究所など
後援 愛知県、岐阜県、三重県、名古屋市
 .......... "

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風力発電で発電し、"冷やす"= 電気の削減 オランダの「大型冷蔵システム運用プロジェクト」

 風が吹いている時に発電する風力発電がかかえる問題は?
 「風が吹いている時にしか発電しないこと」

 あたりまえといえば当たり前のこの欠点をおぎなうべく、世界中の技術者と企業が日夜奮闘中です。一般的な方法としては、蓄電。日本ではこの技術を中心に開発を進め、逆に風力発電のコスト高感を高める結果にもなっているようです。

クリッピング / NIKKEI NET,2007/22/27

風力発電の出力安定化に蓄電池活用・日本風力開発と日本ガイシ
----------

 あと、日本でも研究されていたフライホィール。アメリカでは、実証プラントが運用されています。

Beacon Power社のフライホィールという”蓄電”システム-----ソフトエネルギー、2005/03/24

そして今回ご紹介するシステムは、端的に言うと風力で発電した電気を使って大型冷蔵庫を冷やして、冷蔵庫消費するエネルギーを節約するシステムです。いわば、”電力を熱の形で蓄える”または、記事のように”発電することと同じ効果が期待できる”というシステムです。

クリッピング  / TNO - Refrigeration Technology -Key projects - Night Wind
Night Wind -Storage of Wind Energy in Colc Stores

" Project strategic objectives:
In order to accommodate the random production of energy in the grid, it would be most convenient when alternative (renewable and conventional) electricity producers could balance out the difference between production of energy and electricity demand by means of storage. The Night Wind project aims to store wind energy produced at night in refrigerated warehouses, and to release this energy during daytime peak hours. "

----------The Energy Blog----------

 日本でも大型冷機を運用されておられる会社などは、是非ご検討いただきたいシステムです。たぶん、日本の冷蔵産業が消費するエネルギーはかなり膨大なものになるはずです。おもしろいアイディアです。

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注目が集まる、エネルギーとしての藻

 バイオマスといえば、作物でいえばとうもろこし、大豆、穀物を思い浮かべる人も多いかもしれない。しかし、ここ数年注目を集めているのは、藻だ。日本でも検索すると、研究されている。だが、アメリカでは新たな投資先としてさまざまなシステムが脚光を集め始めている。

クリッピング / New York Times(printable),March 6, 2007

Venture Capitalists Move From Web to Algae

" The idea of replacing crude oil with algae may seem like a harebrained way to clean up the planet and bolster national security.
..........One goal, for instance, is that she find an energy-efficient way to convert algae into fuel, which is why she was visiting a catfish farm here that was for sale. Farmed catfish could provide a useful source of carbon dioxide for the algae, as well as a critical revenue flow to keep research going. "

----------Peak Oil news & message boards----------


 日本で、専門家でない人間がエネルギー分野で藻に注目したのは、たぶんWired News 日本語版の影響が強かったと思います。休刊(中止?)は残念です。

緑の藻が未来のエネルギーを担う-----Wired News,2002年8月19日(E)

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環境ブログ村のトラックバック・コミュニティーに”ソフトエネルギー”を登録してみました

環境ブログ村 : トラ・コミュ
 「ソフトエネルギー

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0usapias
----- image(pop up ; gifMov”Soft Energyロゴ”)

 自然エネルギーも同じく設定しました。自然エネルギー、ソフトエネルギーなどの単語に関係すると思われる内容があったら、トラックバックを送ってください。
 また、各ページからRSSアドレスが取得できますので、RSSリーダーに登録するなどの利用も考えられます。まだ使って2週間ちょっとですが、なんとなくこのサイトの全体の運用にいい刺激があるように思います。
また、各エントリーには以下のようなお願いをして、ランキングにも参加しております。よろしくお願いいたします。(t_t)

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Scotland seeks world lead in marine power / プレスリリース Scottish Executive(スコットランドの海流発電計画)

" Grants worth more than £13 million have been awarded for marine energy projects in Scottish waters, mostly in Orkney where the world's largest commercial wave power farm is being developed.  .......... Ocean Power Technology £0.598 million The PowerBuoy is a buoy acting as a point absorber which moves up and down a central 'spar' as the wave passes by .........."
----- Scottish Executive , 20/02/2007 0049996 -----image(同リリースより)

関連サイト
Ocean Power Delivery / News

Seatrials3
-----image(pop up ;”January 2007 - Full Scale Prototype completes work up Trials in North Sea”)&text : (同Newsサイトより)

"..........
Last week the machine completed successful sea trials in the North Sea,
prior to its reinstallation at the European Marine Energy Centre in Orkney later this
month. OPD is currently completing the build of the world’s first commercial wave
farm in Portugal and hopes to secure another order for a project in Scotland for build
during 2007. (”DAVID MILIBAND MP VISITS EDINBURGH TO SEE WORLD
LEADING WAVE POWER COMPANY”FRIDAY 2nd FEBRUARY 2007)"

European Marine Energy Center / MARINE RENEWABLES FUNDING BOOST

関連エントリー
WORLD’S FIRST WAVE FARM . SHIPPING OF FIRST MACHINE TO PORTUGAL(世界初! 海上での波力発電) / プレスリリース Ocean Power Delivery-----ソフトエネルギー、2006/06/22

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 以前紹介したOcean Power Deliverの波力発電システムががいよいよスコットランドで稼動しそうです。

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電機大手、太陽電池を一斉増産、京セラ倍増 / クリッピング NIKKEI NET

" 国内電機大手が太陽電池を一斉に増産する。世界3位の京セラは計400億―500億円を投じ、2010年度までに生産能力を倍増させる。最大手のシャープは今月中に生産能力を約2割増やす。........... 京セラは滋賀八日市工場(滋賀県東近江市)で太陽電池の基幹部品を生産し、年産能力は発電量換算で現在240メガ(メガは100万)ワット。段階的に設備を増強し、10年度には計500メガワット程度に.......... "
-----NIKKEI NET,2007/3/3

参考サイト
ソーラーエネルギーのサイトマップ(京セラ)

関連エントリー
05年の太陽電池世界シェア、シャープが6年連続首位 / クリッピング NIKKEI NET : 企業ニュース-----ソフトエネルギー、2006/03/30

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 30%前後づつ毎年太陽電池は増産されている。薄膜モノなどの太陽電池も今年、ようやく数十MWクラスの生産が各社たちあがるという状況なので、引き続き結晶系の太陽電池のシリコン不足の状態は続きそうだ。それでも、まだまだ各社生産に積極的な状況は続きそうだ。まあ、景気記事としてクリッピングしておこう。(t_t)

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国産バイオ燃料、600万キロリットルへ 農水省が年産目標 /クリッピング FujiSankei Business i.

" ■稲わら、木材など活用  松岡利勝農水相は27日、植物を原料とする国産バイオ燃料の年間生産量を現在の約30キロリットルから2030年度には600万キロリットル(原油換算360万キロリットル)に拡大する目標を安倍晋三首相に報告した。サトウキビに加え、稲わらや木材など従来は原料として利用されていなかった材料についてエタノール化の技術開発を進め、多様な作物からの効率生産を実現する。 ..........各省や民間業界の利害は一致していない。この日も甘利明経済産業相が「目標数値は農水省の試算であって(戦略会議の)合意内容には含まれない」と述べるなど、足並みの乱れが露呈している。"
-----FujiSankei Business i.,2007/2/28

関連情報
プレスリリース / 農林水産省、平成19年2月27日
国産バイオ燃料の大幅な生産拡大について

" 本日、国産バイオ燃料の大幅な生産拡大に向けた工程表について、別添のとおり、松岡農林水産大臣より安倍総理へ報告いたしましたので、お知らせします。

【総理報告資料】
国産バイオ燃料の大幅な生産拡大[PDF:77KB] "

 上記PDF書類より、以下の文章をクリッピングします。

" ...........
これらのバイオマスから国産バイオ燃料を生産するためには、原料の生産・収集・運搬コストやバイオ燃料の製造コストの大幅な低減が不可欠であり、4に掲げる課題を解決していかなければならない。このため、2030年頃までの中長期的な観点からは、稲わらや木材等のセルロース系原料や資源作物全体から高効率にバイオエタノールを生産できる技術の開発等により、他の燃料や国際価格と比較して競争力を有する国産バイオ燃料の大幅な生産拡大を図る。(P.12)

Press_p13figure

-----image(pop up ; ”国産バイオ燃料の生産拡大工程表”) "

関連サイト
バイオマス・ニッポン(農林水産省)

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農林水産省のプレスリリースは、報道の通り「バイオマス・ニッポン総合戦略推進会議」名でだされている。

バイオマス・ニッポン総合戦略推進会議の設置について-----農林水産省、2005/1/19発表
 さらに、

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風発「気候の歴史が動きはじめた」SEEN No. 37 / クリッピング 環境とエネルギーのニュースマガジン「SEEN」

" ..........絶望することはない。新しい変化は周縁の現場で起き、 進化し、拡大しながら、中央と全体の構造を変える。霞ヶ関や永田町から目を 離して、地域を見渡せば、東京都の再生可能エネルギー戦略など、周縁の現場 で新しい変化は始まっている(東京都は中央にあるが、環境エネルギー政策の 現場としては周縁にある)。気候の歴史は動き始めたのだ。 飯田哲也(ISEP所長) "
-----【SEEN No. 37】環境エネルギー政策研究所メールマガジン「Sustainable Energy and Environmental News (SEEN)」 - No. 37, 2007年2月1日

関連サイト
環境エネルギー政策研究所(isep)

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