風力発電の規制緩和検討へ 経産省と環境省 / クリッピング asahi.com
" 風力発電施設の設置規制の緩和を検討するため、経済産業省と環境省は合同の研究会を発足させる方針を固めた。規制が厳しい国立公園などでも柔軟に設置できるようにし、自然エネルギーの普及を図る狙いだ。 "-----asahi.com,2007年02月03日
関連情報
プレスリリース / 経済産業省、平成19年2月5日(月)
・風力発電施設と自然環境保全に関する研究会の開催について
" 風力発電施設と自然環境保全に関する研究会の開催について
本件の概要 : 石油代替エネルギーとして優れた純国産エネルギーである風力発電は、地球温暖化防止等の環境対策に有効なエネルギーであるが、近年、その立地に伴い景観や野生動植物への影響が懸念されている。こうした状況を踏まえ、風力発電の必要性と自然環境保全に関する課題・問題点等について、一体として議論・把握するため環境省とともに研究会を開催することとしましたのでお知らせ致します。
担当 : 資源エネルギー庁 新エネルギー対策課
公表日 : 平成19年2月5日(月)
発表資料名 : 風力発電施設と自然環境保全に関する研究会の開催について(PDF形式:172KB "
プレスリリース / 環境省、平成19年2月5日(月)
・「風力発電施設と自然環境保全に関する研究会」について
" 風力発電は、石油代替エネルギーとして優れた純国産エネルギーであり、また、地球温暖化防止等の環境対策に有効な新エネルギーであるが、近年、その立地に伴い野生生物や景観への影響が懸念されている。こうした状況を踏まえ、風力発電の必要性と自然環境保全に関する課題・問題点等について、一体として議論・把握するために本研究会を開催いたします。 "
コメント
非政府研究会メンバーのなかに、日本自然保護協会、WWFジャパン、日本野鳥の会などの環境関連団体、風力関連の事業者、研究者、そして政府関係者らが含まれていて広汎な議論を期待してます。
風車については、バードストライク、景観、土地利用などの点から一般の関心が高まっている。正直なところ、風力発電に賛成な人は多いのだが、そのために鳥や環境被害、景観や土地利用、実際の発電上の問題などがあると知ると、意外に簡単に、「風力発電はだめなんだね」みたいな評価を得てしまいそうになる。本質的なエネルギー資源の問題としての問題点と可能性に話が到達しない。
大型風車はまったくの専門外なのだが、一応自然エネルギー関連業者なので、よく質問されます。
というわけで、関心をもってながめておりますが、この会合は年に2回しか開かれない、こんなもので議論が進むわけもない、と思いました。
ところで、最近の”対電力会社”のRPS法の見直しの数字だが、3割増しで、”増加”したのだねといわれたが、、、。当初からの予定、新エネの割合を平成22年度までに122億kWhに相当する1.35%から、平成26年までに160億kWh、1.63%にひきあげる方針となった「だけ」です。
つまり、 1.63/1.35 =1.21
せいぜい、20%強増し。さらにいえば、本当にわずかな引き上げです。もともと、電力会社に負担を強いるというRPS法の方針だけでは、将来の新エネルギーの方向すら見えてきません。総量の6%ぐらい、588億kWh程度の調達目標がほしいところです。たぶんこんな数字を口にしたら、日本では、「荒唐無稽」と一蹴されます。調達の資金が当然問題になりますが、、、急ぐことはないと思います。成功例、たとえば、自然エネルギー特区をつくり、さまざまな支援が国、行政、国民から得られるしくみ作りを含めたプロデュースを官民で行う。
失敗しても、それこそ「再チャレンジ」。また別の方策を試み、日本の条件にあった自然エネルギー利用と暮らし方を確立することは、一つの県は無理でも、一つの集落規模でつみあげていく方式ならできるのではと、思います。
そのためにまず、日本の新エネルギーの賦存量を世界の最先端の技術を使って、日本の自然環境の中で正確に把握しなおすことです。世界の各国家やエネルギー関連機関は、「化石燃料はもちろん」、新エネルギーの賦存量の把握、推定にかなりの予算を割いています。国の将来のヴィジョン作りにとって、非常に大事な資料になるからです。
NEDOの資料が唯一の資料ですが、地域ごとの可能性を積み上げたものにはなっていないと、思っています。
個人的には、地熱、潮汐力、波力、太陽熱なども活用することができると考えています。
広汎な調査にはお金と労力がかかりますが、必要だと思います。
1970年代には日本でも、あるていど地域性をもっている新エネマップが作られたと記憶しています。昔の資料は、大学の図書館に残っているようです。現在、調べてみています。
現在の日本の新エネルギーの現状と目標は、NEDOなどの「正規」のものをみると、数値が小さく感じます。
これまでの数字を見ると世界の中で日本は2000年ぐらいまでは、新エネルギーに対してがんばっている国でした、しかし、その後の各国の雰囲気は変わり、新エネルギーへの投資額は連続30%増しという国もあります。新しい技術も生まれています。新しい技術と、地域性を展望し、継続的に広い視野にたっての賦存量の把握をのぞみます。(t_t)
参考記事、情報
・太陽光発電を優遇 経産省、新エネルギー利用で新目標値-----Sankei WEB,2007/01/29
" 新エネの割合を平成22年度目標の122億キロワット時(電力販売総量の1・35%)から、26年度には160億キロワット時(1・63%)へ引き "
・NEDO / 技術情報データベース / 新エネデーター
/ fy16 : 新エネルギーの賦存量
関連エントリー
・自然エネルギー 利用義務づけの新目標値、先送りへ / クリッピング asahi.com-----ソフトエネルギー、2007/01/25
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コメント
訂正:20080616の記事
2700兆円は、2.7兆円、・が脱落。
投稿: 岩淵 雅明 | 2008/06/26 15:02
日本原因の地球温暖化はIPCC予測をはるかに超える。シベリアのタイガ(永久凍土)は日本向け森林伐採で、太陽光が当りクレータ湖が多数発生(合計面積は独+仏の面積に匹敵)メタン臭の水が湖底割目から流、底の永久凍土のメタンハイドレートを溶かし、温暖化効率23倍のメタンガスが、放出し,氷床が溶け巨大氷河が北極海に高速で滑り落ちるテイル。負のFeedBack機構が働き,雪だるま式メタンガス発生になる。インデペンデント紙は2020頃EU崩壊(寒冷化で等で)有りえると言う。
更に、ノルウェー(スタッドハイドロオイル社)海底LNG開発に成功し2700兆円の利益/年が
見込め、既に東ガスに納入済み。ロシアのガスフロム社、カナダも相当進んでいる。リグ、砕氷タンカー、タンカーは、(日本製/韓国製)だ。6.4℃にも成れば生物種90%以上絶滅した(2.5億年前のパルム期の大絶滅)の悪夢→『全球蒸発!!』だってありうる。
投稿: 岩淵 雅明 | 2008/06/16 11:51
2007-5-29→5-21②訂正
東工大矢部先生のSolar/Laser変換:地上1KW/㎡(6h/㎡day)とする。変換効率30%として、1日のEnergy収率=1.8KWh/㎡day・・・②、1方、局所増幅風況(高度UP又は、風レンズ風況増幅で)2.5KW/㎡(Energy密度にすると)x24h=60KWh/㎡day・・・①
になる。局所光合成光束(PPF)は赤道の41.1倍(全地球規模で、緯度に無関係に創れる。従って太陽/レーザー変換効率は、33.3倍以上になる。電力化/光合成プランクトン製造に著しい効果が得られる。
投稿: 岩淵 雅明 | 2007/05/29 17:55
2007-5-21①
東工大:矢部孝教授のSolar/Laser変換も、前置高層風力(例:magenn社他、風LensBooster)のPPF変換がカギ⇒Solar赤道:地球最強Fluxでも、24h/day換算では810μmol(μアインシュタイン[E])/㎡Sである。
ゼファーでも連凧式で2.5KW/㎡(平均day)在れば、
2.5KW/㎡÷0.075KWx1000μmol/S⇒33.33x1000μ/㎡S、北極ー赤道ー南極:場所選ばず。
=33333μ/㎡S(赤道のこの程度で41倍の光合成光束を得る)これは100%LED白色光変換である。(京大)(2005)。この400~700nm:波長を1000mnに変換しlaser変換し、Mg還元エンジンを稼動さす。
800倍出力以上になる。SolarCellも同じ。
投稿: 岩淵 雅明 | 2007/05/21 08:59
ビッグ3他、マスキー法突破したHONDAを馬鹿にした。
ドチラが間違って居ました?。自明デショウ。ブレア等の排出炭酸ガス60%Cutも、そうなる。
①高層風力分布0-10000mは測定/整理シテナイ。②電力/光合成光束変換概念ナシ。③PPF水中拡散BIO、世界にワレワレ以外見当らず。植物Algae:コメ反収穫1000倍は硬い。何れこの道を通る事になる。
更に、東工大の矢部教授:太陽Leser変換は、30%~50%近い変換効率。ノーベル賞(曾甥で当主のマイケル・ノーベル氏:デュバイ資金でテスト機建設中、東工大を訪問した。Mg・Leser・変換/貯蔵Systemである。
投稿: 岩淵 雅明 | 2007/05/21 05:10