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住友化学、次世代太陽電池で米社と開発会社 / クリッピング NIKKEI NET

" 住友化学は27日、無線機器の米ローズ・ストリート・ラボ社(RSL、アリゾナ州)と合弁で、米国に太陽電池の開発会社を設立すると発表した。材料としてシリコンの代わりに化合物半導体を利用し、既存品に比べて発電効率が約3倍の新型電池の開発を目指す。 "-----NIKKEI NET,2006/10/26

関連情報、サイト

プレスリリース / 住友化学、2006/10/27
住友化学 / 太陽電池事業での合弁会社設立について(PDF)より
" 住友化学は、米国ローズ・ストリート・ラボ社(以下、RSL社)と、フルスペクトラム太陽電池の開発・製造・販売を目的とした合弁会社「RSLエナジー社」(以下、RSLE社)を、下記の通り設立することといたしました。
RSLE社は、RSL社が米国のバークレー研究所およびコーネル大学から既に得ている、従来品と比べ大幅に広範囲な光波長を活用できる半導体素子に関する特許の独占ライセンス権を引継ぎます。住友化学とRSL社は、今後合弁会社を通じ、それら特許をベースにした技術を活用し、3年後を目途に、次世代の高効率太陽電池の商業化を推進していく所存です。
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本技術の完成後は、太陽電池の発電効率を、現在主流のシリコン系に比べて約3倍の48%以上に向上できるものと期待しております。 "
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RoseStreet Labs (RSL)

コメント

 フルスペクトラム太陽電池は、”太陽光(短波長~長波長)を万遍なく吸収し、電力を発生する太陽電池。”のことだそうだ。通常の太陽電池の利用できる光の波長に比べて、大幅に広い波長域を利用すること、また素子は”マルチバンド技術同様広範囲な光波長の吸収を可能とする、化合物半導体(InGaN)を用い”ていているそうだ。開発目標、発電効率48%超というのは驚くべき数字だ。
 RoseStreet Labs (RSL) のサイトには、開発中の太陽光発電システムの画像も紹介されていた。構造的には、集光型、自動追尾に見えますね。(t_t)

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