小型風力発電システム「微風車」を販売開始 / プレスリリース 杉田エース
----- image(”微風車本体”) & text : 杉田エース / 2006年10月26日発表より
" 垂直軸型風車により風速0.8メートル程度で回り始め、風向きが一定でなく平野部の大半が低風速域の日本に最適な風力発電機です。建築金物の総合エンジニアリング企業である杉田エース株式会社(東京都墨田区 代表取締役社長 杉田直良 JASDAQ:7635)は、菊川工業株式会社(東京都墨田区 代表取締役社長 宇津野嘉彦)と提携し、航空工学に基づいて設計された小型風力発電システム「微風車」を販売開始しました。
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[参考] 1KW仕様
ブレード長 : 3.0m
回転直径 : 2.5m
ブレード巾 : 0.5m
全高 : 6.2m
ブレード枚数 : 4枚
ブレード材質 : アルミ1.0t・ウレタン樹脂塗装
支柱 : 鋼管・ウレタン樹脂塗装
発電機 : 1KW(定格出力)(15m/sec)
カットイン風速 : 3.0m/sec
カットアウト風速 : 20.0m/sec
耐風速 : 60m/sec
蓄電池 : ディープサイクルバッテリーDC12V(100A)
充放電コントローラー : 1基(24Hタイマー内蔵)参考設計価格 : 350万円 ※搬入・施工費は含みません(200W仕様は250万円)
〈オプション設定〉
ACインバーター、出力表示システム、監視システム(LAN使用)、ソーラーパネル、照明器具、ブレード材質チタン "
関連サイト
・シグナスミル
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コメント
垂直軸シグナスミル風力発電機の1kW以上のモデルがいよいよ市場に登場しました。さらに、大型のタイプも発表が予定されているようです。
小型風車は、つくば市の小型風車のように、問題のある案件も見つかったりして、かなり評判を落としました。しかしながら、「あせらず、ちゃんと設計」すれば、いいプラン作りもできるはずです。
小社でも1年がかりの、難しい案件を抱えていますが、なんとか解決したいと思います。相手が風、そして新しいシステムの場合には、いろいろと調整が必要です。
小型風車は、効率のいいものでも30%前後の発電能力です。1平方メートルあたり、風速4m/sでも、14Wぐらいの発電しかありません。(4*4*4*0.735*1*0.3=14.1W)ただし、風速が1.26倍になると発電量は、風速の三乗に比例しますので、2倍になります。また、逆も真です。したがって、少しでも風の強い場所、地上や乱流域から離れるためにより高い設置高度を確保することなどが必要になります。(t_t)
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