本「Solar Revolution」
-----本の紹介より-----(image : カバーも)
" Solar Revolution - The Economic Transformation of the Global Energy Industry -
著 Travis Bradford
発行 September 2006
6x9, 248 pp., 21 illus.
$24.95/£16.95 (CLOTH) ISBN-10:0-262-02604-X ISBN-13:978-0-262-02604-8
(ハードカバー: 238ページ
出版社: Mit Pr (2006/9/30) 言語 英語 ASIN: 026202604X )
..........
Solar energy will eventually be the cheapest source of energy in nearly all markets and locations because PV can bypass the aging and fragile electricity grid and deliver its power directly to the end user, fundamentally changing the underlying economics of energy. As the scale of PV production increases and costs continue to decline at historic rates, demand for PV electricity will outpace supply of systems for years to come. "
関連記事
・"Solar Revolution: The Economic Transformation of the Global Energy Industry"-----The Energy Blog,October 22, 2006
コメント
太陽エネルギーは、この世が存在する限り利用できる無尽蔵なエネルギーです。逆にいえば、太陽のエネルギーなくしてこの地球の生命のいかなる営みも維持することすらできないということです。太陽のエネルギーを利用する試みは、それこそ人類の起源にまでさかのぼることができる、さまざまな工夫と技術により、進歩を続けてきました。
さて、本書は太陽光発電の現在と未来について、技術とそれが与える影響について、専門家の立場から肯定的に書かれている本です。しかも、その可能性をわれわれが現実として見ることができるのに、あと数年待てばいいというのです。あと数年、10年は待たなくていい将来、太陽光発電はその他のエネルギーソースと比べてもコスト的に勝負し勝つことができる、、、。いいでしょう、待たせていただきます!
すでにそこにある技術としていまではかなり一般的になってきた太陽光発電。太陽のエネルギーを直接電力に変換する装置として、日々発展してきています。
これまで問題とされてきた、製造エネルギー、コスト、信頼性などの問題点が解決される見込みについて技術者たちが口にするようになってきたのは、ごく最近のことです。結晶系から次世代の太陽電池の進歩は、意外に時間がかかるものでした。しかし、1990年の段階で、日本では一般住宅用の太陽光発電は、ひとつの夢であり、コスト、信頼性に関しても現在達成されているような形になることが、本当に大きな目標でした。現在のシステム、実際の導入例を見ると、隔世の感のある進歩です。
未電化の地域における太陽電池、先進国の一般家庭の屋根の太陽電池、システムに独立系、連系系さこそあれ、その発電方法は、同じです。ただ、日当たりのいい設置場所を確保さえすれば、太陽の光を直接電気に変換してくれるのです。無騒音、無排気、無駆動、、、、
そしれ、
規模の大小を問わず、電力の必要な場所で、必要な量だけ確保することができる太陽光発電。その可能性を強く押し開くような流れを感じることができる本だということです。(t_t)
関連情報
・目次
・
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント