国産最大の2,400kW風車 初受注 / プレスリリース 三菱重工業
-----image(pop up ;”MWT92/2.4風力発電設備”) & text : 三菱重工業、2006年10月17日発表より
" 米国向け42基を一括で
三菱重工業は、米国の電力会社PPMエナジー社(PPM Energy, Inc.)から出力2,400kWの大型風力発電設備「MWT92/2.4」42基を一括で受注した。当社原動機事業の米国営業拠点であるMPSA(Mitsubishi Power Systems Americas, Inc.)を通じて受注したもので、PPMエナジー社が進める大規模な風車新設事業を支える。発電出力2,400kWは国産としては最大で、このタイプの受注は今回が初めて。
MWT92/2.4風力発電設備
「MWT92/2.4」は、大型風力発電機市場を対象とした戦略機種。当社独自技術により開発し、本年1月からの横浜製作所敷地内(横浜市金沢区)での実機実証試験により各種性能と信頼性を確認して市場投入したもの。
本機は、発電出力だけでなく、ロータ直径(92m)でも国内最大。また、クラス最長44.7m翼の採用により、低風速域(風速毎秒8.5m付近)での高効率な発電を実現する一方、強風を受け流す独自技術(Smart Yaw)の導入により、風速毎秒70mという猛烈な台風にも耐える設計となっている。 "
関連情報
・三菱重工、米国向けに風力発電設備42台を受注 / クリッピング asahi.com
" 三菱重工業<7011.T>は17日、米国向けに出力2400キロワットの風力発電設備42台を受注したと発表した。業界筋によれば、受注総額は約145億円になるとみられる。据え付け・土木工事は現地企業が手がける。 "----- asahi.com(ロイタージャパン),2006年10月17日
・三菱重工 風力発電プラント / プレスリリース / 2,400KW新型風車実証設備のマスコミリリースならびに披露会を実施-----2006/3月
コメント
三菱重工業は、今年の1月に横浜製作所金沢工場内にMWT92/2.4風車(2,400KW)を設置した。横浜の新たなランドマークとしても注目を集めている。直径92mの大型風車を見た人から聞いた話だが、すごい景色だという。ちなみに横浜は、この風車の設置にあわせるように、横浜での風力発電への取り組みを以前発表している。発電だけでなく、観光資源としての大型風力発電に対してどのような施策を打ち出すのかに注目したいです。ところで、この風車のベストな見学場所はどこですか? 三菱重工業横浜製作所の案内写真によれば、このあたりのはずなんですが、、、。このGoogleの衛星写真は建設前のもののようです。残念。
・Google Mapsで建設されていると思われる地点をみる
(t_t)
参考情報
・環境創造局 風力発電 / 大型風力発電に取り組みます!-----横浜市、平 成 1 6 年 1 月 7 日
/ 風車の諸元(V8.0-2MW Vestas)-----2007年春に横浜市神奈川区にある瑞穂ふ頭という場所に建設される予定。
関連エントリー
・国内最大の2,400kW大型風車を開発し、実証試験を開始 / 三菱重工ニュース-----ソフトエネルギー、2006/02/06
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