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Sharp sees solar power costs halving by 2010(ロイターインタビュー:2010年に太陽電池のコストは半減し、、、) / クリッピング REUTERS

" Japan's Sharp Corp. (6753.T: Quote, NEWS, Research), the world's biggest maker of solar cells, expects the cost of generating solar power to halve by 2010 and to be comparable with that of nuclear power by 2030, Sharp's president said.

"By the year 2010 we'll be able to halve generation costs," Katsuhiko Machida told Reuters .......... "-----REUTERS,Thu Aug 31, 2006

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Solar PV prices halved by 2010: Sharp -----Clean Break,31 Aug 2006

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 太陽電池で世界をリードするシャープの代表の発言、”2010年までに太陽光発電の発電コストは半減し、2030年には原子力発電に匹敵するものになる”
 発言者が発言者だけに、大きな見通しだ。

 現在、太陽電池のセル(原料となるシリコン)の供給不足という問題があり、いっそうの発展が”頭打ち”(へんな表現であるが、、)となっている。このことについては、2008年までに供給能力が需要に追いつくという見通しのようだ。
 シャープの既存の他結晶セルが当分主流となるが、一方で次世代の薄膜モノの発展(つまり投資)にも積極的に取り組む姿勢を打ち出した。

 世界では、いま中東情勢、ロシアの石油資本の存在感の増大、さらにはかねてから議論の多いピークオイルなどの観点から脱石油が国レベルから、コミュニティレベルまでさまざまなところで活発に議論されるようになってきたと思う。
さらに、最大の危機、
演出されたオイルショックというシナリオ、

(想像のシナリオ以下)

つまり
 G8参加国が石油を使うんだからね。ほかの国が買えない値段まで上げちゃんだからね! あと、日本みたいに資源(利権)のない(少ない)国は、より希少な資源となった石油を高く買うのはあたりまえ、さらに石油資源の確保のための負担もしてもらうんだからね! いつかはなくなる資源で、十分に儲けさせてもらうよ! よろしく。あと湾岸戦争で息を吹き返した軍需産業もよろしく!
 (以上)

 というイヤーな感じがあちこちに見え隠れしているように思う。枯渇性資源としての石油の価値、代替エネルギーの価値について、真剣な議論と見通しがますます必要になってきている中での、今回の”シャープさんの発言”は特筆すべきものに映りました。(t_t)

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