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中国企業がMSKを買収 対日で過去最大345億円 / クリッピング イザ!

" 中国の太陽電池製造大手、無錫尚徳太陽能電力(江蘇省無錫市)が日本の同業メーカー、MSK(本社東京、笠原唯男社長)を最大3億ドル(約345億円)で買収することが、明らかになった。 "-----イザ!、2006/08/06

関連サイト、情報
MSK / Suntechとのmergerに合意! 2006.08.03
" MSKはこのたびSuntech Power Holdings Co.,Ltd (NYSE上場・本社中国無錫市)による買収に合意致しました。 "

Suntech takeover opens door to Japan-----China Daily,2006-08-04
" The deal laid a solid basis for Suntech's goal of producing 1,000 megawatts of solar cells by 2010, Hu said. "

China's Suntech Moves In On Japanese Solar Market-----Renewable Energy Access,2006/08/03(please read comments)

コメント
 大手太陽電池メーカーのMSKといわれてもピンとこない人も多いかもしれない。MSK長野工場は、100MW、MSK福岡工場は、200MWの生産能力を有している。結晶系太陽電池メーカーとして、住宅メーカーやゼネコンと強いつながりの中で、国内の太陽電池市場において、地歩を固めてきている。

 今回の買収は、いろいろと話題をよびそうな規模と市場においての展開となっているが、台湾などの関係者の見方としては、影響はそれほど大きくないとの見方が強い。
 さて、国内での評価はどうなんでしょうか? 個人的には、MSKと提携しているミサワホームのシェアの今後が気になる程度ですが、サンテックのアメリカで薄膜モノ関連への投資が成功し製品化が早いと、日本での太陽電池のシェア全体にも影響を与える動きだと思っております。今回のMSK買収の動きは別にして、いずれにしろ、太陽光発電のシェア争いが世界の投資額に比例するものならば、日本のシェアがおびやかされるのは時間の問題か?(t_t)

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コメント

追加情報
・世界No.3、中国の太陽電池メーカー、サンテックが日本に本格進出、年内販売網の構築を目指す-----自然エネルギー、2009/02/19
https://greenpost.way-nifty.com/k/2009/02/no3-1947.html

投稿: 追加情報 世界No.3、中国の太陽電池メーカー、サンテックが日本に本格進出、年内販売網の構築を目指す | 2009/02/20 12:23

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