世界最高性能の8MW級ガスエンジンを開発 / プレスリリース 川崎重工
" 川崎重工は、世界最高性能をもつ発電出力8MW級ガスエンジンを開発しました。
当社がこのたび開発したガスエンジンは、発電効率が世界最高となる48%を達成するとともに、NOx排出値についても世界最高レベルの環境性能を実現しました。(O2=0%換算にて120ppm)
当社は1919年に舶用ディーゼルエンジンの製造を開始して以来、発電用を含め数多くのディーゼルエンジンを開発・設計・製造するとともに、様々なエンジンの技術開発を行ってきました。これらの多様な経験をもとにガスエンジンの開発に着手し、単筒機での性能試験を重ね、このたび世界最高性能を達成しました。
"-----川崎重工、2006年8月9日
コメント
今回の発電機は単筒80万kWで世界最高効率を達成したという。
自然エネルギーは、化石燃料の代替にはならない。これは、現状では事実だ。
化石燃料に依存しつつ、依存率を下げていく。それも可能な限りすみやかに、、、
当然、発電効率も焦眉の技術革新が求められている。
発電効率は、さまざまな方式で内外各社50%前後を達成している。
小規模分散型電源をさらに強力に進めなければいけないわが国であるが、実は化石燃料の有効利用と環境性能技術のさらなる向上が必要なのだ。
関連情報
・品川火力発電所の完成について~高効率で環境にやさしい、都心の最新鋭火力(ACC)が完成~ -----東京電力、2003,8
・東北電力・東新潟火力発電所 世界最高水準の性能を達成 -----三菱重工 長崎造船所 長船ニュース、99年8月号
おまけ
水素利用についても若干のメモ。
・Hydrogen Engine Center, Inc. Launches Manufacture and Sale of Its Hydrogen and Alternative Fueled Internal Combustion Engines and Gensets
-----Hydorogen Engine Center,Aug. 17, 2006
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