テクノ菱和、工場排気を電気に換えるダクト排気風力発電装置 / クリッピング nikkeibp.jp -環境-
" テクノ菱和は2006年6月23日、工場のダクトなどから排出される風で風車を回して発電する「ダクト排気風力発電装置 D-FLOW MILL」を発売した。排気のエネルギーを有効活用する。価格(税込み)は70万円(本体1台、コントローラー1台、蓄電池込み、設置費別)。"-----nikkeibp.jp -環境-、2006年6月26日
-----image & text(spec) :
排気風力から電力を回収するダクト排気風力発電装置「D-FLOW MILL」を開発いたしました。(2006.06.23) / プレスリリース テクノ菱和より
" ◆ 「D-FLOW MILL」の主な特長
発電量が安定していますので、蓄電池と組み合わせることで昼夜でも確実な電力供給が可能です
蓄えた電力は、非常時でも利用が可能です。
設置には、新設・既設を問わず容易に設置が可能です。
◆ 主な設置先
換気等に伴う排気のある施設(排気口にて平均風速8m/s以上)
製造工程で発生する熱や塵埃を搬送する設備のある施設
◆ 主な仕様
型式 :RWN-500HT
発電能力 :右グラフ
寸法 :本体 360mmW×400mmL×700mmH
風車 φ1200* (標準)
* 風車の寸法は、排気口の大きさにより変わります。 "
コメント
大きな工場の排気を利用するということだが、強制排気のダクト内設置となると、送風側に負荷がかかることになるような気がする。送風ファンの電力を考えるとちょっと疑問。ということで、想定の設置方法が、写真のようにダクトの排出口から離したかたちになっているのでしょうね。
こうした形態で、実績があがれば、導入を検討するような、施設があるかもしれませんね。
排気では疑問でも、ダクトに風力発電機をつけるというアイディアは、昔からあります。ダクトの吸い込み、内部の構造を工夫することで、入力風力の10倍以上の強い風を作りだすことができるという話を聞いたことがあります。また、工場よりもアメリカで開発済みとされる高層ビルにダクトを取り付けて風力発電をするという計画もあったりして、潜在的、応用的には利用されるケースも楽しみな風力発電機の新しい活躍の分野かも、と思いました。(t_t)
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