トヨタ自動車、メニコンが畜産向け たい肥化促進システムを共同開発 /プレスリリース
" 21世紀の地球環境保全のため
-豊田通商の飼料販売ル-トを通じて7月1日より販売開始-
トヨタ自動車株式会社(以下、トヨタ)とコンタクトレンズの国内最大手メーカーの株式会社メニコン(以下、メニコン)は、効率的で環境にやさしい畜産向け たい肥化促進システム「resQ45(レスキュ-ヨンジュウゴ)」を共同開発した。トヨタの子会社であるトヨタルーフガ-デン株式会社が製造・販売元になり、豊田通商株式会社(以下、豊田通商)の飼料販売ル-トを通じ、7月1日より地域を限定して販売を開始する。
現在、日本国内では年間8,900万トンの家畜排せつ物が排出されているが、2004年11月の「家畜排せつ物法」(野積み・素掘りの禁止等)の完全施行以降、畜産農家では適切な処理に多大な労力がかかっている。
今回共同開発した「resQ45」は、メニコンが保有する分解酵素・微生物を基に新開発した促進材「特別急酵」・高温菌「サーモ・マスター」を使用し、フィ-ルド試験から得た発酵環境づくりのノウハウを生かして開発した たい肥処理の新システムで、たい肥完成までの期間を約45日間と大幅に短縮し、畜産農家の負荷を軽減できる。また、悪臭や温室効果ガスの低減等、環境負荷の軽減にも大きな効果を発揮する。 "-----トヨタ自動車、2006/06/16 発表より
コメント
コンタクトレンズ洗浄の技術の応用で、家畜の排せつ物の分解処理を促進。素人がおもってもみなかった、コラボですね。つい先日、エコカー開発のロードマップを発表したばかりのトヨタさんは、環境技術にも積極的ということのようですね。(t_t)
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