米国の風力発電ディベロッパーから風力発電設備443基もの大量受注 / プレスリリース 三菱重工
----- image(pop up;”風力発電設備MWT-1000A”)& text : 三菱重工、2006年6月8日発表より
" B & Bグループが4つの新規ウィンドファームへ導入
三菱重工業は、米国最大級の風力発電ディベロッパーであるバブコック&ブラウン(Babcock and Brown、略称B & B)グループから大型風力発電設備443基(総発電出力44万3,000kW)を受注した。B & Bが米国で展開する新たな4つの大規模風力発電プロジェクトに採用されるもので、機種はいずれも出力1,000kW級のMWT-1000A型風車。当社にとって、今回ほどの大量受注は前例がなく、これにより、当社風力発電設備の累計受注台数は2,626基(同184万3,170 kW)となる。
..........
MWT-1000Aは、このクラスで世界最高レベルの発電効率を達成したベストセラー機。ブレードの構造や形状に工夫を施すことにより、低風速でも高効率な発電を実現し、年平均風速毎秒6mの場所において、従来機(MWT-1000)に比べ発電効率を約20%向上(年間総発電量約38万kWh、約80世帯相当)させた。今回の大量受注は、この実績と技術的信頼性が決め手となった。"
関連サイト、情報
・三菱重工、風力 風車 / 風力発電設備の累計引渡し台数が2,000台を突破-----2006年1月h発表より(下image”サンファン・メサ・ウィンドファーム”も)
・米国から風力発電443基受注 三菱重工 過去最大規模の300億円 -----FujiSankei Business i.,2006/6/9
コメント
大量受注。すごい数ですね。MWT-1000Aは”ロータ径を拡大(57m→61.4m)することで、低風速域の発電量が増加”させてという。結果、記事にもあるように”年平均風速6m/sで約23%アップ”させることができたという。ますます大型化する風力発電機の世界で、”小粒でも高い能力”も評価されたようですね。(t_t)
関連エントリー
・双日、大阪ガスと共同運営する葉山風力発電所より四国電力へ送電を開始 / プレスリリース-----ソフトエネルギー、2006/03/23
・国内最大の2,400kW大型風車を開発し、実証試験を開始 / 三菱重工ニュース-----ソフトエネルギー、2006/02/06
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント