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平成17年度 特許出願技術動向調査の結果について  - Part4. ものづくり・エネルギー関連技術 「色素増感型太陽電池」など / 経済産業省

" 平成17年度 特許出願技術動向調査の結果について ~Part4. ものづくり・エネルギー関連技術 「色素増感型太陽電池」「マグネシウム合金構造用材料の製造技術」「電動機の制御技術」「多機能空気調和機」-
概要
 特許出願技術動向調査では、企業や研究機関における技術開発・研究開発活動、効果的な特許戦略の構築にあたって参考となる情報として、特許情報を活用した「技術動向の分析と発信」を行っています。平成17年度は13テーマについて調査を実施し、ものづくり・エネルギー関連技術である4テーマ「色素増感型太陽電池」「マグネシウム合金構造用材料の製造技術」「電動機の制御技術」「多機能空気調和機」につき結果を公表致します。
担当 : 特許庁 技術調査課
 発表資料名 : 平成17年度 特許出願技術動向調査の結果について ~Part4. ものづくり・エネルギー関連技術 「色素増感型太陽電池」「マグネシウム合金構造用材料の製造技術」「電動機の制御技術」「多機能空気調和機」~(PDF形式:663KB)"-----経済産業省、平成18年5月10日(水)

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 発表資料によると、
「色素増感型太陽電池
本調査におけるポイント
○ 色素増感型太陽電池に関する特許出願は全世界でみた場合、1998年以降急増している。
○ 特に日本籍出願人の出願が他国籍出願人の出願を圧倒している。
○ 米国、欧州に対する出願でも、米国51.1%、欧州58.8%を日本籍出願人が占めている。」
 だそうだ。確かに、海外、特にアメリカの再生可能エネルギー関連の情報サイトなどでは、否定的な見方も多い。
 たとえば、一般の人の議論なのだが、典型だと思うので要約すると、
 "色素増感型太陽電池に関しては、退色しない色素がないように、紫外線に劣化しない太陽電池は色素型では考えられない”
 というような固定的な見方さえ多いのだ。
 しかし、日本の染物技術は非常に高い。退色しない織物はなくとも、限りなく日光堅牢度が高い染物が存在する。色素、そのものに対する日本人の可能性を追求する臭覚に期待したいです。
 欧米のマイナスの期待、払拭しちゃってください! 研究者のみなさま。(t_t)

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