「食品廃棄物エタノール化リサイクルシステム実験事業」の実施について / プレスリリース 新日本製鐵
" NEDO・バイオマスエネルギー地域システム化実験事業(委託事業)
新日本製鐵株式会社(新日鉄)は、独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の委託を受け、食品廃棄物からエタノールを製造する実証事業を北九州エコタウンで実施します。
1. 事業概要
本事業では食品廃棄物中に多く含まれるご飯やパンなどの炭水化物に注目し、この炭水化物を選択的に糖化/エタノール発酵を行い、食品残渣をエタノールに転換する新規のリサイクルシステムの実証を行います。この食品残渣のエタノール転換設備では、既存のごみ焼却施設で有効利用されていない排熱を利用し、あわせてリサイクル後の残渣を既存のごみ焼却炉で処理することにより、エタノール製造までのコスト圧迫要因を排除します。また食品廃棄物の糖化液を原料に無水エタノールを製造し、最終的なエネルギー形態として車両用燃料であるE3ガソリンに加工して利用することを想定しています。なお、本事業は平成17年度に実施の北九州市環境未来技術開発助成事業の成果を適用して実施するものです。 "-----新日本製鐵、平成18年3月27日(発表は、PDF書類)
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・新日鉄、食品廃棄物からエタノールを製造する実証事業を実施へ-----nikkeibp.jp -環境-、2006年03月29日
コメント
日本で廃棄される食品、作物の量はと? 確かものすごい量なんだよな。個人的には、食べ残さないようにしているが、外食産業、コンビ二で廃棄される生ゴミの資源化は、まさに求められていた技術だ。無駄のでないような社会にするのがいいが、すでに巨大で集中化した、肥大したシステムがある以上、対処療法も必要です。
さて、今回の発表をみると、生ゴミは、スーパー、コンビ二、ホテル、レストランなどらの事業系食品廃棄物など10t/日をエネルギー転換(よくわからん)し、無水エタノール397リットル/日を得る。
検索したら、
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