「再生可能エネルギー」の研究開発拡大を・IEA / クリッピング NIKKEI NET
" 先進国の再生可能なエネルギーへの研究開発(R&D)投資額は1980年の約3分の1どまり――。国際エネルギー機関(IEA)が14日発表した報告書...........投資が不十分だと警告している。 "-----NIKKEI NET,2006/02/15
関連プレスリリース
・Renewable Energy Technologies to Play an Important Role in a Clean, Clever, and Competitive Energy Future-----IEA,14 February - Renewable Energy: RD&D Priorities -- Insights from IEA Technology Programmes released.
http://www.iea.org/Textbase/press/pressdetail.asp?PRESS_REL_ID=172
" 14/02/2006 Paris --- “Renewable energy technologies are a crucial element in achieving a balanced global energy future; renewables can make major contributions to the diversity and security of energy supply and to economic development”, said Claude Mandil, Executive Director of the International Energy Agency (IEA) today in Paris "
-Renewable Energy: RD&D Priorities -- Insights from IEA Technology Programmes-----こちらのリポートが販売されています。棒グラフなどの一部が公開されています。
http://www.iea.org/bookshop/add.aspx?id=282
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さすがIEAというかディープリンクはすぐにはねられたみたいですね。
オープンリンクに変更しました。リンク切れの際には、IEAサイトで再検索で探してみてください。
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コメント
研究開発費が増額されていないのは、なぜ。答え、「戦費と軍需費に使ってしまったからです」
というのがあながち冗談ではない、この世界の現実です。平和でないと、自然エネルギーなどへの投資も減ります。変わって増えるのは、、、
ところで、このリリースで触れられている再生可能なエネルギーとは、
Small Hydro(<10MW)
Large Hydro(>10MW)
Geothermal
Biomass
Ocean
Wind
Solar Thermal-electric
Solar Photovoltaic
Solar Heating &Cooling
など。小水力、水力、地熱、バイオマス、海洋、風力、太陽熱発電、太陽光発電(太陽電池)、太陽熱利用。そして、この-Renewable Energy: RD&D Priorities (http://www.iea.org/bookshop/add.aspx?id=282)の添付イラストとして公開されている棒グラフ。結構面白いですね。研究開発への投資額が、ほとんど増えていないのは、意外ですね。さらに、
" Reported government renewable energy RD&D budgets for IEA member countries, 1974-2003"
を見ると、この期間の総額での、投資額が多いのは、アメリカ、日本、ドイツ、そしてイタリアの順ですが、人口比のデーターとなると、スイス、デンマーク、オランダ、そして、スウェーデンの順となり、環境、福祉で世界をリードする国がならぶことになります。人口比だと、アメリカは、日本にも劣り、その日本よりドイツがまさりっているものの、先進国中では、日本とドイツの健闘が目立ちます。今後も太陽電池、風力発電、そしてバイオマスの三本が主な、再生可能エネルギー源となる傾向は続きそうです。(t_t)
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