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バイオマス燃料の導入について / プレスリリース 石油連盟

" 石油連盟は、「京都議定書目標達成計画」(平成17年4月28日閣議決定)の実現のために、同計画に盛り込まれている“輸送用燃料におけるバイオマス由来燃料の利用”に関し、以下の方針で取り組むことを決定した。
1. 石油連盟加盟各社は、輸送用燃料におけるバイオエタノール利用について積極的に取り組み、2010年度において、ガソリン需要量の20%相当分に対して一定量のバイオエタノールをETBEとして導入することを目指す(約36万KL/年=原油換算約21万KL/年)。"-----石油連盟、2006年1月

関連記事
石連、「バイオエタノール」使うガソリンを2010年度に実用化-----NIKKEI NET,2006/1/18
" 石油連盟は18日、バイオマス(生物資源)から取り出す「バイオエタノール」を使うガソリンを2010年度から実用化する計画をまとめた。
...........業界で約2000億円の投資が必要........... "

10年度めどにバイオエタノール混合燃料導入 石油連盟-----asahi.com,2006/1/18

参考情報

バイオエタノール燃料車-----備忘ログ、2005.10.20

エコロジーシンフォニー / エタノール燃料のCO2排出量、ガソリンの13%-----2003年8/25

環境省 / 再生可能燃料利用推進会議

神戸大学 経済経営研究所 附属政策研究リエゾンセンター / ブラジルのエタノール燃料(神戸大学理事・経済経営研究所 西島章次)-----リエゾンニュースレターNo.029,2005.4月

財団法人 運輸低公害車普及機構 / バイオ燃料(なるほど! ザ・ワールド)

クリーンビーグル ニューズ / 石油代替で環境にやさしい燃料 実用化への動きが進むバイオ燃料の話し

コメント
 バイオエタノール。この計画は、添付資料を見るとブラジルの唯一の輸出可能なサトウキビから作られるものを使おうとしているように見える。
 コスト高、輸入品、食料(耕地)などの点から慎重な議論をのぞみたい。これだけの設備投資を必要とするシステム。一業界団体の動きとしてではなく、国のエネルギー政策全体として考えれば、高効率のガス火力発電所に投入されるべきだと思うのですが、、、、。設備投資に補助金などの援助が伴うのなら、なおさら慎重な検討と情報開示をのぞみたいです。素人にもわかりやすく、、、
 それにしても、うーん。情報不足はいなめないが、あまり納得できない。 (t_t)

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コメント

TBありがとうございます。
今回の取り組み決定,おそらくはガソリンを売っていく立場の石油連盟なだけに,E3とかETBEとか,何か隔靴掻痒の感がありますね。

投稿: Hyaru | 2006/01/24 00:42

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10/20のTBSラジオ「日本全国8時です」月尾嘉男さんのお話から。 このところ原油高騰の影響で,130円にもなってしまったガソリンだが,世界ではガソリンに植物由来のエタノールを混ぜる動きが進んでいる。なお,ガソリンにエタノールを10%を混ぜたものを「E10」のように表す。 エタノールは排ガスも若干きれいだし,植物由来なのでCO2対策にも有効。 最も進んでいるのがブラジルで,基本的にはガソリンはE25以上である事が義務付けられている。またエタノール100%(E100というのか?)のエタノール車... [続きを読む]

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