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国内最大の風力発電操業へ 稚内の丘陵に57基の風車 / クリッピング

" 発電容量5万7000キロワットと国内最大となる風力発電所「宗谷岬ウインドファーム」(北海道稚内市)が完成し、年内の操業開始に向け試運転を続けている。 "-----中国新聞、12月21日

関連情報
国内最大の風力発電所の完成について -----ユーラナスエナジー、2005/11/15

1000kW風車建設相次ぐ 大分県玖珠11台、北海道宗谷57台-----三菱重工 長崎造船所 長崎ニュース6月号

コメント

 1メガクラスの風力発電機が57基。壮観だろう。機会があれば是非見てみたい。自然エネルギーの推進、普及に関心がある人間なら、多くの人がそう考えるだろう。規模も壮大だ、57基。総定格発電量57メガkWのウィンドファームの登場だ。
 だが、検索エンジンで「宗谷岬ウインドファーム」と検索したら
  1. 日本野鳥の会 - 自然保護事業 - 法制度の改善 - 野鳥保護に関する法制度の改善 - 特定... 別ウィンドウで表示
 が一番にヒットした。日本野鳥の会の”懸念”を読んで、お祭り気分はふっとんだ。
 ソフトランディングを望むが、現実は厳しい対立であり。最終的には、われわれがどんなエネルギーのシステムと運用の方法を選択するかという”肢”の質が問われているのだろう。
 
 正直いえば、このエントリーには、夏に建て、付帯設備の完成により昨日連系し、お客様に引きわたすことができた1.3kwの小さな風車について、ウィンドファームにも共通するだろう、風力発電機の”勇姿”について書くつもりだった。小さな風車を通じて、自然と共存していく姿を強くイメージすることができたと書きたかった。
 だが、、、昨日の実感は真実だったのだが、イメージが現実の世界へと具体化されていく経過を、昨日の数百ワットの発電で開始した小さな小さな風車の姿に求めるには、無理があった。
 
 言えることは、昨日”ロマンを感じた”ということだ。
 昨日、電力会社の連系検査を終え、連系により電力側から買い電力メーターの回転が、それまでより遅くなったことに、共に歓声をあげ。もっと風が吹き、負荷を少なくすれば、売り電メーターが回転する! と強く喜んでいただいた方々。小さなシステムに理解と可能性を感じてくれたお客さまをはじめとするみなさまに感謝だけして、このエントリーを終わります。(t_t)
 
過去の参考エントリー
本「自然エネルギー市場ム新しいエネルギー社会のすがた」-----ソフトエネルギー、May 03, 2005

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追加情報
・三菱重工、風力発電装置の生産3倍に-----NIKKEI NET,05/12/22
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20051222AT1D2108Q21122005.html
" ..........2年後をめどに生産能力を現在の3倍にあたる年600—700基に引き上げる..........
............今年後半だけで米国中心に800基を受注している。将来は年産1000基体制を築き、現在の5倍規模にあたる年間1000億円の売り上げを目指す。 "

関連サイト
・三菱重工 風力発電プラント
http://www.mhi.co.jp/power/wind/index.html
/ MWT92/2.4 実証試験設備 建設状況レポート(6) [05.12.19]
http://www.mhi.co.jp/power/wind/mwt92/index_07.html

投稿: 追加情報 | 2005/12/23 21:39

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